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仮題『繰り返し、夏弔い』/『揺るがぬ決意』/『プラチナ』
焼け爛れて、助けを求めて。
狂ってしまえば楽だよ。
仮題『繰り返し、夏弔い』
君を夏の亡霊と呼んだ
まだ 透けてもいないのに
手の届かなくなったものは
その手で刺し貫いていく
割れた風鈴の海を歩く
鼠の死体が耳飾り
免罪符を破り捨てたのは
忘れたくなかったからなんだ
仮題『揺るがぬ決意』
中途半端を口にした
それを逃げる理由にした
背骨を奔る怖気を避けて
柳の葉も目を背けた
いつか 抱けますように
悲しいほどに通った芯
いつか 届きますように
それで死んでもいいと思えるほど
仮題『プラチナ』
何色でもない輝きが
あなたと私を繋いでは
パチリと弾ける稲光で
終わらせてくれるのでしょうか
終われない からこそ
腐らない からこそ
錆びない からこそ
私たちは 痛み続ける
その輝きが嫌いだったんだ。




