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仮題『雪だるま』/『その為に』/『現代の生活』
悴むね、どうも。
間違いなんかじゃないといいね。
仮題『雪だるま』
「春が来るまで息をしていよう」
「溶けた指先で友達になろう」
繰り返した あなたはまんまる
三角お鼻を ふんと鳴らす
朝が来る毎に小さくなるあなたと
別れるその日が辛くなって
いつの間にか怖くなってしまった
暖か陽射しの 青い空
仮題『その為に』
あらゆる苦悩に身を焼かれ
息もできぬほど 埋められて
それでも鼓動を止めぬのを
自己満足と呼ばないでくれ
子供の頃に 褪せた画面越し
歓声と 振り抜いた逆転劇
ありもしないとわかっていても
期待するのをやめられぬまま
仮題『現代の生活』
顔も声も 同じ空間も
一つとして必要ではなくなって
溶け合った空気の味すらも
わからないまま 組成が変わる
ごめんなさい 私が愛したのは
三ヶ月前のきみだったのと
同じ顔をして ガラス越し
のんきに笑う 誰かに告げた
線路にへばりつく影になってね。




