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逃亡聖女は引き籠もりたい  作者: 橘可憐
第一章 1

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間違っていない


私はほかほかの牛丼を食べながら等価交換様に聞いてみた。


「あの店のあのメニューが食べたいと言う限定も出来るの?」


「可能ですがレベルが足りません」


「それは後どの位レベルを上げれば良いの?」


「後2段階上がれば可能です」


「じゃぁ、次のレベルアップで何が出来る様になるの?」


「保存数のアップです」


「じゃぁ次のレベルアップはいつ頃になりそう?」


「累計入金額が5千万円を超えた時です」


「まだそんなに先の話になるのか大変だな」


やっと1千万円超えた所だと言うのにまだまだ先の話だったが

とにかく一歩づつ前進あるのみだ。


食後はいつもの様にドライシートを使ってから着替え

ヒールとキュアとエスナの回復魔法の練習をして

そして結界を厳重に何重にも張り直し

ベットを取り出しゆっくりと寝て目が覚めると

結界の周りにはまた魔物が溢れていた。


私が寝ている間に離れた場所の魔物が移動して来たのだろう。


私は軽く朝食を摂り支度を済ませ浄化を始めた。


今日も一日魔物と瘴気との戦いだ、そう気合を入れて

まずは範囲浄化を掛けながら少しずつ移動をして

強い魔物は個別に浄化して

そうして辺りの魔物を倒し尽くすまで浄化を念じまくって行く。


少しずつでも前進は出来ている

等価交換様の現金表示もガンガンに上がって行っている。


後は拠点を作るのに適した場所を見つけるだけだ。


でも拠点に適した場所っていったいどんな所だ?


オール電化の家を建てるのに相応しい場所

それはお日様がたっぷり当たる日当たりの良い場所

そして浄化槽を完備して水道も確保出来る場所とは言っても

この鬱蒼とした森の中にそんな場所が本当に存在するのか?


いやいや、そんな事考えたら負けだ。


無かったらこんな木は力ずくで倒してでも作ればいいんだ。


でも出来るなら水辺が良いよね

湖とか滝とか川とかそんな静かでのどかな水辺が理想だな。


そうだ水辺を探して歩けばいいのか


私はマップを広げ魔界の森に水辺を探すと

東の山脈に掛かる魔界の森高台付近に小さな湖を見つけた。


そして山脈から流れ出しその湖付近を通り

魔界の森の中央を分断する様に川も流れている。


と言う事はこのまま真っ直ぐに進んで

川に辿り着いてから湖を目指すのが方向を見失わず分かり易いか

それとも川辺で適当な場所を探せば良いかとそう決めた。


それなら方向は間違っていないこのまま前進あるのみ

私はまた目的を定め範囲浄化を使って歩みを進めて行った。



読んでくださりありがとうございます。

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