魔王だー!
「その60階にいるモンスター全員テイムします!」
「え?できるの?」
「できるよ?ちなみに魔王はダンジョンの70階に住んでるよ」
「わぁー!すごい!チートだー!
そういえばさ、しずはなんで男装してるの?」
「破滅フラグ回避」
「あっ(察し)」
「あ、それと藍姉、休日空いてる?」
「うん!空いてるよ!何かするの?」
「するよ!でも今は、特訓しよっか~(圧」
「いやァァァァァァァ」
時はたち、休日になった。
「それで、しず。どこにいくの?こんな沢山の荷物もって、、、」
「?ダンジョンの30層」
「今幻聴が聞こえたんですけど、もう一回行ってくれません?」
「ダンジョンの30層」
「え?なんで?」
「藍姉は、生まれてから、色々な人が死んでいくところを見て、魔王を倒すことを永遠に繰り返したいのか?」
「ツイテイキマス」
「着いたな」
「20歳以下は立ち入り禁止だよ」
「俺たち、こういうものなんですか、」
そうして私は自分の証明書を門番さんに見せる
「し、失礼しました!でも、気を付けてください。ここで命を落とす人は少なくないんですから」
「分かりました!」
私、こういうタイプの人好きだわ。
こう、低い&普通の身分とか子供とかでも偉そうな態度をしない人。
「ちなみに、しずって何層まで潜ったことあるの?」
「うーん、50層ぐらい?」
「え、、、」
「よし、着いた」
「あれ?さっきまで1階層にいたよね。なんで30階層なんかに来てるの?」
「?藍姉知らないの?ダンジョンは潜ったことがある階層まで転移することが出来るんだよ」
「そうなんだ、ってあれ?しず?なんでそんなに遠いところにいるの?」
「藍姉頑張ってね!モンスター100匹倒したら帰れるよー!大丈夫!ケガしても私が治癒するから!」
「え?
ふざけんなぁァァァァァァァ!」
これぐらいでやけになるって、、
私なんか10歳で30階層1000匹倒すまで終われませんしたんだよ?
これぐらいで根を上げちゃだめだよ
情けないなぁ
「助けっ、てあれ?」
「ったく、怪我したらすぐ治すって言ってるでしょ!はい!戦闘に集中!」
「あぁー!なんでだよって、魔王!?」
そこには、30層にいるはずのない、魔王がいた。




