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学校と僕。  作者: 奏良
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18

「で、当日はこれからどうするんだ?」

和倉の的確な質問に、みんなカレーから顔を上げ、田口は我に返った。

「当日は、これから1時間半の自由時間をとり、各班での出し物の確認を1時間、その後夕食準備、出し物、管理棟での入浴、就寝となっている」

田口は資料をわしゃわしゃとつかんで言う。

「今日は、二日目にあるドッジボールの会場と道具の確認、入浴場確認、時間が余ればテントや料理の班決めをする」

みんな田口の言葉にめいめいにうなずいた。

「じゃあ、男子がドッジ、女子が入浴確認でいいわね?」

中田が尋ね、みんなを見渡す。

「あぁ」

「うん!」

「分かった」

「了解」

「OK!」

「よっし!やるぞー!」

みんなめいめいにうなずいた。


「うわ・・・ほこりやば・・・」

佐崎がクモの巣とほこりを見上げて言った。

「ずっと使ってないらしいから、しょうがないじゃないか」

田口がほこりにむせながら言った。

「ほら、早くボールの数数えて出ようぜ」

和倉の言葉に僕らはうなずいた。

「1、2、3・・・」

佐崎がむせながらボールを数えていく。

僕は倉庫を見渡して、クモの巣を見た。

・・・あれ?

ここのクモの巣、倉庫の外に出来てたのと形が違うな・・・

なんだか、形がぐちゃぐちゃしてる。

「おーい、瀬斗ぉ、こっち来て手伝ってよー」

「あ、うん」

僕は佐崎に促され、ボールを運んだ。

今はクモの巣なんて気にしてるときじゃなかったな。

そう思って、ボールのほこりを払った。

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