予言 白き退魔の面のデメリット
「どういうことだ?あんたは一体何を……」
「クレン、私の話を聞いて、私はある事情で、物事をよく見ぬく能力を手に入れた……きっとあなたならその意味もわかるはず、それにそう……これを乗り越えなければあなたはきっとデゲスというあの男には叶わず、それなりに悲しい結末が待っているでしょう」
「何を?俺を信頼しているのか?」
「さあ、どうでしょうね、あなたがどうあろうと、私は妹さえ“本当に幸せ”ならそれでいい」
「あんた自身はどうなんだ」
「彼女は心に傷を負ったかもしれないけれど……私の残した罪は、そんなものじゃなかった、もっと形のない」
「あんた……気が弱まって……」
「さあ、いって、あなたなら私の言葉の意味がわかるはず、さっき……あなたの父親を見たわ、あの人は、とてもいい人ね、それにそこの……クノハさんも」
「私が見えるの?」
「重要じゃないわ、あなたたちは、隠し事をしている、私と同じように……私も彼女に隠し事を、いいえ、それはいいわけね、気持ちを隠しつづけて、彼女にうちあけていれば、裏切りをしなければまだ、彼女と仲良くやっていけたのかしら」
「……」
ふっと、意識が遠くなり、クレンの腕の中で彼女が気を失った。
「クノハ?隠し事って」
「……生善様にきくのがよろしいかと、私からはなんとも……早くかけつけましょう」
「でもお前、力は残っているのか?」
「何とか……何か重要な事を思い出しそうなんです、因果を……」
その頃、戦場。
「生前さん、クレンは?」
「さあね、知らないな」
「嘘をいうと、あとが怖いわよ」
「……」
「……あら?“ソレ”は?」
「!?」
整前は胸元をかばった。シノメは、胸元のソレに気が付いているようだった。
「そんな所にあったの“退魔の面”それも“イレギュラー”」
「くっ」
「ねえ“ソレ”頂戴よ」
「なぜこれを欲しがる?」
「私たちの面―中途半端なんだ、退魔の力を増幅させるために“デメリット”があるの」
「カルマテイカーの白き面か……聞いたことはある」
「それをクレンに教えていなかったのが、あなたの命とりね」
シノメが、右手の爪を伸ばす。そしてアゴをふった。
「ヨギ、同時に攻撃するわよ」
「……ああ」
不服そうに、ヨギが答える。
「生善さん、そんなもの渡しちゃえば」
「だめだ」
「どうしてそんなものにこだわるのよ、あなたやクレンの命のほうが重要でしょ!!」
つかつかと歩いてくるヨギとシノメ、自信にあふれ、おどろおどろしい瘴気をまとっている。
「ダメなんだ!!この世は




