はばたく翼

＊彼は世界にはばたいた。僕はそれを見る事は出来なかったけど、それが解っただけで充分だ。君はこの世界をどんな目で見るのだろう……『人類の理想』という大きな荷物を背負ったまま君は──生き続けなければならないんだね。
※この作品は＜素晴らしき傭兵シリーズ＞の一つであり改訂前のものです。改訂版は「箱庭の螺旋」ですので、そちらと読み比べなどお楽しみいただければと思います。
小説サイト「野いちご」にも掲載。