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大好きなメスケモになりました  作者: 香草(かおりぐさ)
2章

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57/96

57 メスケモ、スネークマンの国へ

「それでその気配ってのはどこにあるのか詳しく分かる?」

「この城の下だね。地下かな?」

「地下か」

 その日はひとまず休み、翌朝王様に相談してみることにした


 そして朝、なぜか僕の寝室に来ていたスネークマンの子供数人に驚いた

「え? どういうこと? 君たちは?」

「あ、起きた! 兄ちゃん起きたよ猫さん!」

「猫だー!! すごい、こんなに怪我ふさふさの猫初めて見た!」

「お兄様たち、この方は他国の王女様です。無礼にもほどがありますよ」

 何が何だか分からないまま三人のスネークマンの子達を見る

 一緒に寝ていたサクラはまだ寝ている

「えーっと、君たちは誰? 許可なく女性の部屋に入るのはどうかと思うんだけど」

 ここは厳格な態度で行こう

「ふん、お前俺たちより年下なんだろ? だったら俺たちが下手に出る必要ないって」

「そうだそうだ!」

「やめなさい兄様たち! 何をしてるのか分かっているの!?」

 ふむ、なんで僕の年齢を知っているのかはさておいて、こっちのちっこい女の子は話せそうだ

「えっと、お嬢ちゃん、君たちは誰なの?」

 僕の毛をむしろうと引っ張っている二人は放っておいて、女の子の方に話しかけてみた

「申し訳ありませんプラウディア王女様。私はヴァラガ王国第一王女のララガ・ヴァラガです。このお馬鹿な兄たちは第一王子のカルガと第二王子のケルガです」

「第一、王子・・・? この二人が?」

「お恥ずかしながら」

 僕の毛をむしってる二人の首根っこを捕まえてとりあえず椅子に座らせた

「何すんだこの! 僕は王子だぞ!」

 あーもう何だこのわがまま兄弟は

 妹ちゃんはすごくいい子そうなのに

「しっかりと縛って、これでよし」

 二人を縛り上げて王様を呼んで来ようと二人を捕まえたまま立ち上がった

 すると扉が開いて、王様が顔をのぞかせた

「こんなとこにいたのか馬鹿者ども!」

「げ、父上」

「プラウディア王女に悪戯をするなど何と言うことを! もうお前たちを息子とは思わん!」

「ま、待ってください。大したイタズラはされてませんから勘当はしないで上げてください」

 慌てて止めに入ると、少し落ち着いたのか王様はゆっくりと、そしてしっかりと頭を下げてくれた

「こいつらには私からきつく言っておく。ララガ、よく止めてくれたな」

 まあ子供の内はしょうがない

 第一王子は12歳、第二王子は11歳、そして第一王女のララガは10歳と僕と同い年だった

 僕の年齢を知っていた理由は勝手に僕の冒険者証を見たからみたいだ

「そんなことよりヴァラガ王、この城に地下があるんですか?」

「ああ有名な話だからな、城の地下には迷宮がある」

「迷宮ですか!?」

「だがあまりにも危険でな。封鎖してあるのだ」

「そこに入ることはできませんか? 友人が困っているんです」

「うむ、フェディ殿も共に行くのならば大丈夫だろう。それにプラウディア王女、あなたも相当につよいようですな。筋肉から非常に力が伝わってくる」

 許可はもらえた

 早速リーリー、フェディを起こして準備しなくちゃ

 王様は王子たちを連れてそのまま去って行った


 二人を僕の部屋に呼んで状況を伝える

「ヴァラガの地下迷宮は有名です。蛇系魔物が多く、毒にまみれた場所のため、通常の冒険者では入ってすぐ死ぬため封鎖された迷宮ですね」

 どうやらあまりにも死傷者が多いために現国王が封鎖したようだ

 まあリーリーがいれば毒の問題はないも同然

 用意を済ませ、早速迷宮を開いてもらって入って行った

 蛇魔物って結構おいしいのが多いんだよね

 さて、どう食べるかな

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