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大好きなメスケモになりました  作者: 香草(かおりぐさ)
2章

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152/162

105 メスケモ獣人の国へ5

 食事の準備ができるまで待っていると、門番さんが慌てたようにレオニス王子の前に来た

「レオニス様! 勇者一行が来訪されました!」

「なんと! 勇者とな? 女性はいるか?」

「え?あ、はい、六人中五人が女性です」

「通すがいい」

「あの、レオニス様?」

「なんだ?」

「粗相のないようにお願いしますよ」

「わかっているフハハハハハ!」

 あ、絶対分かってないなこの人。でも勇者か。今代の勇者、一度会ってみたいと思ってたんだよね」

「僕も会いたいです!」

 門番さんはお辞儀をして出て行くと、しばらくして勇者らしき五人、いや、小っちゃい子がいた。六人だね。その六人を連れて来た

 全員種族が違っているみたいだね

 えーっと、オルグの男の子、魔族?の女性、妖精っぽい少女に人間族の少女、それから蝶の羽を持つ少女に多分龍人族の少女か

 勇者はそれぞれ二つ名を持っているらしい

 フェディに聞いたところ、龍人の少女がナナミちゃんって名前で、元々最弱と呼ばれていたらしい

 それが今は覚醒して時の勇者という二つ名

 時? 時間を操る的な?

 なにそれすごい

 蝶の羽を持つ美少女が蟲人族のエアルちゃん

 元々は不格好の勇者と呼ばれるくらい醜かったらしく、今は羽化して植物の勇者と呼ばれている

 かなり大きなオルグの男の子はオセルという名前で、今代最強らしい

 確かに強そうだ

 ほわほわした人間族のお姉さんはアリアさん

 聖勇者と呼ばれている

 聖なる力の使い手だから神聖魔法なんかもたくさん操れる。というか聖なる力なら何でも使えるとか

 で、ちっちゃな妖精、ピクシー族のミリちゃん

 この子は悪戯の勇者と呼ばれていて、トラップを瞬時に設置したり、イタズラの範疇なら何でもできる

 ただし攻撃性のあるものはないので、足止めやバッドステータスを付与させることしかできないらしい

 いやそれ充分強いよね?

 そして魔族のお姉さん、トアさん

 彼女は非常にびしっとした軍服を着ている厳しそうな人

 だけど話したり見てたりしていると全然違うって分かる

 優しくて頼りになるお姉さんだ


 勇者たちの自己紹介、そして僕らの自己紹介が終わってみんなで席に着いた

 すでに料理はたくさん用意されていて、バイキング形式で食べれるみたいだ

 獲りすぎないよう注意してからしっかりと食べまくる

 優雅に上品にね

 こういう作法なんだけど、リーリーが詳しいからずっと習ってきてたんだよね

「ほほぉ、王族の作法をよくわかっていらっしゃる。さすが姫と言ったところですなフハハハ。俺様の嫁になりませぬか?」

「蹴り飛ばしますよ?」

「あうー」

 この人はふざけて言ってるのか真面目なのか分からないけど、まあ適当にあしらうことは覚えた

 食事会は僕らでも満腹になるのに十分な量があり、思わず腹筋が消えるくらい、そしてお腹がはちきれんばかりに食べきってしまった

「ふひー、おいしかったですレオニス王子」

「それはよかったお嬢さん。可愛いお腹がポッコリと。うーんナイスワーク」

 取りあえず拳骨しておいた

 このセクハラ王子、誰かが分からせないと後々大変なことにならない?

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