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球場前の雪だるま
冬の日中、あるプロ野球球団が使っている球場の前にいきなり、「大きな雪だるま」が出現した。
どうして、こんな雪だるまを球場の前に置いたのか、その理由は不明だ。球団は沈黙している。
それからも冬の日々は続いた。雪が降ったり、降らなかったり。
しばらくして、だんだんと日差しが強まってきた。春が近づいているのだ。
この時、大きな雪だるまは元の半分の大きさになっていた。今や「中くらいの雪だるま」になっている。
さらに一週間が過ぎた。
雪だるまはどんどん小さくなっていく。
すると、その中から変な物が出てきた。
雪ではない。これは立て札?
立て札には何か書いてあるようだが、まだ大部分が雪の中に隠れている。
なので、書いてある内容はわからない。はたして、何が書いてあるのか。
さらに数日が経つ。
雪だるまは完全に消えてしまった。溶けてなくなったのだ。
ただし、雪だるまが置いてあった場所、球場の前には、こんな立て札が残っていた。
ようこそ春、今年のプロ野球開幕戦は○月×日。
次回は「校歌」のお話です。




