40話 バトルロイヤルの整備
さて運営の話に戻ろう。
まず3日で2000万DP以上貯まるので一気にスキル強化を進めた。
ハルヤとハルヒを支配人と女将にするため接客Lv10にし、ハルは交換所の責任者で収納をLv10
アキオは建築Lv10で棟梁に、アキラを魔道具Lv10でバッグなどの制作担当、アキナは裁縫Lv10で衣服や防具 アキは鍛冶10錬金10収納10でドワーフ層の統括とした。
それぞれの下に何人かのドワーフが付いて班で作業に取り組んでいる。
その製品はもちろんカジノの交換品であり、武具店で売られている。
アキオには王都とリベルの近くに転移陣を置く家を建ててもらった。
さて次に取りかかるのはバトルロイヤルの整備である。
初日だったので全レベル帯が一緒に戦ったのだがこれでは低い奴は参加しにくい。
ガーシュとジョシュを呼び出し細かくレベル分けをした。
ホテルに用意した10階の招待部屋は20なので4つのレベルに分ける予定だ。
「バトルをレベルごとに4つに分けたい。意見を言ってほしい。」
「まずはメインとなる高ランクはいくつからにする予定ですか?」
メインか、あまり高くしても人が集まらないかもしれないが。
「一番高い探索者っていくつなんだ?」
そう聞くとジョシュが答えてくれる
「確かSランクが何人か居たはずです。Sランクなら90を越えているはずです」
「ですがそういった方達は大体ダンジョンに潜りっぱなしでほとんど地上にはいませんよ。」とガーシュ。
それもそうだな。戦いが好きでそこまでLvを上げたならそうなるよな。
「じゃあメインは60以上でどうだ?」
「そうなるとBランク上位あたりですな。良いところだと思いますが最初は50あたりで様子を見ませんか?」
「何か理由があるのか?」
「戦いに参加する人数が少なくては面白みに欠けるかと。」
「それもそうだな。じゃあ50以上という事にしよう」
メインが決まれば後は振り分けるだけである。
超級:Lv50~ 上級:Lv30~49 中級:Lv16~29 下級:Lv15以下
このように分けることに決めた。
参加はそれぞれ先着100名まで、参加費は下級は銅貨3枚 中級は大銅貨3 上級は銀貨3 超級は大銀貨3だ。
優勝商品は下記の中から選んでもらうつもりだ。
下級:賞金、鉄の武器、防具、宿泊券
中級:賞金、鋼鉄の武器、防具、木宝箱、ホテルペア宿泊券
上級:賞金、ミスリルの武器、マジックバッグ小、銀宝箱、VIP宿泊券
超級:賞金、マジックバッグ中、スキルオーブ(武器術)、金宝箱、VIP宿泊券
賞金は参加人数と賭け金の大きさで変わるのだが、参加費から70%、賭けの売り上げから10%を賞金にする予定だ。
賭けの売り上げ次第ではとんでもない金額になるだろう。闘技場の入場料(大銅貨1枚)の半分を上乗せしてもいい。
もちろん始まる前には優勝賞金の額を公表する。高額となればそこでまた感情DPが貰えるはずだ。
自分で金を生み出せる俺達には儲ける必要がない。配分など全部でもいいくらいだ。
例えば上級で参加MAXで100人:参加費銀貨300枚、入場MAX1万人:大金貨1枚、賭け金:1人銀貨1枚賭けると総賭金が白金貨1枚になり優勝賞金は銀貨210枚+金貨5枚+大金貨1枚=全部で金貨17枚大銀貨1枚(約1710万円)になる。
1日平均で大銀貨1枚を稼ぐLv40付近探索者にとってはとんでもない金になるだろう。入場1万人は無理かもしれないが場外でも買える賭け金はもっと増える可能性もおおいにある。
ちなみにその時の俺達の取り分は(参加費の30%大銀貨9枚+入場料50%金貨5枚+テラ銭金貨5枚)金貨10.9枚およそ1100万だ。そこまで大きくするのはまだまだ先だろうがな。
購入者の増加を狙い開催の時間も下級:10時開始 中級:12時開始 上級:14時開始 超級:16時開始と決めた。
時間は町の中の鐘の音と館内放送、デジタル時計をあちこちに設置してお知らせする。
参加者はちょっとくらい遅れたって問題ない。参加させて殺した方がよっぽどおいしいのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
これと同時進行でドラゴニュート5体とデビルを5体召喚した。
ドラゴニュートは人化というスキルを持っていたので試しに使ってもらう。
うん、ほぼ人間だ。尻尾と翼がなければ、な。
全員に擬態・変化Lv10を付ける(6000DP×10)と人間っぽく見えるようになった。
このままPTを組みDP生産所へ向かわせる。
デビルはいわゆるレッサーデビルだった。
知能が低いのか話す事が出来なかった(命令は聞ける)が、これも擬態・変化Lv10を付与してDP生産所へ。
虚ろで何も話さない不気味人間の出来上がりだ。
他にもハイオーク、ハイオーガ、ミノタウロスLv20(新規1500p)、ゴブリンキングを5体ずつ召喚
ミノ以外の全員に擬態・変化Lv10を付けて生産所送りである。
こいつらは試練の館用の魔物達である。ミノ以外なら擬態・変化で人間ぽくなったのでバトルロイヤルに参加せつつLv上げを行う。
デビル以外のやつらは知能が少し高いためか会話も出来るので優勝賞品とは別に一番人間を殺した奴にスキル1個やると言ったら大喜びだった。
「なあ、セバス。デビルはDP高かったんだが強いのか?」
「悪魔系の魔物は物理攻撃が利き辛い半精神体なのです。その特性により人に乗り移る憑依などが得意とされております。憑依するとその人間の記憶を読み取り、その人間により近い行動をとるようになります。その特性のため高DPになっていると認識してます。」
「憑依するという事は・・・擬態のLv10なんかは?」
「必要なかったかと。」
せっばぁぁぁす!!早く言えよぉぉぉ
ああ、でも人間に憑依か。
「憑依するには死体である必要はあるか?」
「いえございません。」
「例えばホムンクルスとかには?」
「憑依可能でございます。」
「その場合記憶はないけど性格はどうなるんだ?」
不思議人間では目立ちすぎるからな。
「記憶がないので現在と同じようになります。」
じゃあダメじゃねーかよ。
なにかないか・・・・。
「セバス何か言い案がないか?」
「デビルを進化させるのが良い手かと思います。」
「進化するとどうなるんだ?」
「デビルの上位アークデビルかサキュバス・インキュバスに進化します。」
サキュバス!!!
「よしじゃあその方向で進めよう。」
俺は童謡なんてしていない。決して動揺してない。
この事により地下のDP生産所はミノタウロスとデビルが中心でLvあげして、人間に擬態出来るやつらはLv10まで上げたらバトル参加でLv上げということが決定した。
パドメの出番もちゃんとあるからこっち睨むな。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「なあセバス。バトルやってて思ったんだが、復活の腕輪とリバイブは別認識であってるよな?」
「はい、それぞれで1日1度発揮されます。」
「地下の生産所も2回出来るってことだよな?」
「出来ますね。」
おおおう、モッタイナイ。
早速復活の腕輪・改を1600個作成(400万DP)し、牢屋の住人に付けていく。
ラットに腕輪?って思うでしょ?オートアジャストっての?が働いてぴったりつける事が出来た。
さすがにスライムには無理だったがスライムは食料用に移動させなかったのもあってほとんどいないのだ。
今の牢屋にはオークが100、ゴブリンが450、ウルフが250、ラットが800である。
今まで1日560万DPが生産できたのだが2回になると約倍になって1100万だ。経験値も2倍だ。
ウマすぎるじゃないか。
「なぁユウ。こいつらもっとLv上げたらもっと貯まるんだろ?」
「ああ、そうだな。だが最近スライム相手ではレベルもなかなか上がらなくてな。」
「じゃあもっと経験値の多い奴と戦わせればいいじゃん。」
「それはそうなんだが、こいつらじゃ勝てないだろう・・・・?」
いや、待て。
「でかしたルーリ!」
「え?」
コアに転移する事を告げると2人とも一緒にきた。
すぐさまメニューを開き、
「コア今呼び出せる一番経験値の多い魔物はどれだ?」
≪ デビルです ≫
デビルじゃ駄目だな。自分でメニューを確認していく。
スライムキングには物理耐性がある、ゴブリンキングにも物理耐性・・・・・
これだ。
「コア、オークの部屋にスケルトンナイトをSTR1,VIT1で召喚しろ」
≪ 召喚 完了しました ≫
モニターで確認するとさすがにVIT1ではオークに1撃で倒された。
「次は同じ条件でゴブリンとウルフ、ラットの部屋へ召喚。」
≪ 召喚 完了しました ≫
ゴブリンとウルフは難なく勝っていたが、ラットは逃げ回るばかりで戦おうとしなかった。
スケルトンナイトもSTR1というだけで襲いかかってくるからな。ラットはダメか。
「コア、今からラット以外の部屋にスケルトンナイト(弱体化)を召喚してくれ。平均Lv8になるまで継続だ。」
≪ 設定 完了しました ≫
3時間後には牢屋平均で8になっていたのでミノデビ達に倒させていく。
これで1600×8×500=640万×2で1日約1200万だ。
滞在の46万(1600×8×1.5×24)も合わせると1250万!
1兆DPまで79379日!217年!
遠いわ!!
さてと王都行くか・・・・。
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