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第三十二話 思金神






クッキー達は車に揺られていた。近藤が運転する黒いワンボックスカーにクッキー、淤加美、タツ、そしてラサール・タビコフが乗っていた。ラサールが八尾にお願いしていた、思金神との面会が叶ったのだ。ラサールと手合わせした日から、二日が経っていた。今日、天音はひーちゃんと前から約束していて、一緒に港湾地区にある水族館に行く日だったのだ。すると伊坂凪も一緒に行く事になり、困った天音は将吾を引きずるように強引に拉致していったのだ。本当は奈美ちゃんも一緒に行く予定だったのに、叶わぬ事となってしまった。天音一人では奈美ちゃんの分まで補えないと判断したのだろう。将吾を道連れに巻き込んだのだ。泣きそうな顔をしている将吾を、クッキー達は笑顔で見送った。アキ君は神社関連の仕事があり、双葉も実家の南雲亭が割引サービス期間中で忙しく、斎藤や土方も仕事なのだ。なので、この三人とラサールと近藤が思金神と会う事になったのだ。

「なぜ、思金神の力が必要なんですか?」

タツがラサールに聞くと

「思金神は知恵の神だ。博識なのもあるが、その能力で岩田達を追ってもらえないかと思ってな。思金神は離れた所から、この世の全ての機械を思い通りに動かす事が出来る。つまり超強力なハッキング能力。インターネットを通せば、世界中のあらゆる機械を自在に動かせるんだ。他人のUSBの中身を見たりなどから、建築用重機を勝手に動かしたりなど、小さい物から大きな物まで思金神にかかればお手のものだ。しかも機械を丸ごと乗っ取って操れるから、侵入した形跡が残らない……」

と、ラサールが答えた。

「……つまり機械であれば何でも自由にハッキング出来て、侵入した形跡すら残さないって事ですか?」

タツが聞くとラサールが頷く。

「完全ステルス式の最強のウイルスだな……」

クッキーが呟くと

「……なるほど。その力を使って潜伏してそうな場所の、監視カメラの映像データを片っ端からコピーするのね……」

淤加美が感心したような言い方をする。ラサールは頷くと

「……だが思金神の神人……友井茜は相当な変わり者でな。こちらの世界で暮らしているようなのだが、謎が多くどこでどのように生活してるのかがわからん。唯一の連絡手段が、世話係の櫛八玉神(くしやたまのかみ)の神主である土屋珠江(つちやたまえ)と連絡を取る事なんだ。そこで八尾室長にお願いして、土屋珠江と連絡を取ってもらったんだ……」

と言った。

「そしたら、意外にもすんなり返事がきたと……?」

淤加美が言うと、ラサールは頷く。

「だが、指定された住所は都内のど真ん中だ。勝手なイメージだが田舎の山奥にでも、こもっているのかと思っていたからな……。本当にすんなり会ってくれるのか心配だ……」

ラサールが車の窓から外を見ながら言う。確かに外は都心のど真ん中。高いビルが立ち並び、人も大勢歩いている。ちなみに車の窓には黒いスモークが張られていて、中が見えないようになっている。ラサールの顔を外を歩く人に見られたら、大騒ぎになってしまうだろう。ラサールも気を使って帽子をかぶり、マスクを付けてきた。周囲にツバのあるハットタイプで、深くかぶれば一瞬ならわからないはずだ。

「指定された住所はここみたいだぞ……?」

近藤が運転しながら上を見上げる。そこは大きな高層マンションのようだ。

「マンションに入る前に尾行がないか確認しろ、との事だ」

ラサールが言うと近藤はマンションを一旦通り過ぎて、左に二回曲がった。更にもう一回曲がる。尾行の確認の常套手段だ。

「……大丈夫そうですね……」

タツが後方を見ながら言うと、車は高層マンションの地下駐車場へと入っていく。かなり用心深い人物のようだ……。

「……ここのAの22番に車を停めろ、と言う指示だ……」

近藤が周囲を見ながら言う。入口から少し入った所にAの22番があった。近藤が車を停めてエンジンを切る。クッキー達が車から降りると、見計らったように隣のAの21番に停めてあった車から人が降りてきた。

「貴方達が八尾さんの知り合い?」

隣の車から降りてきた人物が話しかけてきた。背が高く大柄で体格の良い女性だ。肩までぐらいの髪で、白いTシャツに赤いエプロン姿だ。三十代後半ぐらいだろうか。両手に食材などが入ったスーパーのビニール袋を何個も持ち、ニンマリと笑っている。

「……貴方が土屋珠江さん?我々はキイロノイズミの者です……」

ラサールが、キイロノイズミ専用の手帳を見せながら尋ねると

「そうよ……茜ちゃんからエスコートを頼まれてたけど……あらあら。貴方は他の住民に見られるとマズいわね……とりあえず、ついてきて」

土屋がラサールを見て言う。土屋が先に歩き出すと、ラサールの両サイドにクッキーと近藤がつく。誰かと出会したら、クッキーと近藤の体格でラサールを隠すつもりなのだ。土屋は駐車場のドアを開けてマンション内に入っていき、直通エレベーターで一気に最上階の20階まで上がった。そしてエレベーターの扉が開くと、目の前にある201号室のカギを開けて中に入っていった。

「どうぞぉ。お待ちかねよ」

土屋が言いながら部屋の奥へと入っていく。クッキー達は玄関で靴を脱ぐと、恐る恐る中へと入っていった。玄関から廊下にかけて、明るくとても綺麗で片付けられている。まるで高級ホテルの一室のようだ。

「ペントハウスに住んでるなんて、スゴいですね……」

タツが周りを見渡しながら言う。一行は広々としたリビングに出た。リビングと繋がっているダイニングキッチンでは、土屋が買ってきた物を片付けていた。綺麗でスッキリした玄関やリビングとは違い、キッチンは所狭しと様々な調理器具が並べられてゴチャゴチャとしていた。相当、料理にこだわっているみたいだ。挿絵(By みてみん)

「奥の部屋にいるわよぉ」

土屋が片付けながら、奥を指差す。クッキー達は一旦リビングを出ると、土屋が指差す方にある部屋の扉へと廊下を歩いていった。ラサールが部屋の扉をノックすると

「……どうぞ」

中から女性のような声がした。ラサールが扉を開けて、クッキー達は部屋の中に入る。広い部屋の中央にはデスクがあり、パソコンのモニターが何個も置いてあった。そのモニターの前の椅子には、長い金髪で肌が小麦色に焼けた若い女性が座っていた。二十代ぐらいだろうか。白いシャツを着ている。挿絵(By みてみん)

「……貴方が思金神?」

ラサールが呟くように言うと

「八尾さんから聞いてる……こっちの世界では友井茜だ。とりあえず座って……」

と、友井が促した。クッキー達はデスクの前にあるソファに腰掛ける。すると土屋が全員に、お茶とお茶菓子を持ってきてくれた。そして土屋もソファに腰掛ける。

「さぁ、皆さんどうぞ。改めまして、アタシは土屋珠江。茜ちゃんは神人だから、こっちでの生活は神主であるアタシがサポートしてるの。あ、これこの前焼いたマドレーヌ。美味しく出来たから、みんな食べて食べて」

と、土屋がみんなにお茶菓子を勧める。みんなが遠慮しながらもお茶菓子を手に取り食べ始めると、満足そうに土屋がお茶を啜る。意外にも歓迎モードだな……聞いていた話しと少し雰囲気が違う……。

「……うん。美味しいです」

「うん、美味い」

タツと近藤が言うと

「あ、神人にも食べれるようにしてあるからね」

と、土屋が淤加美にも勧めた。淤加美は嬉しそうにお茶菓子を手に取った。すると

「……早速だが友井さん……」

と、ラサールが食べかけのマドレーヌを皿に置いて話し始める。だが

「ちょっと待って。まだ話しを聞くとは言ってない……」

と、友井が遮った。

「……?」

戸惑って顔を見合わせる一同に

「八尾さんからは、会って欲しい人達がいる、と聞いてるだけ。まだ貴方達の話しを聞くとは言ってない」

と、友井が土屋が持ってきたコーヒーを啜りながら言う。やはりな……すんなり話しを聞いてくれる人物ではないようだ……。

「……では、どうすれば話しを聞いて頂けるのかな?」

ラサールが静かに尋ねると

「うーん……そうだね……ちょっとした勝負をするってのは?」

と、友井がコーヒーのカップを置きながら言う。

「そこにいる珠ちゃんにゲームで勝ったら話しを聞いてあげるよ……」

友井が土屋を見ながら言うと

「バカバカしい。こっちは凶悪犯を捕まえる為に来たんだ。遊びにきた訳じゃない」

と、近藤が声を荒げる。すると土屋が

「まぁまぁ、そう怒んないで。……でもねぇ……もうこのままじゃあ帰れないのよ」

と、にこやかに言う。ん?どう言う事だ?一同が再度顔を見合わせると

「今、食べたマドレーヌ、毒入りだから」

と、土屋がニコニコしながら言った。一瞬の静寂の後、慌てて全員がマドレーヌを吐き出した。

「……じょ、冗談ですよね?」

と、タツが怯えた表情で聞くが

「心配しなくても、即効性はない毒薬だ。だが早いとこ、解毒剤を飲まないと全身が痺れて動けなくなる。珠ちゃんにゲームで勝てたら、解毒剤をあげるよ」

と、友井が優雅にコーヒーを口にしながら言う。

「テメェ!ふざけんなよ!」

クッキーが立ち上がるが

「もう一度言う。早く解毒剤を飲まないと、動けなくなるよ。解毒剤を手に入れるには、珠ちゃんに勝つ事。それ以外はない」

と、友井は座ったまま動じない。

「……彼女と勝負をするしかなさそうだな……」

ラサールが観念したように言うと

「ゲームって何するの?」

淤加美が友井に聞く。すると土屋がかわりに

「ルールは簡単。今から三人の代表者を選んでもらって、一人ずつアタシとロシアンルーレットで勝負してもらいます。つまり三回勝負。一人でもアタシに勝てたら、解毒剤を渡すわ」

と、説明する。

「……ロシアンルーレットってリボルバー式の拳銃に弾を一発だけ込めて、自分の顳顬に当てて交互に撃ちあう、ってヤツですか?」

タツが引き攣った顔で聞くと

「アタシは料理が得意なの。だからコレ……」

と、土屋が皿に並んだ一口大のチョコレートを出した。

「この六個のチョコレート。中に少量のブランデーが入ってる美味しいヤツ。でも一つだけブランデーではなく、即効性の毒薬が入ってるわ。食べればたちまち動けなくなる。今回はこのチョコレートでロシアンルーレット」

土屋が腕まくりしながら言うと

「ば、馬鹿げてる……。頭がおかしいんじゃないのか?」

近藤がドン引きしながら言う。

「キミは神主だし友井さんも神人だ。力を使って何かを仕掛けてる可能性が高い。我々が圧倒的に不利だ」

ラサールが言うと

「……なら、どうする?帰る?動けなくなるだけだから、誰かが助けてくれるかもよ?」

と、友井が窓の外を見ながら言う。

「ふざけるな!どうしてもと言うなら、力ずくで解毒剤を頂く!」

近藤がガントレットを装着しながら立ち上がった。だがそんな近藤を、タツが手で静止して土屋の前に座った。

「最初は僕がいきます。皆さん、イイですか?」

メガネをずり上げながら、タツがみんなに言う。その目に怯えはない。腹をくくった時のタツの目だ。

「……お、おい!本気か?」

近藤が驚いて聞くと

「おぉーし!ぶっ倒せ!」

淤加美がタツの背中を叩く。こうして、一回戦はタツと土屋の戦いとなった。





水族館は沢山の人で賑わっていた。この港湾地区にある水族館は遊園地が併設されていて、その周辺地域全体が飲食やショッピングなども楽しめる大きな商業地区となっていた。将吾は軽食が売ってる小さなキッチンカーの飲み物の列に並んでいる。挿絵(By みてみん)

周りを見ると、ほとんどが家族連れかカップルだ。水族館なんかいつぶりだろう。今日は天気もよく、絶好の行楽日和だ。将吾はオレンジジュース二つと炭酸ジュースとアイスコーヒーを買うと、トレーに乗せて近くのテーブル席に持っていく。テーブル席では天音とひーちゃんと凪が座って待っていた。

「ごめんねぇ、ありがとぉ。いくらだった?」

天音がトレーを受け取る。

「……あぁ、イイっすよ」

将吾がトレーに乗ってたオレンジジュースを、ひーちゃんと凪に渡した。

「コラコラ、年下が気を使うんじゃない。そもそもアタシが無理矢理連れてきたんだし」

天音が千円を将吾に渡しながら言うと、将吾が渋々受け取った。テーブルの上には天音の手作りのサンドイッチが広げてあり、ひーちゃん達がかぶりついていた。

「……料理、出来るんすね」

将吾の言葉を天音が聞き逃さない。

「言・い・方。イケメンなのにモテないよぉ」

天音が軽めの正拳突きを将吾の肩に入れる。

「おいしい!」

ひーちゃんが満面の笑みで言うと、凪も黙々とハムサンドにかぶりついていた。そのひーちゃんの顔を見て、将吾が思わず固まる。満面の笑みが、奈美ちゃんにそっくりに見えたのだ。あの時、もっと上手くやれていればこんな事には……。奈美ちゃんの事を思い出すたびに、悔しさやもどかしさが込み上げるのだ。そんな将吾の様子に気づいた天音が、タマゴサンドを頬張りながら

「……どした?」

と、聞いてくる。将吾はチラリと凪を見た。凪がいる手前、奈美ちゃんの話しやキイロノイズミの話しは出来ない。

「……いや、なんか水族館なんて、久しぶりだなぁと思って……」

将吾が誤魔化すと、天音はなんとなく察したようだ。

「……落ち込むよね。アタシもかなり落ち込んだ。でもさ……クッキーがさ……絶対に見つけるって言ってたからさ……。アタシはクッキーを信じるよ……だからさぁ……元気だそうぜぇ!」

天音が今度は強めの正拳突きを、将吾の肩に打ち込む。将吾は肩をさすりながら

「……そうすっね……いただきます」

と言うと、ハムサンドにかぶりついた。





友井茜のペントハウスの一室では、テーブルを挟んでタツと土屋が向かい合わせで椅子に座っていた。テーブルの上にはトレーに並べられた六個のチョコレートがある。淤加美とクッキーとラサールと近藤は、タツの後ろで勝負の行方を固唾を飲んで見守る。友井は自分のデスクの椅子に座ったままだ。

「シャッフルするなら、どうぞ」

土屋がタツに言う。タツは素早く幾つかのチョコレートを並べ替えた。

「先攻を決めましょう。コイントスはどう?小銭はある?」

土屋が言うと、タツは自分の財布から10円玉を取り出した。

「表なら貴方が先攻。裏ならアタシが先攻ね?」

土屋が言い終わると、タツが10円玉を宙に投げキャッチした。タツが手を開けると、平等院鳳凰堂が見えた。表だ。

「では、どうぞ。ルールとして、一度に何個食べても良いわよ。でも最後の二個は二人同時に食べましょ。その方が盛り上がるから……」

土屋がタツを促す。タツは六個のチョコレートをじっくり観察し始めた。この中の五個にはブランデー。一個だけ即効性の毒薬が入ってる。食べれば痺れて動けなくなると言う。形で何かわからないものか?だが、六個のチョコレートは全て同じ形に見える。土屋自身が作ったと思われるチョコレートだ。毒入りが何処にあるかわかるように、何か細工がしてあるはず……。何か目印になるような物は?……ない……か……。確率は6分の1。土屋はなぜこんな勝負をするのだろう?なぜ、ロシアンルーレットなのだろうか?この違和感を解決しないと負けてしまう気がする……。だが、いつまでも考えている訳にもいかない。タツは腹を括って一つのチョコレートを取った。そしてそれを口に放り込む。

「……だ、大丈夫……みたいです」

タツがチョコレートを食べながら言うと、クッキー達は胸を撫で下ろす。とんでもない緊迫感だ。だが次の瞬間、タツは驚いて絶句した。土屋は残った五個の内、三個を次々と口に放り込んだのだ。

「……うん、美味しい。さ、どうぞ」

笑顔で言う土屋に、タツは恐怖で慄く。やはりどこに毒入りがあるのか、わかっているのか?ひょっとして土屋の神主の能力?6分の1があっという間に2分の1の確率になってしまった。このどちらかに毒が入っている……。そもそも毒なんて入ってないんじゃないか?そんな気すらしてくる。くそ!このままでは負けてしまう……。絶対なにか目印があるはずだ。チョコレートを食い入るように見つめるタツに

「……こっちが毒入り。さぁ、信じる?信じない?」

土屋が右のチョコレートを指差した。タツは土屋を見る。土屋はニコニコしている。全く表情が読み取れない。ある意味、最強のポーカーフェイスだ。だが、これは明らかに揺動。こちらに揺さぶりをかけている。信じるべきか、信じないべきか……。土屋は一見すると、ごく普通の主婦のように見える。極悪人には見えない。こんな時にブラフを仕掛けてくるようには思えない。だがそれを逆手に取った、ブラフの可能性もある。たぶん土屋は何らかの方法で、どちらかに毒が入っているかわかっているはずだ。正直に相手に言うメリットはない。やはりブラフか……?タツは震える手で、土屋が指していない方のチョコレートに手を伸ばす。だが、タツはチョコレートに手が触れる直前で、土屋が指す方のチョコレートを掴んだ。

「……あら、そっちでイイのね?」

と、言う土屋に

「……貴方は何らかの方法で、どちらが毒入りか知っています。そして僕がこっちのチョコレートに触れる直前まで、貴方の表情が変わりませんでした。僕がこっちを選べば毒入りを食べる事になるのに、表情が変わらないのはおかしいと思ったんです。つまり貴方が指しているチョコレートの方が、安全なチョコレートの可能性が高い……」

と、タツが説明する。

「……そう。イイわ。では、同時に食べましょう……」

土屋が溜息をつきながら言う。ん?このリアクションは……?もしかして、勝ったのか?タツと土屋は同時にチョコレートを口に放り込んだ。

「……んん。やっぱり、美味しい!」

満面の笑みの土屋の前で、タツがゆっくりと地面に倒れこんだ。








[登場人物紹介]

挿絵(By みてみん)

名前:禍津日神(まがつひのかみ)

別名:魔月妃 魔月妃さん

年齢:不詳

守神:なし

能力:五神通力の一つ、他心通を使い心が読める

   心を読むのは瞬間的にしか読めない

   天野氷美子と同じ真眼を持ち、守神を見抜ける

   その他の能力は謎に包まれている

備考:神人 厄災や凶事を司る神様

   なぜか神主を集め禊を行い全ての消滅と再生を目論む

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