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要塞style  作者: 柚木 裕
同期
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6/12

開戦

その後カラスマと別れ、お互い忙しい日々に戻っていった。



その一週間後のことだった。


またもや敵軍が攻撃をしてくるという情報が入ったのだ。しかも前よりでかい規模らしい。


「大丈夫なんですか?」


俺は大佐に尋ねた。


「なぁに心配するな。しかも今回はとっておきがある。」


とっておき?聞いたことないな。


「何ですかそれは?」

「まぁ、後でのお楽しみだ。それより命令を伝えろ。今回の作戦は狙撃部隊主体でいく。歩兵部隊は狙撃から逃れた取り逃がしだけをねらえとな。」

「狙撃部隊ですか・・・わかりました。」


俺は魚(腐)事件の時のようなことがないことを祈りつつ、命令を伝えに向かった。



数十分後、いよいよ敵の軍勢が見えてきた。


「うわっ」


ホントに前とは違う大きい軍勢だ。


「あぁ、ちなみに今日は全部隊に催涙弾を持たせてある。」

「なんでふつうの弾丸を使わせないんですか?」

「弾薬の節約だよ。」


むしろ催涙弾の方が節約するべきだと思うんだが…まぁあまり出番のない弾薬だからな。そういう意味での節約なんだろう。


「お、そろそろくるぞ。」


一気に緊張感が高まる。今回は狙撃部隊を主体にするといっていたが、あの少ない人数の狙撃部隊を主力にまわして大丈夫なのだろか…


ドォォォン!


地を這うような低い音とともに敵軍の大砲が発射された。

少しシリアスな話になってしまいました。

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