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織田信長くんー不治の病に 敵に塩を送るII
信長くんは悩んでいた。めちゃんこ悩んでいた。そう、彼は不治の病にかかってしまったのだ。
昭和の大漫画家が描いたモグリの医者の話にもあった、この病の特効薬があればノーベル賞も取れるという水虫にかかってしまったのだ。
水虫は夏のものだけではない。冬になれば、それがしもやけと合体して痒くなるのだ。
信長くんが足の指をかいていると、上杉謙信謙信くんからのお便りが届きました。
「ああ、わしはあのアホのおじちゃん二人、武田信玄くんと上杉謙信くんを敵に回すまいとお中元とお歳暮はかかしたことがないのだ。おそらく、その礼状だろう」
「そうなんですか?でも、なんか入ってますよ。白い粉が」
「白い粉?なんか怪しくないか?末端価格がお高いものとか」
「いえ、塩のようですよ」
「塩?なんで?」
「お手紙読んでみますか」
「うむ。読んでくれ」
ヤッホー 信長くん。
水虫なんだって。
昭和生まれのおばちゃんに聞いたけど、お風呂で塩でもんで洗うといいらしいよ
本当かなと半信半疑ながら、お風呂で塩もみもみする信長くんであった。
おわり




