竹中半兵衛くんーそうだ!転職しよう② 秀吉くんとの運命の出会い
信長くんのところに仕官しようとしてやってきた半ちゃんこと。竹中半兵衛くん。
「え?天才軍師?いらない」
「いらないって、今孔明って言われてる人ですよ」
「だって、あいつのおみやげ、ちくわよ。なんでちくわなの。俺、甘党よ」
「じゃあ、帰ってもらいますか」
「そういえば、うちで飼っているお猿さんの飼育係のじいさん、この間、ぎっくり腰でやめたでしょ。ちょうどいいからお猿さんの飼育係に採用しよう」
「は・・・はあ・・」
なぜか、信長くんのお城で飼っているお猿さんの飼育係に採用されてしまった半ちゃん。
弟の竹中久作くんとお猿さんのお世話をしている半ちゃん。
「ねえ、兄ちゃん、なんで俺ら、こんなことしてるの」
「うむ。おみやげのちくわがいけなかったらしい。片桐殿からおみやげといえばちくわと聞いていたのだが、信長様が甘いもの好きだとはリサーチ不足だった」
ですが、何事も完璧にしなければならない。半ちゃんは一生懸命、お猿さんのお世話していました。
そんな冬のある日、お猿さんの中に着物を着ているお猿さんを見つけました。
「あ、おはよう」
え?私・・・とうとうお猿さんの言葉まで理解できるようになってしまった?
「いつも、お猿さんのお世話ありがとうございます。拙者、木下藤吉郎とと申します」
「お猿さんなのに・・・名前まであるの?」
「キャッ・・キャッ・拙者、人間ですねん」
「え?人間?で、何してるんですか?」
「あ・・このお猿さんの胸に草履入れて暖めてもらってました」
「なんで?」
「信長様の草履、冷たいと、信長様、嫌かなと思って」
「自分の胸にいれれば」
「やですよ。信長様、水虫だし・・」
「は・・はあ・・」
これが後の豊臣秀吉こと木下藤吉郎と半ちゃんこと竹中半兵衛との運命の出会いであった。(うそです)
おわり




