井伊直政くんーキャラクターをつくるぞ
井伊直政くんは困っていた。めちゃんこ困っていた。
主の徳川家康くんに佐和山の領地をもらったものの、前の領主の石田三成くんがめちゃめちゃ善政をしいていたからだ。だから、佐和山の人々は井伊直政くんに全く懐かないのだ。
佐和山城をぶっ壊して、彦根に城を建てたものの、まだ、懐いてくれないのだ。
そこで井伊直政くんは考えました。
「そうだ!キャラクターを作ろう」
「キャラクターですか?」
「いつの世も、みんなかわいいものが好きなのじゃ。枕草子にも書かれておる。うりにかきたるちごの顔。よし、モチーフはこれにするぞ」
井伊の直ちゃん、さっそく、絵を描き始めました。しかし、彼は絵が壊滅的に下手でした。その絵はうりというよりは、カブトを被った猫にしか見えませんでした。
家臣は思いました。こんなのが外に出たら殿の恥になる。その絵はそっと封印されました。
四百年ほどたちました。誰かがその絵を見つけました。
よし、これを彦根城のキャラクターにしよう。
おわり
真面目な戦国も書いてます
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