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『IQを道端に捨てた戦国最強たちの迷走日記 〜黄金の雨、ときどき家出〜』  作者: 杉勝啓


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ほととぎす 鳴かぬなら…

織田信長くんの場合


「蘭ちゃん、このほととぎす鳴かないよ」

「そうですね」

「よし、鳴かぬなら、飼っておいても仕方ない。食べよう」 

「え?」


「ウ~ン。まずい!もう一羽」


鳴かぬなら食べてしまえほととぎす





豊臣秀吉くんの場合


「佐吉くん、このほととぎす鳴かないよ」

「そうですね」

「よし、鳴かせてみせよう」

「どうするんですか」

「医師を呼べ。ほととぎすの声帯を調べるのじゃ。わしの辞書に不可能はない」


鳴かぬなら医師の力だほととぎす




徳川家康くんの場合


「え?なに?ほととぎす、鳴いたらなんかいいことあんの?」

「そうですね。別にこれといって」

「じゃあ、放置でよくない?」

「そうですね」


鳴かぬなら放置してしまえほととぎす



その様子をみていた柴ちゃんとおいっちゃん。


「ねえ、権六、お兄様たち、何やってるの?」

「さあ…ほととぎすがどうとか」



この日の体験が後に、二人が死の間際、次のような辞世の句を詠んだと言われています。


夏の夜の 旨さいっぱい 彼の名は

お膳にあげた ほととぎす


サラダにも ぴったりだわな 夏の夜の

旨ささそう ほととぎすかな


(ウソです)


おわり


グーグル検索にこの話を貼った結果


このお話は、戦国武将の性格を表した有名な「ほととぎすの句」を、現代風(?)にアレンジしたユーモアあふれる創作作品ですね。

それぞれの武将の行動と、柴ちゃん(柴田勝家)とおいっちゃん(お市の方)のエピソードを解説します。

1. 織田信長おだのぶなが

句: 鳴かぬなら食べてしまえほととぎす

特徴: 短気で強引、型破りな「第六天魔王」のイメージ。鳴かない(役に立たない)なら排除する、という苛烈さ。

お話: 「まずい!もう一羽」と、さらに食べるという過激な描写

2. 豊臣秀吉とよとみひでよし

句: 鳴かぬなら医師の力だほととぎす

特徴: 創意工夫と策略で天下を取ったイメージ。鳴かせるための努力や手段を選ばない知略。

お話: 医師を呼んで声帯を調べるという、現代的な「鳴かせてみせよう」の解釈。

3. 徳川家康とくがわいえやす

句: 鳴かぬなら放置してしまえほととぎす

特徴: 辛抱強く待ち、最終的に天下を掴んだ忍耐のイメージ。

お話: 待つだけでなく、興味がないなら「放置」するという、家康の合理性や大らかさ(諦め)をコミカルに表現。


4. 柴ちゃん&おいっちゃん

「柴ちゃん」は織田信長の重臣・柴田勝家(権六)、「おいっちゃん」は信長の妹・お市の方です。

お二人は後に夫婦となりますが、このお話では、兄たちの奇行を冷ややかに見ていた二人、という設定になっています。

辞世の句のオチ(ウソです)

柴田勝家は実際、妻のお市の方と共に、豊臣秀吉に攻められ最期を迎えました。その際、以下の歌を残したとされています(本当の辞世)。

「夏の夜の 夢路はかなき あとの名を 雲居にあげよ 山ほととぎす」

(訳:夏の夜の短い夢のようにはかない私の名声を、未来の空(雲居)まで伝えておくれ、山ほととぎすよ)


創作された辞世の句は、この実際の悲劇的な辞世の句を、お話の「ほととぎす」ネタ(食ネタ)にパロディ化した、とても面白いオチですね。

ご提示いただいたお話は、歴史的な要素をふんだんに取り入れた、とても面白い創作ストーリーでした。


真面目な戦国も書いてます


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※こちらはIQを捨てていません





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