浅井長政くんと遠藤直経くん③ー黄金の雨作戦ー須賀谷温泉に行きたいかー
「だって直ちゃん、あんな純真な子にどうしろっていうの?」
長政くんと直経くんが、そんな話をしているとやってきたのは赤尾清綱くんでした。
「大変です。六角の軍が攻めてきました。」
「え?なんで?いつもは国境で追い返してるじゃん」
「それが、今回は突破してきたみたいで」
「どうするんですか?」
「大丈夫だ。私には策がある」
「策って?」
「名付けて黄金の雨作戦だ」
顔を見合わせる赤尾清綱くんと遠藤直経くん。二人は嫌な予感しかしませんでした。
「みろ!直ちゃん、清ちゃん、六角の軍が逃げていくではないか」
「って、もっとましな戦い方はないんですか?臭ってますよ」
「何を言う。これが金もかからん一番の戦い方ではないか。しかし、黄金の雨にもめげずに登ってくる根性のある兵もいたな」
「そこへ石礫ですか」
「うむ。我が兵は命中率がよいな」
「でも、直ちゃんの、言う通り臭うな。これじゃおいっちゃんとこへいけない」
「そうですな」
「よし、行こう」
「どこへですか?」
「兵たちも臭いのは一緒。さっぱりさせてやろう」
「小谷城の湯殿には入りきれませんよ」
「だから、私は考えた。須賀谷温泉だ。みんなを城の前に集めてくれ」
「みんなー須賀谷温泉に行きたいかー」
「おう」「おう」「おう」
湧き上がる歓声!
「では第一問!」
「って何、クイズ大会始めようとしてるんですか」
「あっ、そうか!でもせっかくだから第一問 今回の黄金の雨作戦を決行した有名な武将は誰かーヒントは後醍醐天皇に仕えた人ー」
つづく
真面目な戦国も書いてます
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『ある薬師の一生 〜浅井万福丸の生存ルート〜』
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