8話
わたしはバイトの終わりに
旭にメッセージを送った
【話したいよ。電話してもいいかな??】
そのメッセージを見た旭はドキンとして
返事に困っていた
(な、何コイツ!いきなり甘えてきて!!可愛すぎる!!!)
旭は返信をした
【いいよ】
わたしはその言葉を心底喜んだ
(旭ならわたしを理解してくれるのかな?)
わたしは旭に電話をかけた
ブルルル
「はい。」
旭の声
凄く落ち着く声
わたしは
「ねえ、旭は何でわたしに付き合おって言ったの?」
気になっていたことを思わず聞いてしまっていた
「それはさー。。お前とならうまく付き合えるかなと思っただけ」
旭
ズキン
旭の言葉にわたしは傷ついた
「そ、そんだけ?」
「そうだよ」
わたしはグッと唇を噛み締めた
「わたしのことはやめた方がいいよ。小さいときから婚約者もいたし変態にも毎日のように遭ってた。だからさ、わたしと付き合っても自分のことを下げるよ?あはっ」
わたしはしどろもどろ本当のことを話したけれど
電話越しの旭の顔は真っ赤だった
(オレ、今までのアイツへの見方を間違っていた?こんなに苦しいことがあったなんて、、知らなかった)
「お、おれはさー、お前に、、一目惚れしたんだ!!」
旭が自分の気持ちを伝えたのは無意味だった。
ツーツー
電話は切れていた
「はっ、、、!!?」
旭は砂のように真っ白になった
そう
わたしは耐えきれなくて通話をやめていたから
(多分嫌われるよね。でもいい。)
わたしは強がっていたけれど
初めて本当のことを話して
相手がどう思うのかが怖かった
それだけだった




