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6話

わたしは朝から不機嫌だった



だって!!

だって!!!


付き合おうって旭から言ったくせに

何で付き合ったのかを聞いたら

【興味】

っていわれたから


(き、興味って何なの?!?どういうこと?好奇心!?)


登校中

わたしはモヤモヤしながら自転車で駅へ向かった


(いかん!!気持ちを切り替えなきゃ!!)


わたしは無理矢理今日の予定を考えた


「今日はー、バイトだな。あーまたあの人に会うのか。。」


わたしは溜め息をついた


わたしの男性経験は散々だから


でも

変態に遭うのを除けば

周りの男の子はこんなわたしに優しくて


中学の卒業式の後

わたしの家に後輩の男軍団8人くらいが

わたしの家に現れたこともあった


他の中学校の男の子とも

仲良くなったりと


でもわたしは彼らには恐怖心もなく接していたっけ


そんなこんな考えてたら

わたしは電車を降りて

高校まで歩き出していた


その時後ろからわたしの手を誰かにキュッと握られた


「!!?」


わたしが振り返るとそこには


「旭ー、、」

ニコッと笑いかける旭

「おはよう!湊」


わたしは繋がれた手を解いた


「い、いやだ!わたしそういうの好きじゃないし」

「、、、。」

「ご、ごめんね」


旭は少し無言になって考えて

それから笑顔で

「いいよ⭐︎」


そう言った


学校へ着くと

わたしは教室に入って凛ちゃんの元へ向かった

「おはよ!凛ちゃん♪」

「湊おはよー、、、あのさ、、何で佐伯くんと登校したの?女子達怒っているよ?」

「あー、、、」

(凛ちゃんには嘘つきたくないからなあ)


わたしは笑顔で凛ちゃんに昨日のことを話した



数分後

「へえーそうなんだ。いいんじゃない?あ!でも何言われてもめげるなよ!?」


凛ちゃんはわたし達の応援をしてくれた

(凛ちゃん姉御肌)


その時

「おはよう!真中さんと前田さん」


盛山くんが来た


わたしはまた頬が熱くなってうつむいた


「おはよう盛山くん」


わたしのことを見ていた旭は不機嫌な表情

(は!?彼氏がいんのに他の男に頬を染めるとか)


わたしはそのチクチク刺してくる旭からの視線に気づいていた

だからわたしは


「盛山くん!わたし彼氏ができたんだー」

そう伝えた


(付き合うっていっても流れだけれど。でもきちんと伝えることは大切だよね)


「あー、、そうなんだ」

盛山くんは薄笑い


でもわたしは間違ってない

これからも間違わない

そう思っていた

それを聞いていた旭はホッとしていた


帰宅時

駅からるんるんと自転車で帰るわたし

でも家の近くで他校の制服の男の子に声をかけられた


「ねえ、ちょっといい?」

「やだ」

即答したわたしにその男の子は怒っていた

「はあ!?やだじゃねえだろ!?」


わたしはその言葉を聞いた瞬間

身体中の血の気が引いて


ガシャン!!!!!


わたしは自転車から降りて倒して

走って逃げた


(もーヤダヤダ怖い!!わたしに構わないで!!)


それでもわたしは家に帰ると笑顔で家の手伝いをした


それからバイトへ向かった


(今日のシフト、あの人がいませんように)


わたしには旭に話していないことがたくさんあった


親が勝手に決めた婚約者

わたしに意味深なことをいうバイト先の年上の男性

バイト先の合コンに誘う社員さん

そしてー、、変態たち


話したら男の人はわたしから遠のく

わたしはそれが怖くて言えなかった

家族にも伝えられない

わたしの秘密

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