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38話

その日

授業中

5時限目

わたしは授業をサボってまだグスグスと泣いていた

時折1人で笑って元気を取り戻そうとした

でもダメだった

「失恋してしまった。。初めての経験だ」


痴漢めいた他校の男の子や

告白してくる男の子は沢山いたけれど


こんな感情を相手に与えていたのかもしれない

そう思うと

わたしはこれはしっぺ返しだ

そう思った


その頃

旭は困惑していた

(アイツ、どこにいるんだ??)

わたしのことを心配した旭は

「先生!オレ、気分悪いんで保健室に行きます」

そう言って

教室から抜け出すと

わたしを探した


わたしは相変わらず泣いていて

「涙っていつ止まるんだろう?」

疑問を自分にぶつけて誤魔化した


その時

フワッと後ろから誰かが腕をまわして抱きしめてくれた


「お前の涙を止められるのはオレだけでしょ?」

「!!??!」

(この声は、、旭!?)


わたしはしどろもどろ旭かもしれないと思って

抱きついた相手に聞いた

「変質者!?」

「こら!!怒」


(え??本当に旭?でも顔を見れない)

わたしはそう考えて


「あのー、誰なのか存じ上げませんが」


話し始めた

「何?」

わたしは耳元で話す声にビクッとした

(あ、感じてる)

感じるわたしに旭は満面の笑み


旭は調子に乗って

「お前って好きな人がいるの?」

耳元でそう囁いた

わたしはその度ビクビク感じてしまって


「、、、」

声を出すのを我慢した




旭はこの時考えていた


(コイツをどうやってオレのものにできるんだ?)


旭は考えても答えが出なくて

だから

バッ!

わたしの前に来て

わたしにキスをした

「、、、。」

(やっぱり旭だったー。。)


わたしは静かな階段で

旭にキスををされて

スカートの中を触られて

凄く満たされた気持ちになった

「あっ。。」

わたしが声を出す度に旭は顔を赤らめた

でも音が響いていて

それが恥ずかしくて

バッ

旭を両手で遠ざけた


「???」

困惑する旭に

わたしは勇気を出して

伝えた

「お、音がエッチだし。なんか、ドキドキしちゃう。」

わたしは顔を真っ赤に染めて目を逸らして旭に今の気持ちを伝えた


「!!???!」

旭はわたしの反応にドキドキしていた

「双葉ちゃんは旭のことが好きなんだよね?」

「いや、それは無い」

即答する旭


でもわたしが本音を伝えることをしてはいけない


わたし達はそのことを理解しあっていた、と思っていた

この後

旭は暴走する

なんてわたしは予想だにもしなかった


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