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36話

体育祭も無事終えて

旭は覚悟を決めた


というかムカムカしていた


「アイツ!!!もう許さない!!!これからはオレが湊を独占してやるからな!!!覚悟しておけよ!アイツも湊も!!」

そう言って


ボスっ⭐︎

枕を壁に投げつけた


そのとき

わたしはバイトをしていて

「いらっしゃいませ♪」


自分だけで生きていくスキルを高めていた


休日明けは三者面談があって


先生から

「この成績なら大学もいけますね。このまま勉学に励んでくれれば良いと思います」

そう言われた


母と帰る時

母は褒められて嬉しそうにわたしと歩いた


でもー、、

「あんたさー、大学じゃなくて短大にしてよ。大学はお金かかるから。あと奨学金で行ってよ」

そう言われて

わたしは悩んでいた


(早く家を出たい。勉強だってすきでやっていないし、適当。だから進学したくない)


わたしは親のお飾りでもないし

弟が連れ回したいお飾りでもない


正直

家族にうんざりしていた


わたしは自分の価値もない存在

そう思い込んで生きてきた


だからー。。

わたしなんかを好きになる男性もいないし

こんな人生どうでもいいんだから汚いことだって平気でできる

そう思っていた


(自分の感情を殺すのは得意だ)


わたしは

帰宅すると部屋でうずくまっていた


そんな時は

必ずハズくんが現れた


「湊⭐︎この前元カレとキスしたんだって??」

「、、、。」


そんなわたしを好きに扱うハズくん


わたしはいつの間にか自分を求める存在に応えることで自尊心を満たしていた


(体の関係だけでも良い。)


わたしの心の中は薄暗くて

淀んでいて

そんなとき

ふと旭のことを思い出して


わたしはそのことだけで心を満たしていた

(何でだろう?旭のことを考えると凄く気持ちがいい)

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