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32話

自分に言い聞かせた旭は

それでも

ガンッ

電信柱に拳を打ちつけて


「っ、、、」

胸が痛んでいた


(オレは馬鹿なのかもしれない。湊を助けてあげなかった。幼い時からの関係だし親のこともあるし断れない湊の気持ちを無視していた)


「あっ、今日は萌実が家に来る日だった。。」

旭は気持ちを切り替えた


(もう湊のことは関係ない)

そう自分に言い聞かせた


その頃

わたしはハズくんに

「ねえ、ハズくん。もうわたしこんなことしたくない」

そう話した

ハズくんはわたしの言葉を聞き流して

「あのさー、湊、彼氏とはどうなの?」

そう聞いてきた


「え?旭のこと?もう別れたけど。。」

「ふーん。。」

ハズくんは気に入らない様子だった


(多分アイツが旭だよな。別れたっていっても湊のことをまだ、、、、怒)


わたしが帰宅したあと

ハズくんは双葉ちゃんに連絡をした

「はい」

電話に出る双葉ちゃん

「きみさー、双葉ちゃんだよね?連絡遅れてごめんね」

「いえ、連絡くれるなんて嬉しいです」


冷たい瞳でハズくんは話し始めた


「デートでもなんでもするからさー。そのかわりにきみに頼みたいことがあるんだけど」

「はい。。」

「湊の元カレを湊に近づけないで。絶対」

「わかりました。でも旭くん、もう今は彼女いますよ?」

「そう。。でも頼んだよ」


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