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転生したのにゾンビかよ  作者: 豆太郎
第2章 学院編
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16 真相が知りたい

俺は青龍狩りから帰り、宿に着く。部屋に入り、服を脱いでベッドで横になろうとした。


「ふぅ、お金も稼げて懐かしい味の肉も食えたし最高だったな。今日はゆっくり寝よう。ま、アンデッドだから睡眠なんていらないけどね。ん?」


俺はベッドに座り、布団を退かそうとしたがなにかがそこにはいた。


綺麗な白い太もも、いやらしい下着をつけている女。


そうシルビアが俺のベッドで下着姿になって寝ていた。


いや?なんで?俺としてはかなり嬉しい状況だが、理解が出来ない。いや、シルビアも女の子だったのだろう。きっと、リリに刺激され焦っちゃったのかな?


ずっとその姿を見ていたいが俺はほんの少し残っていた良心を奮い立たせ、シルビアの肩を揺すり起こした。


「シルビアさん、起きてね。起きないと襲っちゃうよ〜俺はゾンビだからね!!」

「んっ、せっかくいい気分で寝てたのに一気に疲れが来たわ」

「しつれいな!」


そんなやり取りをした後シルビアは事の経緯を話し始めた。


シルビアは俺が青龍狩りに行っている間王都の真ん中にある図書館に行っていたらしい。


そして幾つか分かった事があったらしい。


まず俺が生まれた墓地は、ソドム霊園という墓地だったとの事。そして、その近くにある村がソドム村という名前だ。


おそらく俺はそのソドム村で生まれ、何らかの事件がありゾンビとしてさまよって居たのだろう。


そして、真実に近づく重大な情報を仕入れたらしい。


「貴方の村で起きた何らかの事件に王族が関係している事が分かったわ。これは図書館の奥に隠されるように置いてあった本に書かれていたわ」


王族?なぜ小さな村に王族が、関わっているんだ?まだ何も分からないな。


「あと、これは事件には関係ないと思うんだけど墓地を作ったのはサンダ・プジャーという職人らしいわ。今はもう亡くなっているわ」


サンダさん、生きていたら話を聞きたかったが無理なら仕方ないか。王族に直接聞きに行ってみるか?いやそんな事したらこれからの行動に支障が出るかもしれない。


「安心しなさいアクト、貴方が学院に入学したら王族に近づくチャンスは有るわ。もうすぐシュバイツ魔剣学院に王女アンリ・シュバイツが入学する予定よ。どうにかして仲良くなって情報を手に入れなさい。あわよくば国王とも仲良くなってきてもいいわよ」


この子はなんて無理難題を言っているんだ?王女と仲良くなるだけでも難しいのに国王ともって...


俺は話を聞き終え、シルビアは自分の部屋に戻って行った。だがふと思った。


いや俺の部屋に下着でいる理由言ってなくね?結局なんで下着でいたんだよ?くっそー気になって眠れねぇぜ。


俺は枕に顔を沈める。


なんかいい匂いするな。この国に来て毎日シャワーしているせいか布団にシャンプーの匂いが着いていた。


クンクン、これがシルビアの匂い、ぐへへ//


俺は自分に馬鹿らしくなって黙って寝ることにした。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



今日は色んな情報を仕入れる事が出来た。アクトの村で何が起きたか私も知りたい。村人の殆どがアンデッドになるなんて聞いた事がない。これは自然現象ではなく人為的なものだろう。


はぁ、ていうか私結構攻めた格好しているわね。


図書館から帰る途中下着屋という店が目に入った。私が生きていた時代には下着と言うものがなかった。少し時間にも余裕があるから見てみよう。


私は下着屋に入り様子を見てみた。


こんな布面積が少ないのを今の女性は来ているの?あのアバズレ悪魔リリもかなりの服装をしていたけどここまでいやらしくはなかったわ。


私は下着を手に取り神妙な顔で下着を見ていたら


「うわぁ!すごく綺麗なお客さん!どんな下着をお探しですか?」


この店の店員だろう。私の元へ駆け寄りすぐさま別の下着を手に取り私の身体に当て、サイズを確認する。


「お客様!スタイルが抜群でどんな下着でもお似合いです。どなたか落としたい殿方がおられるのですか?お客様ならどんな下着でも落とせるに違いありません!」


落とす?ただ単に気になって来てみたのだがなんでこんな流れになってるの?今の時代派手な下着は殿方に見せるのが自然なのかしら?


「特に落としたい男性は居ないのけれど、そうね1人びっくりさせたい男がいるわ」

「あら!うふふ、可愛いらしいです!そうですねびっくりさせたいのであればこれとかどうですかね?」


店員は青色のブラにレースが太ももまで垂れているなんともセクシーな下着を取り出してきた。


これは中々、でもこれならあの変態のびっくりする顔も見れるかもしれない。ふふっ、これでずっといじってやるわ。


私はその下着を買おうと思ったが、お金を持っていない事を忘れていた。


「お金なんていいですよ!これ程綺麗な方に出会うなんてそうそうないですから!これも何かの縁と言う事で今回は無料でお渡しします!」


申し訳なくて断ろうとしたが、なんだか店員の目が血走っていて怖いので素直に貰うことにした。


そして私はその下着を着て、アクトの部屋で待つことにした。


あぁ、今思ったらやりすぎかしら。でも1度決めた事を曲げる訳にはいかないわ。


それにしても色々な事が起こりすぎたわね。少し疲れたわ。アクトはまだ帰らないみたいだから少しだけ寝ようかしら。


そして私は目を閉じた。


次に目が覚めた時には、私の横で変な顔で鼻息を荒くしているゾンビがいた。少し寝るだけのつもりがかなりの時間寝てたみたいね。私は、王都で仕入れた情報をアクトに伝えた。


私は自分が下着姿になっている事を忘れてしまっていた。情報を伝え終わった時に気づき急激に恥ずかしくなってしまい、自分の部屋に戻り今に至る。


でも、かなり変な顔していたわ。結構びっくりしているんじゃないかしら。結果オーライだわ。


シルビアは自分の姿を見て、赤面しながら微笑みを見せた。

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