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転生したのにゾンビかよ  作者: 豆太郎
第2章 学院編
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14 仕事探し

俺達はシュバイツ王国のシュバイツ魔剣学院の入学費を払うためにお金を稼ぐ必要があった。就職先を見つける為キャローワークに来ていた。


「今日はどの様なお仕事をお探しでしょうか?」


受付の綺麗なお姉さんが笑顔で対応してくれた。


「求人募集のリストをください。その中から探してみます」


俺はお姉さんから貰ったリストを広げシルビアと共に見ていた。


薬草採り··········1時間100ゴールド

街の清掃··········1時間80ゴールド

今が旬の魔力レタス売り··········1時間150ゴールド


安全な仕事はこんなもんか。でも入学費は100万ゴールドである為全然足りない。


「どれも安すぎるな。てか魔力レタスってなんだよ」

「魔力がこもっているレタスよ。それを食べたら元気が出るのよ」

「食べたら魔力が増えたりするのか?」

「いや元気が出るだけよ」


なんだよ!それただのレタスじゃねーか。


「ん?こっちは危険な仕事一覧が載っているな」


ゴブリン狩り··········1匹に付き1000ゴールド

オーク狩り··········1匹に付き3000ゴールド

ダンジョン探索··········成功報酬30万ゴールド

青龍狩り··········成功報酬150万ゴールド


お?この青龍狩りやれば入学費を稼げるぞ!


「シルビア!この青龍狩りにいこうぜ!」


俺はシルビアも誘って青龍狩りに行こうとしたがシルビアが誘いを断る。


「私は少し調べたい事があるから悪いけれど1人で言ってくれるかしら?」

「何を調べるの?」

「貴方の生まれた墓地で何が起きたのか。私も詳しくは知らないから、少し調べてみたいと思ったの」


えぇ!?あんななんでも知ってますよみたいな目で王国へ行けば分かるとか言っていたのに!?


まぁ、少しは知っているみたいだし確証がないのだろう。俺も知りたいしここはシルビアに任せよう。


俺はシルビアと別れ青龍狩りの仕事を受けるために受付へ向かった。


簡単に受けれると思ったがそんな訳ではなかったらしい。


「申し訳ございません。このお仕事は実績のあるお方じゃないと受けれないんですよ」


実績とは危険な仕事を成功させて行くことで積まれる。俺は1つも実績が無い為この仕事を受けれないらしい。


しかし、他の仕事は成功報酬が低いしかなり時間がかかる。それは面倒くさい。どうにかしてこの仕事を受けれないだろうか。


俺が考えを巡らせているとある集団が声をかけてきた。


「実績がなんもない新人が青龍討伐なんて随分活気のいい奴じゃないか!」


パーティーのリーダーらしき男がたか笑しながら話しかけてきた。いかにも冒険者らしい見た目をしている。


「あんた名前は?」

「俺はアク、、」


俺は自分の名前を言う前に王国へ入る前にシルビアが言っていたことを思い出した。


「王国ではアクトって名前は使わないで。これから先何があるか分からないから念の為偽名を使いなさい」


そうだった危ない危ない。危うく本名を教えかけたぜ。


「俺はルクス=ステルラだ。あんたは?」

「俺はシン=バニエルだ。こいつらは俺のチーム漆黒の狂犬のチームメンバーだ」


いかにも厨二病みたいなチームだな。普通にかっこいいぞ。


俺は漆黒の狂犬のシン、ケビン、セリナ、マックの4人と共に青龍狩りに行く事になった。


どうやら漆黒の狂犬は青龍狩りに行きたかったが最近チームメンバーが1人脱退した為行くのに躊躇していたらしい。そのタイミングで俺を見かけ、声をかけたらしい。


俺は漆黒の狂犬と共に馬車に乗り青龍が潜んでいると言われている洞窟に来ていた。


どうして洞窟に龍が居るんだと疑問に思っていたが、青龍は湿った場所を好む為、洞窟に多く潜んでいるらしい。


ちなみに竜人族の先祖と青龍はなんの関係もないらしい。先祖が龍と言ってもただの龍ではなく、上位の意思疎通ができる龍が先祖との事。


レスターは龍と戦うことになっても躊躇なく殺せると豪語していた為、先祖だから倒せない等の事情は特に無いみたいだ。


俺は漆黒の狂犬に青龍について話を聞きながら洞窟の奥に着いた。


肌にヒリヒリ来る冷気が辺りを覆っている。


おそらく青龍が出しているのだろう。一気に片付けようと俺は前に出て魔法を放とうとする。


そこで初めて青龍の姿が顕になる。


俺は青龍と目が合い動けなくなってしまう。


き、き、きめぇ!!!なんだよ!こいつまじできもいな!


その見た目はトカゲに近い見た目をしていて目がぱちくりしていた。


前世でトカゲは割と平気だったのに大きくなるだけでこんなにキモくなるのか。


「ルクス!避けろ!」


俺は青龍のキモさに気を取り直し、襲いかかってくる尻尾に気づかなかった。俺の身体は弾き飛ばされ岩に叩きつけられた。


ぐぉぉぉ!!


青龍が吠え、漆黒の狂犬に向かい合った。

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