第17話 真実
そすけ「az、行こう…」
az「…」
そすけ「一旦引き返そう。誰かと合流できるかも」
az「…せやな」
そだめん「これは今どっちに向かって歩いてる?」
いっと「一旦引き返す。とりあえず戻り続けてたら出口につくんじゃないかな?」
「ん?向こうから誰か来てる…」
そすけ「おや。どうもどうも」
いっと「おー!人だ!!よかったよかった!自分たち2人じゃ不安だったからさ!」
そだめん「目の前にいるのは誰?」
いっと「そすけとあずだよ!」
そすけ「その目!?だ、大丈夫ですか…?」
そだめん「両目とも完全に見えなくなっちゃったね。いっとが支えてくれてるからなんとかなってる」
そすけ「そっちも大変だったんですね…」
az「…」
いっと「そ、そっちもなんかあったぽいね。まぁ聞かないでおくよ…」
az「…」
いっと「(しゃ、喋りにくい…)」
ドラセナ「とりあえず誰かを探さないと…」
ドラセナは未だに1人。誰とも遭遇出来ていなかった
ドラセナ「私の武器は鉄剣1つ…。一応自分の拳銃もあるけど残り2発…。剣なんて使ったことないですしどうしましょう…」
【ピーピーピー…】
ドラセナ「…?この音どこから…?」
音がする方向を向くと、そこには1つの部屋があった
ドラセナ「ここから…」
ドラセナは恐る恐るドアノブを回しドアを開ける
ドラセナ「え…」
ドラセナは開いた口が塞がらなかった。そこには無数のコードに繋がれた人間がいた
ちくさん「…」
ドラセナ「なんで…なんで…」
「いや落ち着いて…!これはどうせAI!早く壊してしまえばいい!」
ちくさん「システム起動…。敵を検知」
ドラセナ「…っ」
ドラセナは銃を撃つのを躊躇った。何故ならその
声はかつての大親友ちくさんと同じ声をしていたからだ
ドラセナ「できない…できない…」
「だってこんなの…」
「ちくさんじゃないの…」
ドラセナは泣きながらそう呟いた
ちくさん「攻撃プログラム起動」
ちくさんはライトセーバー的な物を取り出し
ドラセナに襲いかかる
ドラセナ「っ!?」
ドラセナは間一髪で鉄剣を使い攻撃を防ぐ
ドラセナ「泣くな私…戦え!」
「うおおおおお!!!」
ともこ「ノイズの後遺症が…頭がまともに動かねぇ…」
「ちきしょぉどこだよここ…アイツらはどこいんだよ…」
「あ…?」
ともこの目の前には赤い扉があった。その扉だけはこの城のどこにもなかった雰囲気を放っていた
そして、ゆっくりと開く
???「やぁ。久しぶり。ギガンティックともこ」
ともこ「オメェ…」
目の前には大量のモニターを前に全ての元凶がのんびりと座ってくつろいでいた
おでおぱ「何も変わってないね。昔から」
ともこ「んだと…俺は今機嫌がわりぃんだよ…。変に頭がまわんねぇし」
おでおぱ「別に君の頭はいつでもまわってなかっただろ。大して何かを考える回転力すらないのに。」
ともこ「お前…言うようになったな…」
おでおぱ「まぁまぁ、話をしよう。この世界の真相について。君も知りたくはないのか?」
ともこ「聞くだけ聞いてやんよ。でもその後はお前をぶっ殺す」
おでおぱ「物騒だな。まぁいいだろう。なにか質問はあるかい?なんでも答えてあげるさ」
ともこ「そもそもなんでこんなこと始めたんだ…馬鹿げた結果になるのは分かってただろ…」
おでおぱ「元々は興味本位だったさ。日々アドオンを作ってく中でこの知能を別のことに使えないか考えて思いついたのがAIだ」
「ま、考えついてからは早かったよね。ある程度仲間を増やして。AIを増やして。そんなことを毎日してたんだ。まぁ別に世界征服とか、そんなんがしたかったんじゃない。ただこの世界にうんざりしてただけ」
ともこ「は…?たったそれだけ?」
おでおぱ「まぁ所詮は使い捨てさ。人も世界も変わんないさ」
ともこ「んだとテメェ!ふざけてんのか!何が使い捨てた!俺はお前のご機嫌ななめに付き合わされるほど人生捨ててねぇんだよ!死ねやゴミ!」
おでおぱ「よく言えるなぁ!人間のド底辺!お前だって俺のアドオンを使い捨てしてた!それと変わんないだろ!?」
ともこ「んだとゴラァ?!ミニゲームなんて飽きられたらおしまいだ!どうせそのうち終わりがくんだよ!」
おでおぱ「やるやる言って後回しにしてなんもしなかったやつがよく言うさ!結局お前のご機嫌で俺も動かされてるんだ!」
ともこ「他配信に浮気してるやつがよく言うぜ!オメーの代わりなんてリアライズで充分だわごら!」
おでおぱ「別にどの配信に行こうが俺の自由だ!それにリアライズって…笑。俺以下の出来損ないをそこまで愛すか!えいきさんすら捨てたくせに!」
ともこ「えいき…。そうだおい!えいきはどこだ!?お前と一緒なんだろ!?えいきなら、えいきなら分かってくれる…」
おでおぱ「さぁ?俺が持ってる生命反応情報は既に反応してないさ。死んだんじゃないか?好きにしろと言ったしな」
ともこ「…お前。」
「ぶっ殺してやる…!」
ともこはおでおぱに殴りかかる
おでおぱ「止まれ」
ともこ「!?」
が、何故かともこはおでおぱの発言と同時に動けなくなってしまう
ともこ「どうなってんだよ…これ!」
おでおぱ「この部屋は少し特殊な仕組みでね。俺以外の生物は動きを制限できるようにしてある」
「さぁギガンティックともこ。ここで俺と一緒にこの戦いの行く末を見届けないかい?」
ともこ「お前…何する気だ!」
おでおぱ「【とっておき】だよ。」
おでおぱはポケットからスイッチを取り出し
それを押す
そして、モニターには大きく1つの場所が映る
そこには超巨大AIが映し出されていた
おでおぱ「人型巨大AIだ。エヴァンゲリオンやガンダムの見た目を参考に作ってみたんだ」
ともこ「おい…あれって…」
ともこはAIの中心部にあるコアを見てそう呟いた
おでおぱ「あぁ、気づいたかい?このくらいの大きさの物を動かすとなると、メタルコアだけじゃ難しくてね、生身の人間をそのまま使うしか無かったんだ。生きた状態でね。まぁ冬眠状態的なものにしとけば大丈夫さ」
りあ「ガチでどこだよここ…」
「んだここ…倉庫みてぇだな」
「!?」
りあらいずの目の前には、その超巨大AIが立っていた
りあ「なんだよこれ…」
「って…」
りあらいずもともこと同じく中心部のコアに目がいった。そこには丸まっている人間が眠っていた
「N…?」
続く




