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another -GGT-  作者: kazeNecko
15/22

第15話 嫌いだ

ナマコ「超極海鼠!」


ナマコの腰からは複数の巨大な触手が数本生え、えいきを襲う


えいき「壁」


「まずは様子見といこうか…」


ズブッ!


次の瞬間、触手は壁ごとえいきの身体を貫いていた


えいき「なっ…」


ナマコ「これでもまだ続けるつもりですか?」


えいき「あはは…そうだな…」


「続けるに決まってんだろぉ!」


ナマコ「やっぱりAIに改造された人間はコアを破壊しなければ致命傷は与えられないか…」


えいき「雪崩!」


ナマコ「こんなんさっきに比べたら余裕っすよ」


ナマコは流れ出すレンガの山を全て触手で破壊する


えいき「人を捨てたなぁ!」


ナマコ「えいきさんには言われたくないですけどね」


えいき「はは。じゃあこういうのはどうかな」


ドォン!と激しい音と同時にナマコ目掛けて柱が4本生えてくる


ナマコ「柱!?しかも4本!?」


えいき「この建築は上からも下からも横だって出来るのさ、押し潰せば楽だろうけど、君相手なら足止めが1番効果ありそうだし」


ナマコ「一度に出来る最大建築は2枚のはず…」


「そうか…!1枚の力を半分にしたのか!なら簡単だ!」


ナマコは触手を使い呆気なく柱を破壊する


えいき「やはり頭の回転はいいね…。だが能力を解放したところで所詮は人間。力尽きるまで足止めすればこっちの勝ちさ」


ナマコ「どうだろな!」


ナマコは押し寄せる柱を全て叩き壊していく


えいき「じゃあこういうのはどうだい」


えいきはビームを構える


ナマコ「そんなの弾き返…」


えいき「柱」


ナマコ「!?同時に出せんのかよ!?」


「まずい…これじゃどっちか防ぎきれない…」


「考えろ…どうすれば助かる…」


「…!一か八かだ…」


えいき「発射!」


ナマコ「出ろ!」


その瞬間、地面から1本の触手が生える


えいき「!?」


その触手はえいきが撃ったビームを弾き返し、消えていった


ナマコ「やっぱり…生えてきた触手の1本は俺の右手に取り憑いてる。1本だけならえいきさんの建築みたいに自由自在に扱える…!」


えいき「柱!撃て!」


ナマコ「出ろ!」


えいき「撃てぇ!」


ナマコ「出ろぉ!」


えいき「撃てェェェェェ!!!!」


ナマコ「出ろぉぉぉぉ!!!!」


想像より長い攻防戦。両者は疲弊しきっていた


えいき「しぶといねぇ…」


ナマコ「ここまで来たらもう、お互いどっちが倒れるかですよ…」


えいき「それはどうだろうね…」


ナマコ「…?」


えいき「奥の手は残しておくのが主流なのさ!」


ナマコ「まさか…まだ何かあるのか…!?」


えいき「いでよ!ウォールマリア!!!!」


ナマコ「!?」


ナマコの足元からは、今まで見た壁よりもはるかにデカイ1つの壁が現れ、物凄い勢いで上昇しナマコを天井に押し付ける


ナマコ「…ぐっ…」


えいき「もう無駄さ。はやく楽になるといい」


ナマコ「俺はァ…ここで死ねないんだよ…」


えいき「潰れろぉぉぉぉ!!!」


そして、ウォールマリアは天井に辿り着く


えいき「は…はは…ようやくだ…ようやく…」


喜びも束の間、ウォールマリアにヒビが出てくる


えいき「…は?」


そしてその壁は、勢いよく崩れていく


えいき「どうして…どうして生きている!?」


瓦礫の中からはナマコが出てきた


ナマコ「間一髪…ってとこ?潰されかける直前、自分の真下に触手を生やして入れるスペースを作ったんですよ」


えいき「そんなことが…ありえるのか…?」


ナマコ「今ありえてるんですよ。目の前で」


「じゃ、ホントの終わりにしよう」


4本の触手が動き出し、えいきの腕と足を貫く


えいき「!?動けない…」


「そうか…負けたのか…」


ナマコ「悪いけど、コアは破壊させてもらいます」


えいき「好きに…するがいいさ」


ナマコ「えいきさんを殺しても…失った2人は戻らない…結局勝っても何も得れない。逆に失った…」


えいき「そういうもんさ…。何事においても、勝てば何かが得れるわけではないさ」


ナマコ「俺は…えいきさんが嫌いです。」


えいき「嫌い。か…」


ともこ(回想)「えいきこーゆーの作ってくんね?え?具体的に?あー。任せるわ!」


「これ作ったの!?スゲーじゃん!やっぱリアライズより使えるわ〜!流石えいきだな!」


おでおぱ(回想)「別に、勝手にやればいいさ。時間稼ぎ程度に使えればいい」


「うん。悪くない。じゃあ俺は仕事があるから、お前は好きにしな」



えいき「昔の俺は…どっちが嫌いだったんだろうな…」


「…」


「そうか…」


「俺が本当に嫌いだったのは、ただ1人。この結末になると分かっていたのに、この道を進んだ…自分自身だったのか…」


その瞬間、えいきの目には涙が流れていた


ナマコ「最後に、言い残すことは無いですか?」


えいき「…」


「俺は…俺が嫌いだ…。」


「ありがとう」


えいきは、優しく笑った。





az「にしてもここはどこら辺なんや…」


そすけ「このままだと誰とも合流出来なさそうですね」


GTySQ「まぁ歩いていればなんとかなるさ」


くまのみ「ねえねえSQ」


GTySQ「ん?」


くまのみ「死んで。」


GTySQ「え?」


次の瞬間、辺り一面に鈍い刺し音が響いた


GTySQ「え…」


ぶるー「うわぁぁぁぁぁ?!??くまのみがぁぁぁぁぁぁ!?!?!」


くまのみ「黙れ」


パァン! くまのみは冷静にぶるーの頭を撃ち抜く


ぶる「あへっ…」


そすけ「なにしてる!?」


くまのみ「武器を捨てろ!」


くまのみは即座にそすけの方向に銃を向ける


そすけ「…!?」


くまのみ「動くな。動いたら殺す」


az「…マジか」



続く

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