第72話 再会
自分の未来なんてどうでもいい
死んだ後なんて興味もない
でも私が死ぬなら私が大好きな皆に囲まれてたい。
そんな幸せな最後
球体はチクシュルーブもろとも爆発を起こし跡形もなくなる。
「あの人は。」
「あっぱれな奴よ。首を切られてなお動くとは。」
「しかし、視界がなく大将に当てるのは奴にとっては悲劇であったな。」
「それであなた達は。」
「おう!ツキミちゃん作戦成功だ!あいつらの戦力を大幅に削げる事が出来たぞ!後捕らえられた子はある程度はどうにか出来たぜ!」
「イグニスさんは?」
「まだ見つかってないが怪しいところを見つけた。今シブキが向かってる」
「セキュリティが破壊されてる今なら見つける可能性があるな。」
「ならわたしはあなた達と合流して安全を確保しますね。」
「ああ、頼むぞ。」
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「イグニスがいそうなところ分かったか?」
「アア、ココダ。」
シブキは全速力で走った。
自分の全力疾走でここまで走れるかと驚くほどに。
シブキのたどり着いた部屋には雪原のように真っ白な花畑だった。
空は宇宙で星空が広がっており浮世離れした世界だった。
そして、一面の白い花畑の中に目立つ赤い髪の少女が見える。
「…シブキ?」
そこには夢でも幻でもない本物のイグニスがいた。
イグニスは驚き考えそして最後に笑顔になって手を広げる。
シブキはその手に応えるようにイグニスを抱きしめる。
「…良かった…ほんとうに…よかったぁ。」
何とかこらえようとしたシブキの声はどうしても漏れ出してしまっていた。
イグニスは何も言わず一筋の涙を流しながらシブキを温かく包んだ。
しばらくして2人は1つの気配に気づく。
「よう。最後の覚悟は出来たか?」
「肯定する。だが最後になるのは君の方だ。」
書きました。
短くてごめんなさい。




