第71話 兄として
兄弟のため
「疑問…提示。なぜ貴方人間は不条理を行う?なぜ感情で動く。なぜ感情を尊いものと思える。」
「愚か者目がそれを理解が出来んのだから貴様は吾輩達に負けるのだ。」
既に周りの星人は大量のリオによって押し負けが行われている。
イヅミの瞬間移動によって星人は散り散りになっており数がどんどんと減っていった。
ツキミはアイドリームにトドメを刺そうと刀を構える。
「っ!?」
2人の背筋にぞくりと冷たい気配がした。
そこには首を切り落とされたチクシュルーブが立っていた。
「…ここまでとは。」
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(私達は近い内に滅びます。)
サプリメントを飲みながら星人は告げる。
(これ以上の種としての発展は望めないと思います。)
(でしたらいっそ早い段階で滅ぶように動くべきでは?)
知恵の輪をいじる星人が語る。
(待ってほしい。まだホバは自覚していない少なくとも彼が目覚めるまでは続けてほしい。)
砂時計を裏返した星人が静止する。
(そう言われても、もはやアイドリームの愚行は俺たちの演算をはるかに超えているのがね。)
ルービックキューブをいじる星人は諦めの表情で語る。
(無理もありません。わたし達に名前を与えたワイヤーが死に完全にストッパーが存在しなくなったのです。こうなるのは遅かれ早かれ起こっていたことでしょう。)
折り紙で鶴を作る星人は冷静にたしなめる。
(君はどう思う?チクシュルーブ。君は現状最も古い製造番号なんだよね。)
あやとりをする星人がチクシュルーブに問う。
(・・・・・・・・・。)
チクシュルーブは何も答えない。
(相変わらず無口な奴だ。いや俺たちの場合は無口というよりは無電波というべきか。)
ルービックキューブを揃えた星人はすぐさま別のルービックキューブを触りながら去っていく。
チクシュルーブはゆっくりと歩き出したかと思うと下半身を爆発させ上半身を吹き飛ばした。
「まだやる気か!」
しかし、
チクシュルーブの上半身はツキミ達を通り越してアイドリームに向かう。
「排除…開始。」
無数の銃弾がチクシュルーブを貫き穴だらけにする。
しかし、チクシュルーブはそれでも止まらずアイドリームの球体にたどり着きハンマーをぶつける。
「愚行…千万。その行為に意味は何も─」
その時各所から爆発する音が起きた。
しかし、ツキミとロイターはその爆発による衝撃を一切感じなかったのだ。
この爆発は要塞のセキュリティ自身の爆発である。
チクシュルーブの爆発は物理的な爆発だけでなく電子内部や概念的なものであっても爆発する事ができる。
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(求言する。なぜ貴方は何も言わず僕についてくるのですか。)
(・・・・・・・・。)
(求言する。黙っていないで答えてください。もしくはそんなふうに近づかないでください。)
(・・・・・・。)
(ツングースカの意思は尊重した。オレはやるべきことをやるお前もそうしろ。)
(…始めて声聞いた!)
書きました。よろしくお願いします。




