第63話 掴み
「今のままじゃ多分、そいつに勝てないよ。」
「はぁ。」
「前回は運が良くてああなっただけだからね手数を増やすのはいいけどメインの闘い方を疎かにしたらかえって弱くなるからね。」
「んなこと行っても3日しかないのに今更どうすれば?」
「大丈夫ちょっとした裏技があるんだよね…やってみる?」
「はぁっ!」
シブキは槍を振るう。
牽制ではなく一撃一撃で確実に仕留めるように動いていた。
それをホバは寸前で躱し続けていた。
そしてカウンターの容量でハンマーを振るう。
現時点どちらにもダメージは入っていない。
(疑問する。あの男槍を投げない。何度も間合いに入っているにも関わらず。)
(仮定する。何かの理由で使えなくなったのか?)
(本来、僕の戦い方は電気を流し敵の動きを封じる事が出来るが。)
ホバはシブキに急速に接近する。
(何れにしても懐に入れば警戒すべき点を減らす事が出来る。そして──)
シブキはホバに槍を振るう。
それを弾き飛ばす勢いでハンマーをぶつける。
(単純なパワーでは僕の方が強い。)
「─!?」
しかし弾き飛ばされたのはホバのハンマーの方であった。
(─なぜ私の方が飛ばされる?)
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「シブキはしばらく槍投げるの禁止ね。」
「はぁ?」
「絶対に当たる槍の能力は確かに強いけど弱点が二つある。1つは投げた相手無防備になること、もう1つは当ある場所までは選べないこと。威力が振るわなかったら手とかのダメージが少ない位置で耐えられたときボコボコにされる。」
「まぁそれはそうか。」
「なんで君には槍の使用を控えて貰おうと思うんだ。」
「それとオレの弱点克服に何の関係があるんだよ。」
「まあまあ、ちょっと待ってて。…ほい。」
「お前何を…うおおおお!」
シブキはユース目のなかに吸い込まれた。
気がつくとシブキは黄金でできた檻に閉じ込められていた。
「オイ!何すんだよ!お前!」
「これから君には武器の能力に頼らず頑張って貰いまーす。はいどうぞ!」
そういうとシブキの背後に鎧を纏った騎士が現れた。
「じゃあこいつらを槍を投げずに倒してみて。」
「…はぁ!オイちょっと待てよ!」
書きました。よろしくお願いします。




