第62話 再戦
また戻ってきた。
メディカルチェックを行った。
…異常なし。
…整備状況。
…異常なし。
「それで…君の名前は?」
「…名乗る。僕の名前はホバ。」
「アー、アー聞こえるか?こちらリオ、こちらリオ。」
「聞こえるぞ。」
「聞こえます。」
「オッケー。あんたらは場所はそれぞれフロアの端まで飛ばされた。」
「合流するのも手だがこのままそれぞれ別のやつをやってもらおう。」
「ツキミ。そっちは動力源が近いから破壊しまくれ。」
「はい。」
「シブキ。お前はポケットのなかにあるチップを持ってある場所に行ってほしい。」
「おう!これってあのときと同じやつか?」
「あの時の数倍パワーアップさせたやつだ。」
「少シ良イカ?…ナルホド大体分カッタ。…オデナラココハコウスレバイザトイウ時ニ対応出来ルゾ。」
「…お!その手があったか!でもそれだとパフォーマンスがやや落ちそうだが。」
「…オデココニ来タ時ココノデータヲ読ミ取ッタコノ状況ナラコレグライデ丁度イイ。寧ロ不測ノ事態ノ為ニルートハ増ヤスベキト思ッタ。」
「なるほど〜ってあんた誰?しかもその口調でデータキャラなのかよ!」
シブキ達は状況の説明を終え先に向かう。
しばらくすると壁が動き始める。
「これは!?」
「御三人様ごあんな〜い。そう言えばこういうのって3人から三名っ言うんだよね。」
「壁が動いている!」
「右だ!シブキ!」
その声を頼りに3人は右へ行き動く部屋から脱出する。
「今のは?」
「裏切り野郎のお遊びだよ。部屋を弄ってジワジワと嬲り殺しって寸法だろうよ。」
操作された部屋から壁と壁同士がぶつかる音がする。
そこ脱出する事が出来なかったら潰されていただろう。
「次右だよ〜♡」
聞き慣れた声が聞こえる。
「やっほ~♡お兄さ〜んミミだよ〜♡」
「何してんだお前。」
「指示激遅、将来スカスカなお兄さんの代わりにミミ達が指示してあげる〜♡」
「向こうはメイが指示するから安心していいよ〜♡」
「はぁ~…分かったって任せだぞ。」
「次左♡」
「後ろですぅ。」
2人の指示の元それぞれ最善の方向への指示が飛んでくる。
2人の順風耳と千里眼で次にくる迫る動きを先読みし直ぐに対応している。
しかし、距離が遠すぎて間に合わない時が来ると。
「…黙れ。」
壁の動きが止まる。
「…よし♡ここまでこれば大丈夫だよ〜お疲れ様でした〜♡って言いたいとこだけど敵はっけ〜ん♡…この音は…あの時の…。」
ミミの声で誰が来たのかシブキは直ぐに理解した。
「…。」
「!敵だね。一緒に──。」
「いや、ここはオレにやらせてくれ。」
「ナゼダ?奴ハタダ者ジャナイ3人デヤッタホウガ効率的ダ。」
「…いやコイツはオレにやらせてくれ。」
「分カッタ。行クゾ。」
「…うん。早く戻ってきてね。」
2人はシブキに背を向け先に進む。
「よぉ!久しぶりだな。」
「否定する。3日に対してその言葉は使わない。」
書きました。よろしくお願いします。




