第60話 接敵
再考する僕の思考能力に大きな変化が訪れている。
そしてこの感じた変化は以前にもあった。
追憶する。それはまだ純血種のみが存在した僕達だった。
そこに1人人間の女がいた。
あれは誰だ?
「はあああ!!」
槍で敵をなぎ倒すシブキ。
「無間!レーヴァテイン!」
刀と剣で焼き尽くすセイブル。
そして、
「既ニオマエラノデータヲ得テイル。」
星人はヒューゴに攻撃した。
しかし、ヒューゴに一切のダメージは無く。
その代わり攻撃した星人たちが感電したかのように身体をビクビクと揺らしながら倒れていた。
「コレガオデノ魔術、相手ノ能力ヲ解析シタ時、介入シテ自由ニ操作ガ出来ル。」
「強いなそれ。」
「ヒューゴはアリーナランクBの大ベテランなんだ。」
「アレ、オデノ能力ト相性良カッタダケ、実戦ト違ウ。アリーナハ事前ニ相手ヲ知レル事前知識無イ実戦ハデータ取レナイ。オデデータ無イ相手勝ツノ難シイ。」
「なるほどな、なあセイブル俺がこれから言いたいこと言ってもいいか?」
「いいんじゃないかな。初めてあった時の皆そうおもったから。」
「ありがとう。じゃあ。」
シブキは深呼吸をする。
「その口調でデータキャラなのかよ。」
一方その頃
「ひとまずはここまでですね。」
「うむ、さすがだ。」
「では、教えてください。貴方が知っていることを。」
「そうだな、吾輩が忠誠を誓っている蟲王は、かつて神を喰らい尽くした暴食の百足であった。しかし、今はその力が削がれ各地に散らばっていった。」
「その後あの虫は人間に毒を撒いたのですよね。そしてその毒は人に殺害欲を刺激させて殺した時に快楽物質を出して人を殺人鬼に成れ果てさせる。」
「そのとおり。我が王は神を喰らって以来強い肉を求めている。」
「それで、貴方はわたしに虫のご飯になってくださいと言っているのですか?」
「いやそんなことではない貴公には毒の罹患者を狩ってほしいのだ。」
「?」
「我が王はいくら喰らっても完全に顕現することがなかったのだ。何故かと模索をした結果1つの結論にたどり着いた。器がなかったのだ。故に完全顕現がなされなかったのだ。だがもし罹患者を狩り尽くした程の強者であれば肉体に耐える事が出来完全に顕現が出来るだろう。」
ロイターは頭を下げる。
「頼みがある。どうか我が王が顕現するための器となってくれ。吾輩は弱くとても我が王が顕現するための器となり得ない。しかし貴公ならあるいは─」
「いやです。」
「そこを何とか。」
「いやです。」
「やはりだめか。まあいきなり生贄となってくれと言われて通るわけがないか。…仕方ない地道に鍛え上げるとしようか。」
ロイターは残念そうにうなだれぶつぶつと独り言をたれる。
「っ!、止まっください!」
ツキミの声にハッとしたロイターはふせる。
すぐ頭上にハンマーが投げ込まれた。
「・・・・・。」
そこにはまるで熊を彷彿とさせるような巨漢の星人が立っていた。
星人の本拠地のとあるエリア
「ふっふ〜ん。アタシのとっておき設置完了〜。侵入してくるのは想定外だったけどそこは天才ナナちゃんのリカバリーでチョチョイのチョイっとバラバラにできたし〜。ここで侵入者消したら会社もろとも国消したらあたしは最強伝説が始まるってわけよ。いや〜神様ありがと〜やっぱ人生はイージー、ヌルゲーに限るわ〜。」
書きました。短くてごめんなさい。




