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想造世界(イマジンワールド)  作者: あらんジョー


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第53話 脅威

星人と彼らは呼んだ。

 それならどんな名前にしようか

 流石に数万もいると付けるのも一苦労だな

 でも全員に差なく接したいから頑張るとしよう

 なにせ名前をつけると心なしか笑顔を浮かべたような気がするからだ。


 よし、お母さんもうひと頑張りするか。



              ある研究者の音声記録





星人は零士に向かって電気を帯びたハンマーを振るう。

「狙いはやはり私ですか。」

 零士は杯に手を取る。

「削がれ弱まり。」


 零士はハンマーを指で弾く。爪が割れた。

 


 別方向からもう一人の星人が攻撃を仕掛ける。

「零し放たれ。」

 迫ってきた星人の方へ杯を零す。

 すると電気を帯びた衝撃波が星人達を吹き飛ばした。


「やはり2人の狙いは私でしたか。指揮官の暗殺が目的といったところでしょう。イヅミ、リオくんミランダを連れて部屋から出てください。」


「はいっ!」

 瞬間移動が発動し一瞬で消える。


爪を破壊した星人はサプリメントを飲む。

 もう片方はポケットから知恵の輪を取り出し1秒の間もなく解除していた。


「さてこちらも場所を移しましょう。」 

 零士はそう言って机のボタンを押す。

 星人の床が抜け落ちる。


 周りを取り囲むように自動迎撃システムが狙いを定める。

「グリモワール──夏の夜の夢より抜粋オベロンの羽!」

 零士の背中に蝶の羽根が生える。

「一斉掃射。」

 周りの銃撃に加え零士の羽根からのビームで撃ち抜く。

「殺意、混ざり」

 零士は杯の液体を飲んだ。

「…ぐっ!」

 零士の口から血が噴き出た。


「集まり、満たされ。」

 羽根が吸い込まれていくき身体が輝く。

 次の瞬間1体の星人の顔面に蹴りそのまま地面到達する。

 踏まれた星人の頭は完全に潰れた。

「まずは一人。」

 

 生き残った星人はハンマーで押し潰そうとする。

 零士はそれを寸前でかわした。

 ハンマーは星人の死体に直撃した。

 周りに大量の電気が発生する。


(報告によると彼らのミョルニルの能力はそれぞれ詳細の能力が違う。魔術が使えなくなったり重力が発生する。ものとは違うのでしょう。どのみち食らわないにこしたことはないですね。)



 星人は再び知恵の輪を取り出し一瞬で解き声を発する。

 「動け、ミョルニル。」


(何かしてくる。その前に──!?)

 自動迎撃システムが自身の背後に向く。

 背後には頭を潰したはずの星人がハンマーを振りかざしていた。

(馬鹿な!確実に頭を潰したはず!いえ!その前に!)

「削がれ弱まり!」

 寸前で気づいた零士は素手で受け止める。

「くっ!」

 ハンマーに当たった腕に雷のような亀裂が入り肉が弾け飛んだ。

(殺意を込めてないかつ六割削いでこの威力。もしそげなかった場合私の全身の肉が弾け飛んでいた。)


さらに背後には復活させた知恵の輪の星人がハンマーをかざしている。

 既に自身を傷つけ殺意を込めているせいか赤く染まっていた。


「零れ弾けて」

 零士を中心に水の飛沫のような衝撃波が発生し距離を取る。

 

(なぜ蘇った?確実に相方のミョルニルの能力だと思われますが死者を蘇らせるには条件があるはず。)

(まさか──!いえ、だとしたら!)


「狙いは私でしょう?でしたら私は全力で逃げさせていただきます。」

 零士は自らを強化させた身体で走り上に登る。

 復活した星人はサプリメントを飲む。

 もう一人の星人が背中をハンマーで叩く。

「動け、ミョルニル。」

 

 打撃を受けた星人が逃げた零士以上の速度で迫る。

(やはりあちらのミョルニルの能力は心体強化!恐らく電気刺激で破壊された部位の再生能力を強化させたのでしょう。いえ、再構築といったほうが良いでしょうか?その上であの電撃が心臓を動かす電気ショックの役割も果たしていますね。)

「こちらをどうぞ。」

 自動迎撃システムが追ってくる星人に集中砲火する。

(もう一人の方も自身を身体強化を行い私達に追いつくつもりですね。私の杯は多対1に対して有利、一対一には無敵、そして、2対1には不利なので離れている間に倒させていただきます。)


指導迎撃システムが撃ちもらしたレーザーの軌道が変わる。

 「集まり、満たし。」

 レーザーは杯に集まる。

「零し放たれ。」

 杯から巨大なレーザーが発射される。


「私が行うべきことは貴方を蘇生させないように遠くへ飛ばすか跡形も残さないかの二択ではありました。個人としては遠くへ吹き飛んで欲しかったのですが。その身体強化は体幹の強化も含まれているのですね。おまけに再生能力も高くもう治りかけているようで。」

「満たし、研ぎ澄まし。」


星人が近づこうとする。

 しかし、一歩を踏み出すそうとしてもできず膝をついてしまっていた。

 想像以上にダメージを受けていたのかと自らの脚を見る。

 その脚はまるで破裂する寸前の風船のように肥大化していた。


「遠くへ飛ばして殺すと言う貴方の運命を回避したので後者を取らせていただきました。」

「私の節制杯(テンパランス)はあらゆる力の操作を行うことができます。巨大な台風をそよ風にしたり。高速で近づく車をマシュマロのような衝撃にしたりと。」

「今回は貴方の細胞の活性化能力を上げました。数値にして約2000倍ほど。これにより貴方の細胞の再生能力は上昇しすぐに傷は治りました。」

「しかし尋常ではない細胞の異常再生により過形成が生じ腫瘍化が加速します。先ほど貴方は私の攻撃を全身で受けたため貴方の全身は次第に過形成し腫瘍化した細胞のみになるでしょう。」

「そしてあなたの肉体はそれでも再生する肉体に耐えられず自壊をおこす。」

 零士がそう言ったと同時に星人の全身は弾け飛んだ。


「さてこれで本当に貴方だけになりましたね。さあ生きましょうか。」


 星人は武器を構える。



─月光街付近上空

「これで35隻まだまだ数が多いな。」


「おい!戦艦掃除中の奴ら聞こえるか?こちら最羽理烏だ!こっからは俺が指揮することになった。」

「リオ?なんでお前が。」


「最高司令官の渡零士が死亡した!繰り返す最高司令官の渡零士が死亡した!」


「なんだって?」

書きましたよろしくお願いします。

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