表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
50/53

第50話

「ちょっと休憩ーー」


今日もまた教えてくれているときに休憩だ。

腰を上げて『仕事部屋』に向かっている。


「東雲さん、大丈夫ですか?俺だったら1人で自習もできるんで」

ベッドに横になっても良いですよ、って言おうと思ったけど、年下男性の俺が言えるものではないよな。


「いいよー休憩すれば大丈夫だから」

そう言って笑った東雲さんの顔には明らかに疲れが見えた。


きっと……仕事部屋のオフィスチェアで寝てるのかな。

そんなに疲れたのかな、だったら本当にベッドに横になったらいいのに。


* * *


「久世さん……少しだけ話したいんですが、都合つきませんか?」


小さな違和感が積み重なってどうしようもなくなった俺は、訪問看護に来ていた久世さんにそう話しかけた。

最初こそは「ん?」という顔をしていたが、すぐに

「大丈夫だよ。今日の夜ご飯、一緒にどうかな?」

と爽やかな笑顔でお誘いしてくれた。

それを聞いて少し安心して、午後も東雲さんはちょいちょい休憩しながらいろいろと教えてくれた。パソコン操作もだいぶ慣れてきた。


* * *


「待たせたね」


いつぞやのファミレスに待ち合わせをして、今から夜ご飯だ!


「ところで話って……東雲さんのことかい?」

さっそく本題に入ってきた。

「あ、はい」

「東雲さんがいろいろ教えてくれたおかげで、パソコンスキルもすごく上達したと思います。でも……教えてくれる途中で東雲さんが休憩するんですけど、最初はパソコンから離れるだけだったのが、今は仕事部屋に入っていってしまうんです。俺のせいで疲れさせてしまってるのかなって不安になっちゃって」


「なるほど」

久世さんはそう言って何かを考え始めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ