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第43話

今あなた『苦手』って言いましたよね?

それを『あとは自分でやるから大丈夫』って、本当に?


「宮内さんからは何か返事は来たんですか?」

「『分かりました。今までありがとうございました』だって」

うわ、マジか……


ここで久世さんが言っていた言葉を思い出した。

”遠慮したりして助けを求めるのが下手みたいなんだ。”


「東雲さん、俺、手伝うことはできませんか?」


告白するくらい勇気を振り絞った。

そういう経験あったかもしれないけど、覚えてないや。

けど、東雲さんがそんな俺をぶった斬る一言……


「えー、大丈夫だよー」


いや、……たぶん仕事的には大丈夫なのだろう。

でもきっと精神的に大丈夫ではなさそう。

笑顔がいつもの東雲さんのじゃない。


「迷惑ですか?」

ここは恥ずかしさをぐっと堪えた。

うん、ちょっと恥ずかしい。


「えー、どうしたのー?」

「ダメですか?」

「んーーー、分かった!手伝ってもらおうかな」


よっしゃ、俺の粘り勝ち!

「具体的に、どうしようかー」

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