第83話 敬酒不吃《敬酒を飲まず》
【巻ノ二・残頁捌拾参:『大魏百草考・断腸』残巻】
「郷野には奇毒多し。無色無味なるものは少なく、腥く苦くして嚥み難きもの多し。
然れども世に最も鴆毒なるものは、草木の精に非ず。乃ち人心の祟りなり」
†
日が落ちると、夜の帳が深青の絵巻物のように村を包み込んだ。
名月が木梢に昇ったばかりだというのに、早くも薄雲に半ば隠されている。この人里離れた小村の空き地では、篝火がパチパチと弾ける音を立てて燃え盛っていた。
二百斤はある丸々と太ったイノシシは、すでに狩人たちの手で腹を割かれ、内臓を抜かれて綺麗に洗われ、燃え盛る烈火の上に架けられて炙られている。脂の乗った肉は、長く炙られるうちに次々と脂を滴らせ、それが炭火の上に落ちるたび、「ジュウゥ」という食欲をそそる音と、鼻をくすぐる濃厚な肉の香りを周囲に撒き散らしていた。
村長は火のそばに立ち、落ち着きのない子供たちに火に近づくなと大声で怒鳴ったかと思えば、女たちに向かっては「もっといい肉を切って、遠来の客人をしっかりともてなすように」と何度も念を押している。
天を焦がすような炎の光が、村人数十人の影を長く引き伸ばしていた。
男たちは焼き台を囲み、串を回しながら大口で酒を飲み、豪快に笑い合っている。子供たちは火の光の縁を縫うように走り回り、鈴を転がすような笑い声を絶え間なく上げている。もう一方では、女たちがのびやかな小唄を口ずさみながら、手際よく味付けをして肉を切り分け、「熱いうちに食べな」と笑いながら皆を急き立て、その場を実によく取り仕切っていた。
遠くの、火の光が届ききらない薄暗い影の中では、数人の老人たちが背の低い丸椅子に腰を下ろし、手に煙管を持ち、「スゥ……プハァ」と音を立てて葉タバコを吹かしていた。立ち昇る青い煙に身を任せながら、若者たちに「そんなに急いで飲むな」と注意を促しつつ、この温かな喧騒を静かに見守っている。
何人かの子供が火のそばにいる金色の猫を見つけ、珍しがって大喜びで銜蝉の周りを追いかけ回し始めた。
追いかけ回されてすっかり狼狽した銜蝉は、短い足で死に物狂いに走りながら、謝必安に向かって喉が裂けんばかりにニャオニャオと喚き散らした。
『親父! 笑ってないで早く助けてくれよ!』
謝必安と沈無は、とうに馬車から上等な酒を一壺降ろしてきており、篝火のそばの丸太に腰掛けていた。二人は口いっぱいに肉を挟んだ分厚いパンを頬張り、手に酒碗を持ち、一口肉を食っては一口酒を煽り、これ以上ないほど痛快に飲み食いしていた。眺めているうちに、二人の目元にも自然と笑みが浮かんだ。
しばらくすると、銜蝉を追いかけ回していた子供たちは次々と親に呼ばれて夕飯に戻っていき、この金色の猫はようやく厄介な追跡者から解放された。
先ほど大いに走り回ったせいで、銜蝉はすっかり空腹になり、我慢の限界を迎えていた。今はその丸々とした身体を震わせ、待ちきれない様子で火のそばにしゃがみ込んでいる。口では大きな骨をガリガリと噛み砕いているくせに、舌でグルグルと唇を舐め回し、まん丸の目はまだ炙られている肉に釘付けで、ヨダレを垂らすあまり尻尾を振ることすら忘れていた。
火の光と人混みを越えた、光の届かない暗がりでは、あの蜃驪の馬車だけは、周囲の喧騒から切り離されたような静けさに包まれていた。
分厚い車簾が外の喧騒を完全に遮断し、車内では阿奴が大人しい小獣のように、柔らかいクッションの上で静かに丸まっている。彼女は非常に深く眠り込んでおり、規則正しく長い呼吸に合わせ、体内に取り込んだあの膨大な妖丹の霊力を全力で消化している。外の喧騒や人々の営みの気配など、今の彼女には何の関係もないことのようだった。
謝必安は酒を大口で呷り、袖で口元の酒を拭うと、隣に座る沈無を肘で軽く小突き、感慨深げに言った。
「なあ、老沈。ここまで旅をしてきて、こんな小さな村で、これほどたくさんの笑顔が見られるとは本当に思わなかったぜ」
沈無は片手で酒碗を持ち、遠くでふざけ合う子供たちから視線を戻し、淡々と答えた。
「都に近いからかもしれんな。天子のお膝元なら、いくらかの恩恵もこぼれ落ちてくるのだろう。以前お前がいた姐弟子の場所……あの辺りでは、笑顔どころか、生きている人間に遭遇できただけでも運がいい方だったからな」
「確かにそうだな。老沈、お前が死体を積み上げながら進んできた道は、まさに首が転がり草一本生えない有様だった。俺はあの王管事のために二、三回泣いてやりたい気分になったよ。もしあいつがまだ生きてて、俺たちと一緒に酒を飲めてたら……チッ、もったいない話だ。生きていくってのは本当に難しいな。こっちはあいつに生きる道を与えようとしたのに、わざわざ自分から死に場所を探しに行くんだから……」
謝必安は少しからかうような口調で言い、話を切り替えて、肉を挟んだパンの大きな塊を口に押し込んだ。モゴモゴと不明瞭な声で呟く。
「まあいい。今日の酒は今日のうちに飲んじまおう。明日のことは明日悩めばいい。それより、あのデブを見てみろよ。目玉が肉に吸いつきそうじゃないか。早く肉の欠片でも投げてやらないと、あいつ、本当に飯の強盗を働きかねないぜ」
沈無は火のそばにしゃがみ込み、今にもヨダレの川を作りそうな銜蝉を一瞥して、呆れたように首を振った。こんがりと黄金色に焼けたイノシシ肉をちぎって放り投げてやり、言い放つ。
「お前は猫の心配をする余裕があるようだな。馬車の中にいる銀毛の小娘の方は、本当に放っておいていいのか? 今夜のこの場所は一見平穏に見えるが、二百斤もあるイノシシの血の匂いが、この荒野一帯に広がっているんだ。面倒なものを呼び寄せないとも限らんぞ」
謝必安の眼差しが微かに鋭くなったが、口の中で肉を噛む速度は落ちるどころか、むしろ声を潜め、悪意に満ちた冷笑を漏らした。
「問題ない。阿奴はただ食いすぎただけだ。それに、お前がいるのに俺が何を怖がる必要がある? あの穢れたゴミどもは、来ないならそれでいいが、来たら来たで丁度いい。沈大千戸の刀の切れ味をたっぷりと拝ませてやればいい。目障りなバケモンどもはまとめて細切れにして、酒の肴にしてやる。最高に痛快じゃないか?」
沈無は思わず吹き出し、手に持った酒碗を高く掲げて謝必安の碗にぶつけ、数滴の酒をこぼした。「大きく出たな。俺を盾代わりに使う気なら、酒は控えめにしておけ。夜半過ぎの最初の見張りはお前の番だぞ」
二人が冗談を交わしていると、火の光の向こう側から三人の人影がゆっくりと歩いてきた。
「お二人の役人様。この田舎にはこれといったおもてなしの品もございませぬが、この二杯の自家製の濁り酒、当村のほんの気持ちばかりでございます。どうぞお身体を温めてくだされ」
やって来たのは村長だった。顔中が深い皺だらけの干からびた老人は、腰を曲げて一番前を歩き、口いっぱいに媚びへつらいの言葉を並べ立てた。その後ろには二人の農婦が続き、顔を伏せたまま、両手でそれぞれ粗末な陶器の大きなどんぶりを捧げ持ってきた。
彼女たちの顔には従順な笑みが貼り付いていたが、そのタコだらけの両手は気づかれないほど微かに震えていた。数滴の濁った酒が、碗の縁を伝って泥の上に落ちたほどだ。
謝必安は立ち上がって迎えに出たが、手を出して碗を受け取ろうとはしなかった。
彼はわずかに顔を伏せ、小鼻を二度動かした。米酒の甘酸っぱい香りの底に、湿った土と生薬を思わせる、かすかな苦い臭いが潜んでいるのを嗅ぎ取った。彼は顔を横に向け、沈無と視線を交わした。
沈無は悟られないように微かに頷いた。
「ご老人。この碗は見たところ、それほど重そうでもない。それなのに、どうしてこの二人の姉さんたちは、こんなに手を震わせてるんだ? まさかこの酒碗、溶かした黄金ででもできてるのかい?」謝必安は両腕を胸の前で組み、首を傾け、嘲るような口調で言った。
村長の顔に浮かんでいたへつらいの笑みが一瞬で凍りつき、老いた顔が真っ青になった。慌てて震える声で弁解する。「や、役人様、何を仰いますやら……こ、これは、お二人の威厳に圧倒されて、怯えてしまっているだけでございまして……」
謝必安は大げさに自分の体の前後左右を見回し、眉を上げて笑った。「おや? もしかして俺の覇気が外にダダ漏れになってて、本当に人を怖がらせちまったのか?」
村長の額には豆粒ほどの冷や汗が滲み出し、乾いた笑いを漏らした。「や、役人様、またご冗談を……役人様はとても和やかで、慈悲深いお顔立ちをされておいでで……」
謝必安は一歩前に踏み出し、農婦の差し出した碗へ直接指を入れ、指先に酒を少しつけた。そして振り返りもせず、大声で叫んだ。
「デブ、来い!」
銜蝉はちょうどあの美味いイノシシ肉を夢中で齧っていたところだったが、不意の呼び出しを受け、口の中をパンパンに膨らませたまま走ってきた。モゴモゴと不明瞭な声で文句を言う。
『親父、俺様は今忙しいんだよ。俺様を呼んでどうする気だ?』
「四の五の言わずについて来い。用があるから呼んだに決まってるだろ」謝必安は笑いながら罵り、指先を下へ向け、銜蝉の脂ぎった口元へ差し出した。
銜蝉は鼻をヒクヒクさせ、その指をひどく嫌そうに見つめた。『また俺様に毒見させる気か? でも親父、あんたその手、洗ったのかよ?』
謝必安は頭を小突く素振りを見せた。「いいから舐めろ。どうせ毒見なんだから、細かいこと気にするな」
銜蝉は慌てて「ゴクリ」と口の中の肉を飲み込んだ。だが悲しいかな、彼は丸々と太った猫である。謝必安が面白がって指先を少し高い位置に止めたため、銜蝉はどれだけ首を伸ばしても届かなかった。太った猫は咄嗟に機転を利かせ、いっそのこと後ろ足で勢いよく踏み切り、丸い身体ごと猛然とジャンプして、謝必安の指先を「ペロリ」とひと舐めした。
銜蝉は「ドスン」と音を立てて着地し、口をクチャクチャと動かしたが、すぐさま太った顔を苦痛に歪め、盛大に罵り始めた。
『ペッペッペッ! なんだこのクソみたいな味は、マズくて死にそうだ! ぺッ、ぺッぺッ! 親父、俺様の首を懸けてもいい。これの中身は生の烏頭か、得体の知れない蛇の毒がごちゃ混ぜになってるぞ。苦くて死にそうだ。二度と俺様にこんなもん舐めさせるなよ、口を洗ってくる!』
言葉が終わるか終わらないかのうちに、彼は火のついたように慌てて引き返していった。見れば、村の黄色い犬が一匹、こそこそと地面のイノシシ肉に近づこうとしていたのだ。銜蝉は途端に焦り、突進して黄色い犬に向かって牙を剥き、「シャーッ!」と激しく威嚇した。犬を追い払うと、彼はようやく満足げにしゃがみ込み、再び嬉々としてそのイノシシ肉を噛みちぎり始めた。
『あ! 親父、言い忘れるところだったぜ。この村、なんか変な匂いがするから、あんたも気ぃつけなよ』銜蝉が突然念話で付け加えた。
謝必安は頷き、自分のこめかみをトントンと叩き、淡々とした顔で言った。「こっちの頭ん中の音楽がうるさくて敵わねえ。自分でもわかってるさ」
謝必安は首を回して沈無に目配せをした。沈無は意図を察し、即座に一歩前に出て、冷酷な声で口を開いた。
「もういい、芝居は終わりだ。人は財のために死に、鳥は食のために死ぬ。俺たちは人を傷つけたくはない。もし自分たちの腕に覚えがあり、度胸が十分だと言うなら、かかってこい。そうでないなら、ここでおとなしく散れ。互いに面倒なことは避けようじゃないか」
沈無の口調は極めて穏やかだったが、周囲の温度が急激に下がったかのように感じられた。この鏡妖司の千戸は、いつの間にか百辟喪門刀を固く握りしめていた。実体を持つかのような殺気が、刹那にしてその場を完全に制圧した。彼の鋭い視線は、こっそりと近づき、手に隠し持った鉈へ手を伸ばそうとしていた数人の狩人たちを正確に射抜いていた。
村長はこの突如の展開に腰を抜かし、膝から崩れ落ちて慌てて命乞いをした。「役人様! 役人様、誤解でございます! 私は……私はただ脅されてやっただけで……」
謝必安は少し酒気を帯びた顔で、だらしない態度で横目を向け、冷笑した。「誤解? ってことは、酒に細工をしたことは認めるんだな?」
彼は白目を剥き、ひどく白けた口調で続けた。「前世で見た映画風に言うなら――『お前は村長でありながら、外部の人間と結託して財産と命を狙い、さらに酒に毒を盛って朝廷の命官を暗殺しようと企んだ!』……お前らみたいな底辺のクズどもに、そんな肝っ玉があるわけがねえ。さあ吐け! お前らを脅したクソ野郎は、一体どこに隠れてやがる?」
「役人様……そ、そんな……いいえ……どうかお見逃しを……」村長は必死で土下座を繰り返し、鼻水と涙で顔をグシャグシャにして泣き叫んだ。
しかし、その惨めな泣き落としも、沈無の眼差しに微塵の揺らぎも与えなかった。沈無が刀を抜き、この命知らずの村人たちに手痛い教訓を与えようとした、その瞬間――
突如として、肉が引き裂かれる湿った音が響いた。
恐怖に顔を強張らせた村長の頭が、何の前触れもなく首から滑り落ちる。平らな切断面から熱い鮮血が噴水のように噴き上がり、そのまま篝火へ降り注いで、鼻を突く白煙を立ち昇らせた。
それを目撃した二人の農婦は恐怖で悲鳴を上げ、腰を抜かしてその場にへたり込んだ。股の下にはたちまち大きな染みが広がった。逃げる間もなく、黒い髪の毛の束が毒蛇のように猛然と彼女たちの口をこじ開け、狂ったように体の中へと雪崩れ込んでいった!農婦たちは苦痛に白目を剥き、続いて身体中のあらゆる穴から大量の鮮血を噴き出した。
それは、単なる惨劇の始まりにすぎなかった。続いて、暗闇の中から、粘り気と悪臭を帯びた無数の長い黒髪が、密集した黒蛇の群れのように這い出し、音もなく周囲の村人たちの首に巻きついていった。
黒髪が一斉に締まり、村人たちの首を容赦なく絞め上げる!
「バキッ、ボキッ」という骨の砕ける乾いた音が立て続けに響いた。先ほどまで楽しそうに肉を焼いていた狩人たちは、悲鳴を上げる間もなく瞬時に首と胴体が離れ離れになった。首のない死体が次々と地面に倒れ込み、血だまりの中で激しく痙攣を繰り返した。
現場は瞬時に大混乱に陥り、村人たちは恐怖に悲鳴を上げながら四方八方へ逃げ惑った。だが黒髪はまだ物足りないとでもいうように、逃げる影にピタリと張り付き、追いつくや否や次々と命を奪っていく。絶え間ない悲鳴が至る所から上がり、むせ返るような血の臭いが、村全体を覆い尽くした。
「警戒しろ!」
沈無が鋭く叫び、すでに準備を整えていた百辟喪門刀を猛然と振り下ろした。白絹のような刀の光が強烈な風を巻き起こし、前方の虚空に向かって渾身の力を込めて叩きつけられた!
刀の刃が、暗闇から湧き出す黒髪の塊を正確に捉えた。しかし、予想していた一刀両断の爽快な手応えは返ってこなかった。むしろ刃は分厚い髪の層に絡め取られ、刀身が髪の毛の間で滑る。沈無の手首にズシリとした重みが伝わり、その一刀はまるで百年の大樹に深く食い込んだかのように、一時的に引き抜くことができなくなってしまった。
「キケケケ……やはり『成事不足、敗事有余』。役にも立たず、足を引っ張るばかりの連中よ。黄金一万両の首が、お前たちごとき泥まみれの農民に取れるわけがなかろう。」
暗がりから、割れ鐘のような耳障りな笑い声が響いてきた。ボロボロの布を纏った、骨と皮ばかりに痩せ細った老人が、枯れ木の後ろから足を引きずりながら姿を現した。彼は地面に転がる狩人たちの肉片を見下ろし、怪しげに笑った。
「元より、この役立たずどもに期待などしておらなんだ。綺麗に殺し尽くしてしまえば、傍で邪魔されることもなくなるというものよ」
彼の眼窩は深く陥没しており、その中に眼球はなかった。代わりに、二つの絶えずうごめく黒髪の塊が詰まっていた。何千何万という長い髪の束が彼の袖口と襟元から飛び出し、夜風の中で蜘蛛の巣のように四方へと広がっている。
謝必安は酔った目をこすり、首を傾けて目の前に突然現れたこの怪異な姿を品定めした。酒のゲップを一つ打ち、だらしない声で張り上げた。
「おいおい、そこのジジイ、あんた誰だよ? 何事も『凡事留一線』、少しくらい逃げ道を残すもんだろ。俺の顔を立てて、そろそろ店じまいにしてくれねえか?」
それから彼は眉を上げ、周囲に散らばる死体と、未だに恐怖で逃げ惑っている村人たちを見渡し、チッと舌打ちをして首を振った。
「ただ俺たち二人の命が欲しいだけなら、こんな大げさな舞台を用意する必要があったのか? せっかくの楽しい飲み会が、あんたのこの余興のせいで完全に台無しになっちまったじゃねえか……」
そこまで言うと、彼の眼差しが突如として氷のように冷え切った。だが口元にはまだ笑みを残したまま、ふわりと風に乗せるように最後の一言を吐き出した。
「なあジジイ、この落とし前、どうやって払ってくれるんだ?」
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【司天監内部メモ】
外出する際、男女を問わず守るべき鉄則が一つある。
『見ず知らずの他人から差し出された飲み食いを、迂闊に口にするな』。
なぜなら、それを一口でも口にした後に待っているのは、「今夜、定時に家へ帰れる」か、「死後七日目に魂だけで帰ってくる」か、そのどちらかだからだ。




