第20話 深く切りすぎた刃
【巻ノ一・残頁弐拾:鏡妖司・内部極秘調書・焼却済み】
「建康城南の十二の高門大戸、一夜にして一族郎党皆殺しに遭う。血痕も見られず、屍骸も見られず、ただ床一面に灰白色の粗陶の砕屑を残すのみ。かつ、屋敷全体に極めて濃厚な腐った林檎の異臭が蔓延せり。
結案批示:これ乃ち地脈の煞気漏洩により引き起こされし意外(事故)なり。冬至大典とは無関係なり。何人もこれ以上追査すべからず、違背する者は反逆罪として処断す。――国師府印」
†
ドンッ――!
雑項科の外のあの幽暗で長く狭い通路から、重々しい足音が枯れ木をへし折るような恐怖の蛮力へと変わった。
元々虫食い穴だらけだった古い木扉が、この粗暴な蹴り破りによって「ガシャーン」という凄惨な巨音を発した。脆弱な木目が瞬時に崩け裂け、無数の鋭利な木屑が小型の暴雨の如く昏暗な空気中を四方八方へ飛び散り、無情にも苔むしたレンガの壁に叩きつけられ、「パラパラ、パラパラ」という細かな衝突音を立てた。
半扇の重厚な戸板が、錆びて変形した蝶番から直接脱落し、歪んだ門枠に斜めに宙吊りになった。地下へと吹き込む冷風に煽られ、「ギィー、ギィー」と絶望的な呻きを上げるその様は、首の骨を生きたままへし折られ、それでも風の中で痙攣している死刑囚のようだった。
十二月の建康城の底辺を吹き抜ける冷風が、極度に濃烈な血生臭さを巻き込み、決壊した洪水のごとく、陳年の酸腐な匂いと鼻を刺す尿のアンモニア臭が充満するこの狭小な空間へと瞬時に逆流し込んできた。
鏡妖司の千戸、沈無。
彼は、そのまま入り口に死の如く縫い付けられていた。
大魏最高の特務機関の無上の権力を象徴する彼の一身の玄色の武官服は、今や徹底的に粘稠な暗紅色の液体によって浸透しきっていた。玄色の布地は鮮血をたっぷりと吸い込み、極度の疲労によって微かに震える彼の筋肉の輪郭にぴったりと張り付いていた。
半ば乾いた粘稠な血液が、彼の冷峻で削ぎ落とされた顎の線に沿ってゆっくりと滑り落ち、顎の先端に集まり、続いて彼が死に物狂いで握りしめている環首直刀の柄の指の関節へと重く滴り落ちた。鮮血は、饕餮紋が彫り込まれた刀の鞘の黄銅の護手に沿って曲がりくねって流れ、最終的に「ポタッ、ポタッ」と長年の汚垢にまみれた青磚の床へと叩きつけられた。
血水が弾け落ちる一滴一滴の微小な音が、この死寂に包まれた班房の中で、氷のように冷たく窒息するような喪鐘の轟鳴を打ち鳴らしていた。
「ミャオオオ――シャーッ!」
ずっと書類棚の頂上に蟠踞していた銀猫の阿奴が、鼻を刺す血生臭さを嗅ぎ取った瞬間、喉の奥深くから極度の嫌悪に満ちた嘶きを爆発させた。重度の潔癖症を持つこの異猫にとって、沈無の今の状態は、屠殺場の腐臭を放つ血の池から引き揚げられたばかりの劣悪な雑巾も同然だった。
阿奴の全身の、絹織物の光沢を流転させる銀毛が根元から逆立ち、ダイヤモンドのような銀色の瞳孔には隠しきれない憤怒と嘔吐感が閃いた。彼女の強健な後脚が書類棚の頂上で猛然と蹴り出され、木製の棚が「ギシッ」と哀鳴を上げる。空気を切り裂く「シュッ」という一筋の銀色の稲妻と化し、阿奴は極めて軽やかに、頭上のあの黒緑色の毒黴の斑点がびっしりと生えた腐った木梁の最頂部へと躍り上がった。身体を最も暗い陰影の死角へと死に物狂いで縮め込み、二つの桜色の前足で鼻先を死に物狂いで覆い隠した。
一方、棚の最下層に隠れていたあの金色の肥肉の塊、銜蝉は、謝必安の脳内で狂ったように連続した弾幕を送信していた。
『オヤジ……あの刀提げてる奴、お前の知り合いじゃねえのか!?……あいつの身体の匂い、玄武の底の千年老妖より一万倍も生臭えぞ! あいつ喧嘩売りに来たんじゃねえのか? 早く隅っこにあるあの悪鬼が詰まったボロ壺であいつの頭をぶっ叩けよ!』
銜蝉の声は軟弱で力なく、あの巨大な金色の頭を二つの前足の下に死に物狂いで埋め込み、書類棚の陰影の中で全身の肥肉を制御不能なほど劇烈に震わせていた。
謝必安は、脳内で泣き叫ぶあの臆病なデブ猫を無視し、相変わらず気だるげで極度に虚弱な姿勢を保ったまま、塗りの剥げた紅木の太師椅に癱軟していた。彼は完好な左手で、醇厚な果実香を放つあの西域の葡萄酒の甕を無造作に提げ、極めて氷のように冷たい眼差しで入り口の沈無を見つめた。
「おいおい! 沈大人よ、あんたトマトソースの甕にでも落ちたのか? それと、雑項科は鏡妖司ほど家がデカくないが、あんたが今ぶっ壊したその扉は天竺産の八百年物の老山檀(白檀)で作られてるんだ、今じゃ探したって見つからねえ代物だぞ」
沈無は逆手で残破した木扉を押し戻した。「ドン」という鈍い音を伴って、木扉は辛うじて門枠に引っ掛かり、外の通路から吹き込む刺骨の陰風を遮った。
この、平素から殺伐果断で名を馳せる鏡妖司の千戸は、今や全身の骨髄を吸い尽くされたかのように、苔むした壁の根元に沿ってゆっくりと滑り落ちるように座り込んだ。彼は血に染まった刀を身の前の床に杖のようにつき、懐から極めて艱難に、鮮血で大半が赤く染まった一部の羊皮紙の巻宗(調書)を取り出し、腕を一振りして、謝必安の眼前の書案へと重く投げ落とした。
羊皮紙の縁はすでに鮮血が浸透して干からびており、嘔吐を催すような暗褐色に変わり、手で触れれば頭皮を痺れさせるような粘り気のある感触が透けていた。謝必安は酒甕を卓の角に置き、片手で巻宗の縁の結び目を解き、その長くびっしりと連なる名簿の上を視線で素早く掃き清めた。
戸部侍郎、太常寺少卿、光禄大夫……建康城の中で風を呼び雨を喚ぶ十二家の高門大戸、五百以上の人命。この人々の中には、彼がこの数日、忘憂閣の中で千金を惜しげもなく投じて「犀角渡魂香」を買い求めるのを直接この目で見た世家の子弟も数人含まれていた。
そして今、これらの活き活きとしていた名前の傍らには、すべて沈無によって劣悪な朱砂を用い、刺眼の極みたる赤いバツ印が容赦なく書き込まれていた。
「全員蒸発したのか?」謝必安の声音は、極度の宿酔と高濃度アルコールの猛烈な焼灼のせいで、異常なほど嗄れ果てて聞こえた。
「生きた人間の血は、一滴たりとも残っていなかった」沈無は氷のように冷たい壁に寄りかかり、微かに頭を仰いだ。この鉄骨錚錚たる漢の眼底に、今や底見えぬ絶望が透けていた。「現場には床一面に厚く積もった灰白色の粗陶の砕屑と、あの狂風すら吹き散らせないほど濃厚な腐った林檎の匂いしかなかった。丸々十二の邸宅が、十二の巨大な磁器の墓場と化していたのだ」
沈無は大口で喘ぎ、呼吸のたびに彼の身にある無数の深さの異なる傷口が引っ張られていた。
「俺が最も精鋭の腹心の兄弟を数人連れて戸部侍郎の邸宅の壁を越え、陶の屑を調べようとした時、国師府の禁軍がまるで鬼魅のように現れた。奴らは松明も掲げず、音も発さず、直接その場で街区全体を接管し、格殺勿論の無声の緘口令を下した。俺の配下の、五年間生死を共にしてきた三人の兄弟が、俺の撤退を援護するために……禁軍の破甲の重弩によって中庭の壁に死に物狂いで釘付けにされた。あの弩矢の威力は、奴らの胸腔を直接引き裂いていった」
沈無は猛然と頭を上げ、その猩紅の血走った双眼で謝必安を死の如く見据えた。
「謝必安、俺に教えてくれ。普天の下、一体いかなる格の妖魔が、一夜の間に、音もなく五百人以上の生きた人間を、皮も骨も丸ごと一堆の砕けた陶片に変えることができるというのだ?」
謝必安はこの絶望に満ちた詰問にすぐには答えなかった。
彼は左手の人差し指の爪で、軽くその血染めの羊皮紙の巻宗を書案の縁へと押しやった。そして、書案の真正面にある、刺骨の氷寒の気を放つ黒布の木箱と、その傍らに開かれたままの『大荒異聞録』を指差した。
「いかなる妖魔にもそんな真似はできねえ。たとえ最深層の九幽の深淵から這い出してきた千年の大妖であっても、人を喰らうなら床一面に惨骸と血痕を残す。完全で徹底的な抹殺なんて絶対に不可能だ」
謝必安は卓の角のあの西域の葡萄酒の甕を抱え上げ、頭を仰ぎ、形象も顧みずに大口で容赦なく呷り、猩紅の酒液が顎を伝って滴り落ちるに任せた。
「こんなことができるのは、極度に精密な計算を経た、あまつさえ今この瞬間もこの建康城の地下で高効率に稼働している、風水の殺陣だけだ」
沈無は眉をきつく寄せ、虚弱な身体を強引に支えて立ち上がり、重い足取りを引きずって書案の前へ歩み寄った。彼の目光が破れ古びた古書を越え、木箱の中の、あの粗雑な陶磁器と緩慢に蠕動を続ける鮮活な血肉が強引に縫合された詭異な法器の上に落ちた時、瞳孔が驟然と収縮した。彼は刀の柄を握る右手を猛然と力強く握り締め、手の甲の青筋を一本一本隆起させた。
「これこそが、貴様が以前俺に暗中で調べさせた、あの『豪門が法外な値で琉璃を買い集めている』という裏ルートの最終成果物か?」
謝必安は卓上の錆びついたペーパーナイフを取り上げ、刀の背で軽くその血肉の法器の陶磁器の縁を叩き、「タッタッ、タッタッ」と清らかでありながらも身の毛のよだつような響きを発した。
「沈大人、あんたは本当にあの脳満腸肥な権貴どもが、風雅を気取って密かに俺の『錯金琉璃』の技を模倣しているとでも思っていたのか?」
謝必安の口角の冷笑はさらに残酷さを増した。
「皇帝のジジイの皮袋はもう腐りきってる、屍臭すら隠しきれなくなってるのさ。奴は三日後の冬至の大典で、俺に錯金琉璃の力を使わせ、その腐肉を不朽の琉璃の金身に焼き上げさせるつもりだ。だが酒色に掏り取られたあの肉体凡胎じゃ、琉璃化の瞬間に生じる煞気と反発に到底耐えきれねえ」
謝必安の眼差しは瞬時に無比な鋭利さを帯び、まるで二振りの鞘走った利刃のようになった。
「国師のあの人の皮を被った老いぼれペテン師は、建康城全体の地下水脈の中に、極めて膨大な陣脈を掘り巡らせやがった。そしてあんたの名簿にあるこの十二家の権貴は、全員が選ばれた消耗品だ。老いぼれペテン師は、極めて微弱な玉心毒気を帯びたこの劣悪な『血肉法器』をわざと天値で奴らに売りつけ、一族の長盛不衰を保証する風水の至宝だと誆騙し、奴らに満心歓喜して自家邸宅の風水の陣眼に埋めさせたのさ」
謝必安は少し間を置き、脳内の考えと論理を、沈無が理解できる言語へと変換した。
「俺たちの業界じゃ、これを『試陣』と呼ぶ」謝必安の語気には隠しきれない嘲諷が帯びていた。「老いぼれペテン師は、正式に冬至の大典を起動し、あの天をも毀ち地をも滅ぼすほどの煞気を迎え入れる前に、まずこの十二家の権貴の五百人以上の命を使って、地下陣法の伝導効率をテスト稼働させたんだよ」
謝必安はペーパーナイフの刀尖で、再び容赦なくあの肉と骨の法器の真ん中を刺し貫き、一滴の黒い汚血を挑み出した。
「事実が証明した、地下の陰脈は通じてる。だがこの権貴たちの肉体凡胎は、陣法から溢れ出したほんの一絲の膨大な煞気を受け止めただけで、瞬時に崩壊した。奴らは一瞬のうちにその力によって最も脆弱な粗陶の土鍋へと異化され、そして極致の苦痛の中で徹底的に砕け散り、床一面の齏粉と化した。城北のあの貧民たちと全くなじようにな」
この狂気の沙汰としか言いようがない逆算された陣法推導を聞き終え、沈無はただ、背中に極寒の地から掘り出された万年玄氷の巨大な塊を強引にねじ込まれたかのように感じ、彼のすべての思考を凍結させた。
「もしこの五百以上の人命が……ただ単に……試陣のためだけだったとするなら……」沈無の目光は無意識のうちに雑項科の内のあの黴斑がびっしりと生えた屋根を見上げ、まるでこの分厚い重瓦を透かして、依然として紙酔金迷、徹夜の笙歌に沈み込んでいる繁華な建康城を見透かそうとしているようだった。「」
「これは極めて残忍な開端に過ぎねえ」
謝必安は手中の酒甕を重く下ろした。陶の甕の底が木の卓と衝突し、「ドン」という鈍い巨音を発した。彼のその充血した双眼は、眼前の絶望に陥った特務の頭目を死の如く見据えた。
「護城河の暗渠からこの崩壊した残次品が引き揚げられたってことは、地下のメインの陣脈がすでに徹底的に敷設完了したってことだ。三日後、冬至の大典が正式に起動する。あの老いぼれペテン師は祭壇の上に立ち、一絲の憐憫もなく、この殺陣のメインスイッチを引き下ろすだろう」
謝必安は左手で死に物狂いに卓面を支え、身体を微かに前傾させた。
「その時、皇帝のためにあの排山倒海たる反発を分担させられるのは、もはやこの十二家の権貴の五百人じゃねえ。建康城全体にいる数十万の無辜の百姓たちだ! すべての人間が一瞬にして、地底から噴出する玉心毒気によって強制的に土鍋に異化され、そして極致の高温の中で漫天に舞い散る灰燼と化すんだ。そしてあの高々と上に坐する皇帝は、この満城の百姓の骨灰を踏み躙りながら、心安理得(平然)として自身の長生不老を迎えるのさ」
雑項科の内部は瞬時に死のような極度の寂静に陥った。
ただあの西域の葡萄酒が放つ醇厚な酒香だけが、未だに空中で沈無の身体から漂う鼻を刺す血生臭さと、無声にして絶望的な綱引きを繰り広げている。
「国師府の禁軍はすでに建康城の東西南北の四つの城門を徹底的に封鎖した。巡防営、九門提督の兵馬は、今やすべてあの老いぼれペテン師の調遣に服しており、蝿一匹すら飛び出せない」
沈無は深く息を吸い込み、心底のあの氷室に墜ちたような驚駭を強引に圧し伏せた。彼が再び頭を上げた時、その血走った眼眸の中には、すでに玉石倶焚(玉砕)をも辞さない狂気の戻気が再び燃え上がっていた。
「鏡妖司の内部もすでに国師に穴だらけに浸透されている。指揮使は病と称して門を閉ざして出ず、俺は今や建康城全体で懸賞金を掛けられた筆頭のお尋ね者だ。俺たちにはもう退路はない」
沈無は不安げに卓上のあの重々しい刀を鷲掴みにし、刀の鞘を粗雑な木質の卓面の上で力強く摩擦させた。
「謝拾遺、貴様がこの邪陣の運作原理を容易く見透かせるのなら、必ずやこの陣を破る方法も知っているはずだ。教えてくれ、全城を覆うこの風水大陣、その核心の陣眼は一体どこに隠されている!? 俺は今すぐこの刀を提げてそいつを叩き斬りに行く、たとえ国師と同帰に尽きようともだ!」
沈無のその決絶と死志を透かす両目を見て、謝必安の心中に、この特務に対する一絲の微弱な敬意が湧き上がった。
「設計が精密な陣法を破壊するには、決してあの防守が最も厳密なメイン陣眼へ正面から硬剛に行っちゃならねえ。国師が布置を敷く度胸があるなら、皇宮大内のあの陣眼は絶対に銅牆鉄壁だ」
謝必安は再び気だるげに太師椅に寄りかかり直した。左手の人差し指を伸ばし、あの『大荒異聞録』の「窃天換柱」が描かれた詭異な挿絵の上で、重く二回叩き、「トントン」という響きを発した。
「俺たちが探すべきなのは、メイン陣眼じゃねえ。俺たちが必要としているのは、この陣法が反発の力を分担するために用いる『極陰の枢紐』を見つけ出すことだ。そこはすべての煞気が外へ疎散するための必経の道だ。俺たちがあの肝心なノード(結節点)に、不可逆の『塞(栓)』を一つ作ってやりさえすれば、大陣が起動した瞬間、膨大な煞気は宣洩を失ったがゆえに強制的に逆流する。そうなれば、高温は直接皇宮の中心へと反発し、皇帝と国師のあの古狐どもを、一鍋の沸騰した琉璃のシチューに爆発させてやるのさ」
「その極陰の枢紐は一体どこにある!?」沈無の呼吸は急促になり、両手で死に物狂いに刀の柄を握りしめた。
謝必安は微かに目を細め、脳裏に瞬時に建康城のあの錯綜し複雑に絡み合った水路網の図を浮かび上がらせた。
「城北の貧民窟の煞気の漏洩、城南の十二家の権貴の瞬間蒸発、そして護城河の暗渠から漏れ出した血肉法器……」謝必安の指は、灰塵がびっしりと積もった卓面の上で、ゆっくりと無形の巨大な十字の交会点を描き出した。「この地下の陣法は、完全に建康城の水脈に依附して敷設されている。これら幾つもの遙か離れた区域を同時に連結でき、かつ膨大な玉心の煞気を呑み込み、冷却させるのに十分な極陰の地は、建康城全体でただ一箇所しかねえ」
謝必安はゆっくりと頭を上げ、目光が満身鮮血の沈無を越え、雑項科の外のあの無尽の、すべてを呑み込もうとするかのような暗黒の通路へと深く向けられた。
「秦淮河の影の中だ」謝必安は一字一字を区切るようにして、彼らがつい先ほど離れたばかりの、多くの人を流連忘返させる軟紅十丈のあの忘憂閣がある……「鬼市の最深部さ」




