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2度目の熱い冬

「…お疲れーっす」


「あ、お疲れーあっつん!!」


「…初雪だね?」


「猫はこたつで丸くなるですよー!!」



とある日。今日は初雪。部室には皆が集まっていた。今年導入されたコタツ様は大活躍でしっかり温もりを提供してくれてる。…そして、何かメチャクチャ部内のテンションが高い


「…」


「…この空気に毒されてはいけませんわよ、淳」


このテンションの中、なんとか正気を保っている憐香がうわ言のように言ってきた。…うん、確かにこの空気にあてられたら具合も悪くなるわな


「…姉さん、雪だるま」


「雪だるま?まだ作るには雪が足りないと思うけど…」


「姉さん雪だるま」


「…なんか、聞き間違いかな~?お姉ちゃんが何だって?」


「姉だるま」


「ちょっち待ち!!なんかすごい物を作ろうとしてない!?外にはり付けにする気!?」



「あぁ…冬ですね…コタツ様に…感謝です…」


「こ、コハルちゃん!?溶けちゃダメー!?」


……


「…んむ」


「弓佳っ?これでミカン何個目っ?」


「…五個?」


「食べすぎじゃないっ?晩御飯食べられなくなるよっ?」


「…遠慮しないで、居都留もどうぞ?」


「えっ?あ、う、うんっ?」


………何してんだこいつら


「ぃやっほー♪斑目先生の登場だよぉ~♪」


そこにさらなるハイテンションの斑目先生も現れた。ただ、先生は何やらプリンとを持っているが…


「…あ、先生。お願いしてた事、何とかなりましたか?」


そこに阿見津先輩が話しかける。…お願い事…


「ばっちりOK出たよぉ~♪これで、堂々とした活動が出来るよねぇ~♪」


「…はい。去年やった事を、今年はやりませんじゃ、部長として面目立ちませんから」


そして、プリントを渡された阿見津先輩は俺たちに向き直り、呼び集めた。そこは腐っても部活動。部長の指示には素直に従うのな


「…今日皆に集まってもらったのは、冬休み中に行われる合宿についての発表だよ」


…冬合宿??


「…去年居た人たちは分かってると思うけれど、この部は毎年合宿をやってるの。その合宿を今年は冬にやろうと言うことになったんだ?そこで今年は山の麓にある別荘を借りて、合宿することになったんだよ?」


「…麓の別荘っすか?そんなもの持ってる人って…またカオルさんからっすか?」


そういう物に関しては桜財閥は絶大な力でなんとかしてたから今回もそうなんだろうかと思った…のだが、阿見津先輩は首を振った。そして答えは斑目先生が笑顔で出した


「私のお友だちにねぇ~、別荘を持ってる子が居てぇ~、貸してくれたのぉ~♪」


…そんな人居るのかよ。普通別荘貸さねえよ


「…まさか…」


その時、憐香が何やら青い顔をした。…はて


「どした?」


「…草影ですわね」


「…奏夢さん?」


「…そういえば、最近お父様にその様な事を言っていた様な気がしましたわ…やってくれましたわね…」


すごいワナワナしてる。…奏夢さんと斑目先生が友だちか、先生は一体何歳なんだ?


「…日時とかはこのプリントに書いてある通りだから、各自目を通しておいてね?」


「「はーい」」


そんな感じで今日の部活は解散になった。…プリントの内容は簡潔にだすとこうだ


ショー部冬合宿

日時…12月某日~某日

集合場所…ショー部部室

必要な物…昼食、飲み物、お金、着替え


…至って普通だな。…ただ、普通過ぎて逆に不気味だ。果たして、平和に過ごせるのか…?


「草影…っ!!」


そろそろお怒りを沈めてもいいんじゃね?

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