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どうしたらこうなるんだよ…

「…準備、出来たからはいっていいよ?」


「…着替えてから準備すればよかったじゃないっすか…」


「まぁ、そう怒らないのぉ。弓ちゃんもちょっと順番間違っただけなんだからぁ」


「間違えは認めるんすね!?認めちゃうんすね!?」


あれからショー部ではショー部式のハロウィンを執り行うことになった。…だが、女子が着替えもしたいという事で俺は部室をおわれて、一人で着替えて待っていたのだ。…まぁ、着替えたいのは分かるが、なんて準備までしちゃうかなぁ…


「…へぇ…」


俺が部室に入ると、そこはお誕生日会の様な装飾が施されていて、テーブルの上にはもらったかぼちゃと…、かぼちゃと…あれ?お菓子は?それに…


「阿見津先輩、いつかぼちゃに顔くりぬいたんすか」


「…え?」


…阿見津先輩もめを丸くして俺を見てる。…ただ、俺と蜜柑はそんな事してないし、時雨先輩にもらった時にも普通のかぼちゃだったんだが…


「……」


…さっきから魔女コスチュームのユキの頬がふくらんでる気がする。それにばりぼりと何かを食べる音が…


「…なぁユキ、かぼちゃは生で食えるものか?」


「…ごっくん」


「よし、質問を変えよう。物を飲む音は普通口にするか?」


「…する」


「そうか。…って、何食ってたんだ!!」


「…くりぬいた、かぼちゃ」


どうやら犯人はすぐに見つかったようだ。…こいつ、生で食ったのか!?お腹大丈夫か!?


「…お菓子はこの中」


ユキはかぼちゃの口のなかを指差す。指示通り見てみると、確かにお菓子が口の中に…


「ちょっっと待て…?」


「…変?ちゃんと、くりぬきました」


「それなんだが…まさか、中身全部食ったか?」


「?」


あら、さすがに中身はユキじゃないのか?


「…」


俺は部室内を見渡す。こういうのを食うのは…


「…」


タッパーを今鞄にしまった真昼が怪しいよな、うん。ちらっと見た感じ、オレンジ色の物体が入ってたし、間違いない


「真昼」


「ふぇいっ!?な、なんですかセンパイ!?私に用です?」

「…そのタッパーの中身は、時雨先輩に…」


「アタシがどうかしたか?」


「…へ?」


…後ろを振り向いてみれば、時雨先輩が居た。い、いつのまに…


「当然アタシも混ぜてくれるんだよな、河内?」


「え?あ、いや、俺じゃなく阿見津先輩に…」


そういい阿見津先輩に視線を移してみれば


「…衣装、まだありますよ?」


「…だとよ、河内」


「まぁ、拒む気はさらさらないっすからいいっすけど」


そして…



「…では、改めましてショー部式ハロウィンを始めます」


「「いぇーっ!!」」


準備は完了、お菓子もちゃんと机に並べた、かぼちゃもOK。しきり直してハロウィンが始まった…んだが…


「…なんでこの席順なんでしょうか…」


…なぜか机を挟み、こちらの列に俺、カオルさん、三笠先輩、風、愛羅、ユキ、コハルが、向かい側には阿見津先輩、暦先輩、時雨先輩、憐香、玲羅、真昼、蜜柑が座ってるのだ。…悪い予感がめっちゃするんだが、こーいうパターンって、多分あれだよな…


「…なんだけど、ただお菓子を食べあうだけじゃおもしろくないから、そのお菓子を勝負で分配することにするね?」



「そしてぇ、その勝負内容なんだけどぉ、私と弓ちゃんがリーダーが昨日トラップを学校中にセットしたのぉ、それに引っ掛かった人数が少ないチームが沢山のお菓子をもらえるって事でいいかなぁ?」


…ん?昨日?


「…阿見津先輩、先輩方を呼んだのは貴女っすね?」


俺は鋭い目を阿見津先輩に送る。…図星らしく、言われた阿見津先輩はオロオロしていた。…でもなきゃこんなに都合よく集まるかっての


「…じゃあ、各班二人ずつ組になってね?それで学校を探検して回ってね?…ちなみに、私と桜先輩は罠のありか知ってるから監視だよ?」


…いいとことりやがったな、この二人


「じゃあ、制限時間は30分だよぉ。…散れぇ~♪」


そして、勝負のショー部が始まった…

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