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河内淳の苦悩①下級生クラスにて

「…」


とある日の昼休み、俺は何故か下級生のクラスがある三階に居た。…というのも、これはれっきとした部活動なのだ。今日、真昼、ユキ、コハルから


『『昼休みに遊びに来てくださーい』』


と言うメールが来たのだ。…全然意味分からない。まるで意味が分からない。…面倒だな…


とりあえずまずはコハルの居る1‐Aからだ。…教室に入ってみるが…それらしき姿は見えない。…遊ばれてるのか?どっかで観察か?


「…あ、もしかしてお兄さんが河内先輩?」


すると、女子生徒が話しかけてきた。…知らない子だが、何で俺の名を?


「…そうだが…」


「この人が、コハルのお姉さんの彼氏?」


「「きゃーーっ♪♪」」


「うぉ!?」


なんか急に人だかりが出来たぞ!?なんだなんだ!?


「「格好いい~♪♪」」


「はぁ!?ちょま…くうっ!?」


なんだこの状況は!?コハルは何を吹き込んだ!?そしてあいつはどこに…!?


「…?あら、淳先輩」


教室から出ると、ちょうど戻ってきたコハルに遭遇した。…顔を見る限り、これはコハルの仕業じゃないとなると…


「どうなってんだこれ!?」


「あ~…、言っておけば良かったですね。知らない内にうちのクラスで河内ファンクラブなるものが出来てて、一度クラスにつれてきてきてくれと…」


「逃げるっ!!」


「「待ってぇ~!!」」


とりあえずそこまで分かればいい!!…やばいからにげるっ!!


「…うちのクラス、何を間違えたんでしょうか…」



次の日、こんどはユキがいる1‐Bだ。…ユキは実際Aクラスなんだが、何でか知らないが今日はBクラスにいる友達の所に居るらしい。…Bクラスに入ると、ユキとその友達…三笠茜が迎えてくれた


「…先輩、ご苦労様」


「お疲れさまです、河内先輩!」


「あぁ。…にしても、このクラスはすごいな」


俺はクラスを見渡す。…一応食堂があるんだが、このクラスはほぼ全員が教室で飯を食ってる。…そんなに食堂はそんなに込んでないはずだが…


「…面倒だから」


「面倒ですから」


「…あ、そう」


面倒くさがり屋多すぎやしねぇか!?…ま、平和なんだろうが…



また次の日、今度は1‐C、真昼と蜜柑のクラスだ


「あ、お兄ちゃん!!」


「「!!!」」


「うぇ!?」


…あ、あれ~?なんかこの展開どっかであったなぁ~??


「…淳先輩、早くこの場を離れるべきです!!これはやばいです!!」


「…まぁ、分かってはいるんだが…」


残念ながら今回は手遅れのようだ。…出入り口が塞がれた。…


「…えーと、蜜柑?これはどういうことだ?」


「…あ、あはははは…」


「答えによっちゃ、今日は厄日になる…」


「「捕らえろ!!蜜柑のお兄様を!!」」


「「了解!!」」


「うわぁぁぁぁ!?」


…人が波になって押し寄せてきたぁぁぁぁ!?




「…じゃ、今度は2年生ね?」


「…やらなきゃダメなんすかね??」


「…ダメ?」


「…分かりましたよ」

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