表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/103

こたーつー(笑)

「…おつかれーっす」


「…お疲れさま?」


とある日の放課後、俺はいつも通り部室にいくと今日は3年の二人に風、真昼、コハルが居た。…体育祭も終わり、少しずつ肌寒くなるなか制服も皆冬服に変わっている


「…大分寒くなって来ましたね」


「そうだねっ。もう冬服じゃないと寒いよっ」


「でも昼間は中々暖かいんですよね。着る服に困りますよ」


コハルが困ったような顔をしている。…女子の悩みだな


「私は夏服に長袖のシャツ着て、マフラーで凌ぐよ?可愛いデザインならおしゃれにもなるし♪」


「私はセーター1択ですね。どうせ寒いんだがら、別におしゃれはいいですよっ」


風と真昼がその話を盛りあげる。…うわぁ、今回俺が話に入る余地無いなぁ…


「…ふう…」


「…河内君はそこの所、どう思うのかな?」


「どうってどういう事っすかね。全然質問の内容がわからないんすけど」


阿見津先輩が聞いてくる。…質問の内容は全く理解出来ないが


「…私たちの冬服、似合ってるかな?」


「…はぁ、まぁ変では無いと思うっすよ」


そう言いながら皆の冬服を眺める。…白のYシャツに黒のブレザーを着て、阿見津先輩と風はその中にカーディガンも着ていて、そして襟をリボンで結んでいる…。暖かそう


「…普通に暖かそうっすね」


「…多分それはカーディガンのお陰だよ?」


阿見津先輩は俺の答えを聞いて苦笑する。…そんなに変な回答だったか?


「…でも、こたつが来たら、あれが欲しいよね?」


阿見津先輩が同意を求めてくる。だが聞かれてる意味が全然分からない。こたつがあるなら暖かくていいじゃん


「あ、もしかしてあれですか?そういえば買い置きしてなかったですね」


風がそれを繋げてくる。…だからあれってなんだ


「あ、それならアタシが買ってきますよ!?やっぱりこたつにはあれがなきゃ形になりませんからね!!」



そういい、真昼が何かを買いに行った。…だから、あれって…


「淳さん。もしかしてあれ、分からないですか?」


そう聞いてきたのはコハルだ。…え、何、あれって常識なの?


「…分かれば話に乗っかるっつーの」


「じゃ、一応教えておきますね。…あれとは、ミカンですよ」


「蜜柑?」


「貴方の妹じゃないですよ?」


突っ込まれた


「…で、何でこたつにミカンなんだ?」


「…テレビとかで見ませんか?こたつの上にはミカン、昔からの伝統みたいなものですよ?」


コハルが少し驚いた顔をしながら説明してくる。…そんなに常識なのか?


「…俺の家にはこたつねぇから分からないんだよなぁ」


「だったら分からなくても無理ないですよ。私の家にもありませんし…」


あんな豪邸にあったらびっくりだわ


「ま、そんな感じです。だから讃岐さんが買いに行ったのも…」


「ミッションコンプリートォッ!!」


噂をすればなんとやら、真昼が帰ってきた。…手にはたくさんミカンの入ったネットが。…知らなかったのは俺だけか


「…じゃ、真昼ちゃん。これに移して?」


「イエッサーですよっ!!」


そしてミカンを阿見津先輩が用意したさらに移し変えて、こたつの上に乗せる。そして阿見津先輩、暦先輩、風、真昼、コハル、俺がこたつに入る。ちなみに小柄の真昼とコハルはそれぞれ暦先輩と風の膝元に置かれてる


「…食べていいっ?」


「どぞどぞてす!!」


暦先輩がミカンを1つ手にとり、皮を剥いて実を口に運ぶ。…それについで皆が食べはじめる。…こたつの中で食べるミカン、うまいな

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ