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勝負!⑦…希望高校体育大会!…やるぜ、午後の部!!

午前の部終了時点での暫定順位

一位 3‐A 42点

二位 3‐B 24点

三位 2‐B 22点

四位 3‐C 20点

五位 2‐C 18点

六位 1‐C 15点

七位 1‐A 14点

八位 1‐B 10点

九位 2‐A 5点



「…大差だなぁ…」


「だよね…」


昼食が終わり、クラスに戻った俺は委員長の蒼歩に連れられ得点掲示板を見に来ていた。…うちのクラスは最下位に二つなって居るため、地味な三位に甘んじている。トップは当然のように3‐Aだ。…さて、この状況を果たして覆せるのか…?


「…まぁ、まだまだ勝負はこれからさ。頑張ろうぜ、委員長」


「当たり前だよー!」



‐二人三脚‐


運動会定番の種目だ。二人ペアで内側の足を縛り、ゴールまでただ走ればいい。それだけの単純なもの。うちのクラスは数村と児島のペアが出ることになっている


「よぉぉおし!!見ててくださいねぇぇ、憐香様ぁぁぁ!!」


「…また大きい声で…!」


児島の魂の叫びがグラウンド中に響き、憐香は不機嫌になる。…決まりのパターンだな


そして競技が始まる、すると意外にもスタートダッシュを決めたのはうちのペアだった


「行くぞぉぉお、数村ぁぁ!!」


「…仕方ないなっ、分かったよっ!!」


そして二位と差をつけ始める。…見た感じ、児島が引っ張ってるって感じか。それになんだかんだ二人は体育会系の中でも優秀な人材だ。…負けないわな


そしてゴールテープを先に切ったのは…2‐Bだ


「だぁぁあぁ!!やってやったぞぉぉぉ!!」


「…やってやったぞ」


児島が吠え、それをうざそうに見ながらも控えめに喜ぶ数村。…仕切り直しだ!


二人三脚の順位と得点

一位 2‐B 32点

二位 2‐C 26点

三位 3‐A 48点

四位 1‐A 18点

五位 3‐B 26点

六位~九位

3‐C21点、1‐C16点、1‐B11点、2‐A6点



‐縄跳び‐


名前の通りだ。読者の皆もやったことがあるだろう。これの順位の決定は代表の跳んだ回数で決まる。…うちのクラスの代表は、委員長の蒼歩だ。…持久力だけはうちのクラスでピカ一なんでな


「はい、ほい、ひょい」


競技が始まり、悠々と飛び始める委員長。…


「はい、はい、はいっ」


着実に回数を重ねていく委員長。まだまだ体力は大丈夫そう、そしてここら辺から少しずつ脱落するクラスが出始めている…


「児島」


「うぉ!?な、なんだ河内!!」


「…委員長の胸を凝視するな、はしたない」


「なんと!?貴様は興味無いのか!?あの主張するものをぉ!!」


「…うざい」


さっきからなんかずっと見てるなぁと思ったが、やはりな…


そして大体100回跳んだだろうか、というところで残ったクラスは三つ。2‐Bとコハルが飛ぶ1‐A、狩野会長が飛ぶ3‐Bだ


「「頑張れー!!」」


ここまで長くなってくると、クラス云々では無くなった団結が生まれる。いわゆる名勝負って奴か


「はうぅっ!?」


先に離脱したのは会長。これで残るは委員長とコハルだけ…


「ぎゃっ!?」


先に引っ掛かったのは、委員長だった。だが、この名勝負に生徒からは拍手喝采。…得点以上の収穫だったな


縄跳びの順位と得点

一位1‐A 28点

二位2‐B 40点

三位3‐B 32点

四位2‐C 30点

五位3‐A 50点

六位~九位

2‐A7点、1‐B12点、1‐C17点、3‐C22点



‐FKT‐


…読者の皆には果たしてこれが理解できるだろうか。決して噂の48系では無く、『フリーキックトーナメント』の略だから気を付けて欲しい。…名の通り、フリーキックで先取で勝ち抜け、優勝を争うって訳だ。これなら蹴る側が女子でもさほど差は出ない競技と言うことで盛り込まれたそうだ


「っしゃぁぁぁぁあっ!!」


「…っ」


今、俺達2‐Bはサッカー部の児島が3‐Cの奴のFKを止めた所だ。…児島、こういう時には役立つな


そして俺達はあれよあれよと決勝に。相手は…3‐Aを負かした2‐Cだ


「…B組には頭で負けても、力じゃ勝てる事を教えてやる!」


「っしゃぁぁぁあ!!こいっ!!返り討ちじゃぁぁぁっ!!!」


…試合は両キーパーが好セーブを連発し、既に10回の攻防が繰り広げられている


「…どうだぁぁぁぁっ!」


「うくっ!!…こんのぉ…」

今、2‐Cの生徒の11本目のシュートを児島が弾いた。…さすがに相手はつらそうだな。それに比べ…


「よぉぉぉしお前らぁぁ!!ここで決めてやるからなぁぁぁ!!」


こちらの児島はピンピンしている。…馬鹿だから疲れが分からないだけかも知れないが…


「いくぞ…!!るぁぁぁああぁっ!!!」


そして、児島の11本目のシュート。ボールは…


「!?しまっ…」


相手キーパーの手をかすめ…ゴールネットを揺らした。…勝った


「うぉぉぉぉおぉっ!!」


拳を握り、雄叫びをあげる児島。…次は最終種目のクラス対抗リレー…負けられなくなったか…!



FKTの順位と得点

一位 2‐B 50点

二位 2‐C 38点

三位 1‐A 34点

四位 3‐B 36点

五位 3‐A 52点

六位~九位

2‐A8点、1‐B13点、1‐C18点、3‐C23点



「…ここまでおいついたんだな…」


「ですわね」


「だね」


「だな」


…最終種目。俺、風、憐香、数村は選手の集合場所に集まっていた。…柄にも無く緊張してる。それは他の奴もそうらしく、肩に力が入っている。…無理もない、元々優勝は無理だと踏んでたからな


「…だが、ここまで来たら勝つしかない。だろ、河内」


数村がその中笑顔で聞いてくる。…この種目はもらえる得点が二倍になる。一位なら20点、二位は16点。…そうなれば、逆転は必至だ。…やるしか、ない


「…あぁ。こうなったらやりきるだけだ」


「どうせなら、優勝したいよね!!」


「大道寺家には天下は相応しいもの…負けられませんわ」


皆、それぞれの思いを口にする。そして…


「よし、いくぞ!!2‐B~…!!」


「「ファイッ、オーッ!!」」



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