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勝負!⑥…カオスな…スティック!?

「…よし、待たせたな!」


「…普通に、ただの棒っすね…」


「そうですねー、もう少し変になるかと思いましたけど…」


「普通に美味しそうネ!」


時雨先輩が持ってきたのはコップに入ったいろんな色の付いた棒だった。…まぁ、この色が味のヒントになるんだろうが…さて、どっから手をつけてやるかな…


「…時雨先輩、どうやってこれ、作ったんすか?」


「ん?まぁ…食ってみたら分かるだろ。食ってみろ?」


「…ん~…もしかしてアイスですか?」


「食う前に分かったか、さすが部員だな、讃岐」


時雨先輩が感心している。どうやらアイスらしい。多分シャーベットにエキスを染み込ませて凍らせた…って感じか。よく見たら棒ついてるな


「じゃ、ワタシがまず食べるヨ!」


そしてまずアリスが真っ赤な棒を掴み、一口食べる。…


「トマトネ!中々美味しいヨ!」


「まぁ、トマトは無難な線だな。甘めのトマトを使ったからな」


アリスはトマト味。最近はフルーツトマトってのがあるらしいから、まぁ確かにうまいだろうな


「じゃ、真昼。次はお前だ」


「えぇ!?河内先輩が先に…」


「いや、これはまぁ…あれだ、お前が発案者だろ?だったらお前から行くのが筋じゃねぇか?」


「あ、あぁ~…それを言っちゃいますか~…」


讃岐が困惑した顔をしている。…無理もないな。他のは大体緑か紫か…手にとるのには少しばかり勇気がいるような奴ばっかりだからな…


「…じゃ、じゃあ…これを…」


そういい讃岐は数ある緑色のスティックから一本とった。…さて、鬼が出るか蛇が出るか…


「じ、じゃあ、いただきますっ!」


そして、讃岐は勢いよく頬張った。…


「…んむ…にが…」


「あぁ…ということはあれか、ゴーヤか」


「!!?」


時雨先輩の一言に真昼は顔色を悪くした。…いやまあ、確かにゴーヤは…好き嫌い云々じゃなく、嫌だな笑


「ほら、マヨネーズあるから」


時雨先輩はそっけなくマヨネーズを真昼に手渡す。それをつけながら食べると、意外とおいしかったらしく、食が進んでいた


「こうなったら意外と…」


「…いけなくもないのか」


「意外と単純なんだな?」


真昼の行動に時雨先輩がケタケタわらっている。…なんだ、まるで部室にいるようだな


「じゃ、最後は河内か。食え」


「あぁ、了解っす。じゃ、この緑…」


「「は!?」」


…えー、なんか声を揃えて嫌な顔をされたー…なんで?


「先輩!ショー部あるまじきですよ!」


「もう少しアタックほしいネ!」


「河内、私たちが卒業してから随分温くなったんだな?それを聞いたらカオル、悲しむぞ~?」


「ぅぐ…」

随分な言いぐさだ…だが、そう言われるとどうしようもないな


「…分かりましたよ。じゃあこの黄色の奴を頂くっす」


そして俺は黄色のスティックを手に取る。…黄色なら、パプリカとかか?


「じゃあ、いただきます。……」


ほのかな甘み、この味は…祭り会場で食うとうまい…


「とうもろこしっすか?これ…」


「お、正解。どうだ?結構いい感じの味付けだろう?」


どうやらとうもろこしらしい。…


「…普通っすね…」


「まぁな、あくまで不味いものは作れないからな」


「確かに…」


結論からすると…意外となんでもうまいらしいぞ

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