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BCLブームの次がFMブームだったんですよ!

こんにちわ。今日は雷雨なのでララモエラーの担当です。


むこうが開いてないってことではないそうです。


昨日はカセットデッキの話が話題になってました。


バブルラジカセ、といっても今の高校生以下は何のことかさっぱりでしょう?一昔前は150分テープなるものも存在しており、このテープに耐えるデッキを販売しておりました。


150分ってのはわたし、つかったことないわー。。120分はありますよ。大体ですね、FMでヒストリカルの特集があると、それが110分なんですよ。都合がよかったんです。


音質のよいテープ、普通のテープ、必要最小限のテープなんてものもありました。


最初のうちは音質のよいテープを買ってましたが、だんだん雑になってしまいまして(紅茶をすする音)。


結局必要最小限のテープに録音してました。いいよねどうせヒストリカルだから音もそんなに良くないんだし。


でね、、


今家電店に行きますと「60分テープ以上のテープは再生しないでください」なんて注意書きがあるんですよ!


これも、ねえ。。今家電店に行っても、90分テープはありますよ。大手を離れますけど、120分テープはまだ絶滅しておりません。


某国で作ると90分テープ以上のテープは絡まるよ、というひどい仕様何とかしてください。


でですね、日本も1980年代以降BCLからFMブームにとってかわられました。BCLは日本のメーカーも売ってるといえば売ってるんですが、FM受信機を搭載したラジカセのほうがはるかにさばけました。


で、これで高音質ラジオが聴けますよ、とかいうのでした。


その時代にですね、日本のFMラジオは達成できないことがあったんですよ。


日本で行われている国際ピアノコンクールやフルートコンクールのライブ録音オンエアなるものがありました。


ヴァイオリンは忘れましたが、たぶんあったはずです。


他国の国際ピアノコンクールのライブがね、FMでは全く入ってこなかったんですよね。


当然ヴォロンダがエリザベートで優勝した時も、ライブ録音なんてものはFMではリアルタイムでオンエアがなかった。


国際ピアノコンクールのライブをかけてたのは、日本が大口スポンサーになったショパン国際ピアノコンクールくらいです。


これ、、今考えると、日本に大きな遅延をもたらしたといえるかもしれません。


実はチャイコフスキー国際ピアノコンクールだろうが、どこのメジャーだろうが、本選以降はよその国ならラジオで全部かけてるんですよね。第二次予選からかけてた国もあった。


そういうの、日本勢が出場していないコンクールの録音が全く日本に入りませんでした。入ったのはスタニスラフ・ブーニンが優勝した時とあともう一つくらいじゃないですか?


これが日本のピアノ教育の停滞そのものだったのかもしれませんねえ。んぐんぐ。


バリー・ダグラスがホルヘ・ボレットのマスタークラスを受講している映像なんかも、アメリカ合衆国ではノーカットで全部流しているんですけど、この映像は日本には入ってこなかったはずです。


あれも、どっかの日本のテレビでかけるべきでしたよねえ。


Jorge Bolet Master ClassですぐYoutubeに出ます。


ボレットももう、衰えは隠せない。でも音のなり方がねえ。全然違うじゃないですか。「ラフマニノフはこうやった」とかいいながら弾いていくところ。


ここらへん。日本のピアノ業界に「入ってこなかった」分野なんですよね。教育していく、とかいうの。


高校生以下にはN. Trullのマスタークラス映像がおすすめです。これもYOutubeですぐ聴けます。なるべく、存命のピアニストのマスタークラスを聴いてほしいです。


、、、まだまだTrull先生がお元気でよかったです。しっかり鳴ってる。人はどういうか知りませんけど、


この人のプロコフィエフのピアノソナタ全集が一番心に残る全集でした。いろんな人の全集がありますが、男はPetrov女はTrullの常識はいまだに覆っていない。それだけ若いピアニストに実力がないってことなんでしょうが。


テイク全部をあのクオリティでやってのけたのは、ただものじゃない証拠でしょう。


ピアノソナタ第一番も、たかが習作程度だろうこの曲に、最初っから造形していけるのが別次元。これはね、エル=バシャの演奏が決定盤とされてるんですが、わたしはこっちをとる。


Trull先生は技術で攻める人ではないため、ヴィルサラーゼほどの知名度が得られなかったことは事実です。先生が真に自らの個性に目覚めたのは、モンテカルロマスターズ1993で優勝してからで、中公文庫の「チャイコフスキーコンクール」で描かれた時期ではなかったと思ってます。


あの時期のスタイルも嫌いじゃないですが。


プロコフィエフのピアノソナタ全集、なんとかSorel Classicsから2017年に復刻されたみたいですが、もう在庫は少ないみたいです。買うならお早めに。

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