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作曲家の言うとおりにひいたほうがいいの?

ピアノをやっている人はだれもが一回は言ってしまうことば。ララモエラーだって一回はつい口に出しちゃうので、きょうはこれにしましょう。


ララモエラーは変な作曲家の話は全くしないですから大丈夫ですよん。高校生どころか、小学生でもよめますよ。


んー、、でも小学生向けに漢字を易しくして投稿しようとはそういうのはやりませんのであしからず。


最近、純文学だろうが中間小説だろうが、使われる漢字の難易度は下がってます。


ララモエラーをはじめとして、せみころーんさん、ころーんさん、すらあっーしゅさんは、実は日本の創作文芸一般が嫌いでした。なぜなら国語のテストの点が誰もよくなかったからです。


そしたらですね、


「テストの点が悪いのは文才がないんじゃなくて、傾向と対策合戦に加わってないから」という悪魔のような言葉を読んでしまったのです。。。。。


ララモエラーはこの言葉を読んで、興味本位で悪魔の側に加わることにしました。一回この人の言う通り「傾向と対策合戦」をやってみよう、と。


おかげでですね、ララモエラーは一回だけ現代文のテストで驚異的な点を取ってしまいました。「ずるーい!」というころーんさん。でも点数は残酷です。出てしまいました。


これを見てララモエラーは「日本の創作文芸ってのは、漢字の読解能力と作文能力さえ身に付けば、だれでもできるのかよ!」って国語の勉強をやめちゃいました。もとが腐女子ですから、そのサークルにいればいくらでも本は読めますので、大して読解能力は落ちませんでした。いまは、ピアノも弾いているわけですから、どっかの大学にはいっています。いつでもどこでも18さいよっ!


おそらく、なろうを好んで読んでいる人はこの「傾向と対策合戦」を知ってしまった高校生以下なんだろうなと思ってます。


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

脱線しましたが、話を元に戻します。


誰もが知ってるショパンのピアノ協奏曲第一番は、楽譜の指示を完全に守ると30分以内の曲になってしまう、という有名な話です。これはまだ実行者が出現していません。


しかし、リストのピアノ協奏曲第2番を作曲者の指定通りに弾くと18分30秒で終わる、というほんとにあった怖い話は実現していたのです。


この実行者は、Edith Farnadiさんのピアノ、ヘルマン・シェルヘンさんの指揮、ウィーン国立歌劇場オーケストラ。かつてシェルヘンさんがいたWestminsterから発売されました。(XWN 18272)


はい。レコードをお持ちの方は聞いてみてください。


どうですか?


聞いてびっくりでしょう?楽譜通りやっちゃったんです!なんのルバートもない!!


ほんとに楽譜通りですので、かつての名演奏ならばよく響かせるためにゆっくり弾いた箇所も、あっという間に通過してしまいます。


初めて聞いたときは開いた口がふさがりませんでした。そりゃ即物主義的に弾きますって、こんなの即物主義どころか標本やん!しかし、オーケストラはシェルヘンさんの言う通りまったく手をゆるめません。ここそんなに速くいくのか、、、?っての連続です。テープの早回しかなんか?と錯覚する箇所も。


もっと怖い話もあります。(どきどき)


Sir Adrian Boultさんと組んで同じオーケストラと合わせた演奏は17分48秒で終わっちゃいます!!こんなんぜったいおかしいよ!!なんでそーなるん!?!?次元が違う。あの北斗の拳に出てきた「く、くるってる、、、」ってあれですね。しかしFarnadiさんは大きく崩れるということもないのです。ものすごい腕前でしょ。


このBoult版はやはりFarnadiのテンポ設計に問題があるようで、作曲家指定より速くなっちゃってます。さすがにこれはおかしい。


このFarnadiさんはバルトークがずいぶんかわいがった弟子だそうで、事実ハンガリーどころか国際的なアーティストになれること間違いなし、と言われていた才女です。しかし、過労のため遺体発見という形で人生を終えました。音色と音量については不明なのですが、1952年の時点で、ここまでかっちり弾ける女性の方は珍しいと思いますよん。


細かいミスや緩いペダリングはちょっと惜しいですが、音楽がまずいことはなく、すらあっーしゅさんのように速い演奏の大好きな音楽ファンは、シェルヘン版は持っておいて損のない演奏かな、と。Boult版はないわー、絶対にないわー。


こんなバカなことがあるのか?と思ってほかの演奏を調べると、チッコリーニのピアノ、フリッチャイの指揮によるライブ演奏はこれも18分42秒。


でも最近の演奏家でこんな速度でやってる人がいるのん?だれもいないでしょう。エリザベート王妃国際音楽コンクールの優勝者、マークス・グローさんとピエール=アラン・ヴォロンダさんは、どちらも20分越え。


どうも、今の演奏のほうが「間違っている」らしいんですね。もう字数オーバーなので今日はここまで。

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