エリザベートの優勝者でもNAXOSかあ、、
一昔前はMD+Gだったのになあ、と回想することはよくないなあと自重してるせみころーんさんですーどーもーととととととってててて。
別に、これレヴェルが下がったってことじゃないんですよ。メジャーレーベルとかいうくくりが全く無意味なんですよ。
数学の世界でいえばテニュア、終身契約なんてのをやってるのはマウリツィオ・ポリーニだけで、あとは全部任期制です。いつまでその人がそのレーベルかはわからないってことなんです。F1と一緒でしょ。
これはほんとに偶然ですが、チャイコフスキー国際コンクール、浜松国際、そんでああーそだそだそだクライバーン国際、これ全部BISが担当なんですよ。
30年前にこんなことを言おうものならひどく怒られたでしょう。コンクールの優勝者なんぞをBISで扱うなよと。優勝記念盤としてメジャーは一枚は出しとけ、あとはしらんと。
この常識が機能してたのは1990年までだったということでしょうか。ちょうどソ連崩壊前夜ですね。
すらあっーしゅさんやXさんは辛口なので、「BIS程度なんだろう!」とか「BISも営利企業だね」とか言っちゃうんじゃないかと思います。
私には別の見方があります。
それは「創造の大衆化に伴うだけの価値」ということです。
かつてはせみころーんさんのおとうさんとおかあさんは、楽器の購入や師匠の選定に大変な苦労をしたそうです。いちいち語学も習得しなければなりません。
ロシア人に英語で話すと店員だろうが怒られる時代です。その時代の楽器が高かったというわけではないのですが、そもそもクラシックの生楽器を触れる階層が少なかったのです。
ところが、吹奏楽部や合唱部やオーケストラ部で、子供のまずい演奏がどこでも鳴る世の中になると、こんなやつらでも演奏するのかよとか作曲するのかよと言われるほど敷居が下がってきました。
下がれば下がっただけのことしかできない。これは忠実にオーケストラの定期演奏会の演目に反映していると考えています。
CD時代が到来するまでは、それなりに日本のオーケストラも必死に勉強してたんですが、CD時代も下ると現代音楽の巨匠が次々と亡くなり、命かけてまで演目を再生させようなんて人もいなくなります。
となると、もうオーケストラは過去のストックだけで、たいしてしんどくなくても音が鳴ってしまうんですよね。
ここらへんイタリアの諸コンクールは「伴奏団体をアマチュアあるいは市民オケ」にするということで解決しております。市民オケは、クラシックの難易度の低い曲とはいえ、やはりしんどそうです。
これを真似したのが高松国際ですが、発想はイタリア人のほうが早いです。学生さん上がりにプロオケは貸せないということです。
今日はポテイトゥチップスではなく「まちかどショコラ・とれたてイチゴ味」を頬張るころーんさんは、「もうエリザベートの優勝者だろうが、Brilliant Classicsで普通に取り扱うんじゃ?」って言ってますが、もうそうなるまで時間はかからないでしょう。
この手の廉価盤は日本が作るべきだったと思ってますが、金勘定に鈍い日本人では思いつかず、香港人やオランダ人に先を越されてしまいました。
かつての富裕層の投資先はクラシックの器楽だったのですが、1980年代から電子音楽になりました。2020年代はもう、どこにも投資しないのではないかなと考えてます。
そうなると大幅にレヴェルダウンがーってのは間違いです。もうレヴェルが下がる心配がないのです。
あんしんあんしん。
しかし
それはあくまでも「平均値」ですので、個々のフェスティバルやコンクールについては全く分かりません。ある日突然株価みたいにどこぞのフェスティバルが下落、そういう日も来るでしょう。
ダルムシュタットみたいな講習会ならまだなんとかなりますが、フェスティバル系はほんとまずいと思ってます。ドナウエッシンゲンは、もうトレンドを吸い上げられてないと思ってます。
ドナウも1990年代は無双に近かったんですよねえ。毎年毎年Col-Legnoが出してくれる。それも3枚組や4枚組。CD屋で買うと、ものすごい価格でした。
ドナウの場合は、ドイツ人好みの音色を手放せなかったということが大きいんじゃないでしょうか。癖のあるヘヴィな音なんですよねえ。あっさりした音というのが、彼らはどうしても受け付けないんですよ。
ところがNEOSができてからは、無双するという印象はなくなってきました。日本やロシアや韓国の精鋭を誰も救おうとしなかったからです。
そうすると、同じ人ばかりに頼ることになります。出演する人まで同じ人だらけです。こうして一つのフェスティバルが腐っていきます。
南西ドイツオーケストラ賞を同じ人 (Simon Steen-Andersen) が二度も受賞しちゃうこの膠着っぷり。ピアノぶっ壊した前作より退化してますやん。
すらあっーしゅさんも「おいおいドナウまでパクリかよ!このTRIOのネタはロビン・ホフマンのやないかーい!」と憤りを隠せなかったようです。ララモエラーも二度もお下品ネタで受賞しちゃうこの態度には黙りこくっちゃいましたねー。
私は近い将来、この種のテクニックも日本音楽コンクールの作曲部門に堂々と出るんやろうなあ、としか言えませんでした。
(。・_・。;)<ドナウはこんだけエレクトロに全振りしちゃうと、将来器楽だけでは何もできなくなるんじゃないの?
X<1980年代から、もうエレクトロに振る予定だったんだよ。今は振りすぎ。




