技術に対して懐疑論がない!彼らの知能レベルが下がっている!
んー、それってほんとうなんだろうかねえ。と考えちゃったころーんさんです。
この世代は前の世代より無能で愚劣だ、という議論は、そもそも可能でしょうか?
ころーんさんは、せみころーんさんほど昔のことを覚えている有能な音楽家ではないのですが、昔はこうだったというのは、たくさん聞かされてきました。
現代音楽の履修は全く以って必要ではないが、バッハ、ショパン、リスト、スクリアビン、ラフマニノフの順で練習曲をロシアでは休みなく弾かされる、それがそのままチャイコフスキー国際コンクールの課題曲のまんま、とか。
作曲科ですら、学部の入学試験に12音は必要とされないが、和声とフーガとソナタを必ず課せられる。ソナタに至っては過去問の通り解くことを半ば強要される、とか。
そんな時代が、果たして、幸福であったといえるでしょうか?
どうやら入学試験にめちゃくちゃなノルマを課せられた人は、課せられていない人を差別する傾向があるようです。
そういう差別主義者は語り部6人 (にゃぁぁぁん!にゃぁぁぁあん!って言ってる人もとりあえずカウントしましょう) の中には誰もいませんが、ノルマを課せられることの正当性を説く人がすらあっーしゅさんです。
すらあっーしゅさんは、練習曲5曲で勝負させられてたピアニストは生き残っているのだから、勝負のなかったピアニストが勝てるわけがないわ、って調子なのです。
なるほどー。
でもお、ララモエラーのような鳥頭がそばにいたピアニストといたしましては、、それってええ、虐待なんじゃないかしら?と勘繰ってしまうのでした。
確かに、そのノルマを経た人物でも立派な人はいらっしゃいますが、立派じゃない人も大量に生産しちゃったと思うんですよねえ。。。。
例えばですね。
ソ連がまだあったころ、指の運動力だけをはかるので、運動力に頼ることを行わなかった作曲家は、コンクールの対象外になっちゃいます。
何人が対象外になったでしょうねえ。わたしのそばにいるせみころーんさんは思わず苦笑しだしました。
フンメル、モシュレス、スメタナ、ヤナーチェク、ヒンデミット、マルチヌー、サティ、フローラン・シュミット、フランツ・シュミット、タイユフェール、ニグ、、、いっぱい出てきますよねえ。これ、全部国際ピアノコンクールで出題されないか、もしくは選択されないかのいずれかを選べます。
嘘だと思うなら調べてみるとよいと思います。
となると、出題されるピアノ曲の傾向と対策合戦に強い人が、才能がなくても勝ててしまいます。ヴァイオリン部門はさらにレパートリーが狭いので、もっとそうなってるっぽいんですよね。
こうなりますと、音楽のことを多少雑に扱っている人や、なーんも考えてない人でも普通に乗り込んできてしまいます。
ここで、なろうの読者はあることにきがついたとおもいまーす。
そ れ は
そうです。吹奏楽や合唱の世界とおんなじやないかーい、とかいうあれです。つまり、その世界の常識にだけは詳しいが、音楽のことは何も知らない人、こればっかりになっちゃうんですよ。
近年ピアノ業界は迷走を続けています。
課題曲を易しくしたら15歳でも乗り込んできてしまった、全部自由曲にしたところオーケストラと合奏できないピアニストでも優勝しちゃったもんね、とか。
これらは、社会主義時代のノルマの副作用だったと思ってます。演奏家に要求される音楽は時代によって変わるんですから、変わったらそれに対応したネタを出題しなければ、審査する意味がなくなっちゃいます。
くおてしょんさんは、どのように審査しても無駄な人がいるにゃ、って言うんですよね。
これは一理あるね。
コンクールではどうしても、規格外、ってのが出現しちゃうんですよねえ。ドイツの作曲業界はこの問題に敏感だったと考えてます。ブーレーズやシュトックハウゼンやノーノも、国際作曲コンクールでデビューした後に重要作を書いた人物ではありませんからね。
クロード・バリフは国際作曲コンクールの優勝者だった、といってももう彼の受賞曲を覚えているのはXさんとせみころーんさんくらいしかいないでしょう。くおてしょんさんやすらあっーしゅさんもギブアップしてしまいました。わたしも当然わかりません。
ララモエラーだとバリフのクラリネットソナタの伴奏ならなんとかできるけど、彼の生涯については「なんーもわからない」だろうなあ、、そりゃそうでしょ。CDで、全盛期の作品群は売ってないんだもん。
Xさんは「CD時代よりもLP時代のバリフのほうが根性があった」って、、、なんでそんなことしってるんだよう、、あんたまだうまれてないやん、、、
いや、ちょっとまって。
「あ、あのオルガンソナタ聞いたんでしょ!」ってXさんに今Skypeで言うと、にっこりでした。ふむふむ。まだあれ復刻されてないでしょう。LPのまんまだったはずです。
そういう人ほど、消えてしまうので、コンクールはいみないにゃあんにゃあん、ってのがくおてしょんさんです。
ころーんさんやせみころーんさんは、一応コンクールの勝者なので付記いたしますが、適切に課題を設計すればいいって考えです。わたしたちが審査員になっても、おそらく旧ソ連時代のノルマは出題しないでしょう。




