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フランスはまだ神童大好き国家なんだよねえ。ふるくさ。

ロン国際結果出たじゃないですか。私の想定通り2名でした。日本人がファイナルに残れておめでとうございますとほんとにおもってるせみころーんさんですーどーもーとととととてててざぶーん。


といっても


全世界の目は、Alexandra STYCHKINAにくぎ付け、といったところでしょう。


15歳でこれですよ。どうおもいます?


ころーんさんは「もうファイナルの必要は、ない。15歳でこれだけの完成度ってのはさほど珍しくはないんだけど、低迷しているロン国際にこのクラスが出場することが珍しい」だってさ。


日ごろ辛口のころーんさんもポテイトゥチップス(うすしおとごま味)をばっくばっく食いながら「Alexandraの協奏曲だけはぽちっといてー!」だって。


せみころーんさんはやや別の意見です。


ロシアの人もやはり、先生から教わった通りに、言われたとおりに、こなしてるだけなんですよ。日本と変わりません。なんも。15歳ではピアノ音楽に、個性的な造形力を与えることは難しいのではないでしょうか。


15歳と言えばまだまだ和声やフーガを勉強中の身でしょう。あたまに入ってないと思うんですよね。やはりこういう人が古典を演奏すると、がた落ちしますね。


それで「うまく弾けてるからいいじゃない」ってのには同意できないんですよ。14歳で恐るべく個性を確立したディナーラ・クリントンやアナスタシア・リジコフほどの超スターですら、10年たてばスターでもなんでもなくなっていました。だから、またこの人もそうなんだろう、と疑ってしまうのです。


すらあっーしゅさんは「なかなか弾けててえーやんっ!ロシアも最近は天才少女誕生ってのあんまなかったしなあ、どうせ売り込みたいんやろ。リジコフと一緒で10年は持つよ。でもその後は保証できん」だって。


その15歳の方は結構でございました。


ほか


どうです?


きれーいに16-24歳の人が全滅なんですわ。


せみころーんさんはこの事態、まずいと思ってます。大体、20-25歳程度の人が接戦で、ほんと一点差で並ぶ、それが本来のあるべき姿でしょう。


それが、金の卵が一人いた、ほかはそうでもなくてコンクール参戦後期組、、、ってのは笑えませんでした。


あれっと思ったことが一つ。


近現代では、低年齢化してても、さほど演奏の乱れや綻びは目立たないということです。


おそらくせみころーんさんの自作やすらあっーしゅさんの「ピアノ曲らしき」自作を15歳にひかせても大して結果は変わらないのでしょう。


ところが、古典やバロックでは、一瞬で「あ!子供の演奏だ!こりゃあかんわ!」と一瞬で分かってしまう。これはびっくりでした。


この辺、ベートーヴェンを必修のままにしてあるヴィオッティ国際はうまくこの問題に対処してるんだなと感心しました。神童対策なんですよね。ヴィオッティの低年齢受賞者は少なくありませんが、徐々に受賞者は高齢化しております。


おそらく、子供は「譜に書いたように弾く」「教わった通りにひく」「それ以外やらない」で完結してしまうのだろうと思われます。考えてない。


なので、弾けてしまったらそっから先何もないんですよ。


高校生の吹奏楽と一緒で、「これやっとけ!」っていやいややって、終わってしまえばその作曲家のことはどうでもよい。これなんですよー。


何の思想もない。


思想なきマナーでも、近現代は、、、、何の問題もなく演奏が完結してしまい、聴衆にもばれない、、、、これは怖いなと思ってます。


勘のいいなろうの読者はわかるでしょう。


古典やバロックは発想標語もほとんど省略されてて、楽譜への書き込みもありません。だから奏者が類推して弾かなければなりませんよね?


ところが、ラヴェル以降のピアノの楽譜はたいていFでやれとかdolceでやれとか、なんでもどこにでも書いてあります。書いたことを丁寧に守ればそうなってしまいます。


アストル・ピアソラの楽譜はタンゴミュージシャンじゃなくても誰でも弾ける、というのはこれが原因です。本物はタンゴのGuardia viejaから手際よく編曲し、それを初見で演奏し、果ては即興も入れる、これがタンゴミュージシャンのあるべき姿です。


でもそれをピアソラはしっかりとなんでも譜に書いてくれるのです。この造反行為は出版当時問題になりました。


すらあっーしゅさんは「ロン国際で、久しぶりに古典以前のレパートリーの怖さを思い知ったー。やっぱ近現代だけで競うとあかんのよ。命令されて遣らされてるやつとの違いが分からんってこと」と。


Xさんは「ピアノも作曲と一緒で不毛だねえ」「教育の質が悪かったのかもしれない」ということです。


囲い込みを徹底的にやって、スポンサーマネーもついて、課題曲も易しい、それだとこういう結果になるというのは芸術の怖さです。


せみころーんさんはコンクールの質を上げるなら、未成年を売り物にすることを廃止するべきだという考えです。


ころーんさんは違ってて、ジュニアのコンクールも必要だって言ってます。ジュニアで完勝した人はそりゃそういうでしょう(またかわいいてへぺろ)。Xさんは「シニアのコンクールがあるべきなんだろうねえ。35歳以上って」という人です。


めんどくさいごろごろにゃーんさんは「だれをどんなに競わせたって、20-30年後には、だれもが、だめだめにゃーああぁああん」、、、と、、、。そういう点だけは厳しいなあ。

Vigo国際やバッハ国際で斬られてもファイナリスト、これが国際メジャーです。

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