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指揮者兼作曲家、こういう人種ってこれからまた出てくるの?

んー、また一人指揮者兼作曲家がいなくなったのかーって感じのころーんさんです。


ハンス・ツェンダーさんが今年の10月22日に亡くなりました。


わたしをふくめた5人とも号泣してる人はいなくても、一番落ち込んでしまっているのはせみころーんさんです。


もっと、クラシックの録音が残らなかったのかと、なんでマーラーとブルックナーの交響曲全集を立ち上げておかなかったのか、と。


ただ、シューベルトの交響曲全集は完結できたようで、そこらへん救いでした。


原理主義者すらあっーしゅさんは、「シューベルトの冬の旅が売れて、よっしゃよっしゃこの路線は使えるな、とどんどん客に媚びるようになった!般若心経とかその最たるものやった。そこまでして聴衆に媚びなくとももっといいものが作れたはずなのに惜しい」だって。


ほんとにツェンダーは媚びてたでしょうか?


手元にあるBruchstücke Johannes(Logos-Fragmenten)とか、ころーんさんの頭では何が起こっているのかよくわからないんですが、ギリシャ語で書いてますよ。


せみころーんさんはこんな楽譜ぱぱぱっとよめちゃいますので、問題がないそうですが、「客に媚びてるとはいえこのスコアを振れる日本人などいない。これ振れるのはヨーロッパで本格的な教育を幼少時から受けた奴だけだ」って言ってますけど。


だからー


客に媚びるといっても日本やアメリカや中国で展開されているような媚び方では、ないということです。


それはわかります。


ただ、


ヨーロッパ人向けの媚び方、ってのに入っちゃったのかも、とは感じます。


もともと新ロマン主義が集客のための媚び方でしたので、どこの国でもその形態は違いました。


で、ドイツはですね、現代音楽をダルムシュタットでやっている以上、これを放棄するってことはできなかった。


なので、「今度は日本ネタで行こう」「今度は宗教ネタで行きましょう」「今度はリベラルバカネタで行きましょう」とターゲットを絞った媚び方になっちゃったんですよね。


そこらへんですね、日本やアメリカや中国みたいに、わたしどころかララモエラーの鳥頭でも全部丸わかりで子供でもすぐ発想できそうな調性音楽への退行ってのはなかったんですよ。


もう誰もが知ってるツェンダー編曲シューベルト作曲冬の旅。


これがあるとないとでは全く事情が違います。なかったらツェンダーがいなくなっても何のリアクションもなかったでしょう。


世の中には、こういう商業主義を全部排して孤高に亡くなった作曲家がいっぱいいるというのに。


そういう孤高の人ばっか集めてそればっか聞いてる偏った人がすらあっーしゅさんです。でもわたしとせみころーんさんはそんなのじゃありません。


ツェンダー先生の凄かったところは、シューベルトを客受け用に編曲して、前衛世代のほうがポスト前衛世代よりも編曲ってうまいんだよね?と強烈に皮肉で返した点でしょうね。


強い作曲ができないと、強い編曲もできない。このメッセージに気が付いた人が果たして何人いたのでしょうか。


おそらくですね、今これを読んでるなろうの読者さんはですね、Canto IIとかはほとんど誰にも教えられてこなかったんじゃないかって思うんですよ。


わたしもせみころーんさんから教えてもらうまで何にも知りませんでした。


せみころーんさんは独力でこの曲の存在を知ったそうです。


YoutubeかSpotifyで聞けますので、Canto IIをぽち。


、、、これを書いてた時、ツェンダー先生の頭の中には媚びなんて文字は一つもありませんでした。まだまだ前衛音楽の時代。


でも、、1960年代のはずなのに、語り口がソフトでヘルムート・ラッヘンマンやロルフ・リームよりも、なめらかで甘い。


後年の特徴は、もうあった、と考えちゃうシーンもありました。


そのつぎに、Hölderlin lesen Iをぽち。まだまだ普通の現代音楽ですよ。


そのつぎに、Shir hashirim Part Iをぽち。


、、、、あれっ、、、


どんどん大衆的になっている!


ここらへんがすらあっーしゅさんの批判する所なんですよねえ。「ほうら、、どんどんどんどんどんどん調性的なオーケストレーションばっかりになるやろ、やっぱ指揮者兼作曲家ってのは調性音楽になってまうんやー、日々調性ばっか振ってるからやろー」と身も蓋もないことを言っちゃいます。


Hölderlin lesen IV以降、詩人の狂気を表現するために四分音をかなり多用しているんですが、、


これ、ころーんさんはあんまり効果的だと思えないんだよなあ。六分音でマカームやっちゃうようなネタまでいくクラウス・フーバーとはこの辺、実力の差があったみたいです。


ララモエラーはそんなのは一切聞いてなくて、前述のシューベルト交響曲全集ばっか聞いてます。

(§ら^。^ら§)&(゜~゜:)&彡/(゜)(゜)&(。・_・。;)&X<ハンス・ツェンダー氏の御冥福をお祈りいたします。

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