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良い音楽ってのは、「聞き手が良いって思いこんでる」音楽になりつつあるんだよねえ。

はぁーい!久しぶりに音楽の話に戻ってみたくなったせみころーんさんですどーもーととととててえててっとてて。


出ましたね。第16回セロツキ国際作曲コンクール2019の結果。


高校生以下の人にとっては何のことかさっぱりわからない、と思います。だから今説明します。


ポーランドのピアニスト兼作曲家で大酒飲みだった人にカジミェシュ・セロツキって人がいました。


彼があまりにも若く、亡くなってしまったため、大体2-3年に一回で毎年室内楽の公募をやっております。


実はこれ、当初はオーケストラでした。ポーランドも年がら年中財政難なので、こうして規模は縮小してます。


でも切らしてないのがすごい。ルトスワフスキコンクール、タンスマンコンクール、パニュフニクコンクール、みーんななくなっちゃってますので。


よくなくなるんですが、なくなれば、また新しいのが出てくるって感じです。


でー


どうですよ?


そばでがっつがっつポテイトゥチップスの復刻南蛮から揚げ味をぱくついてるころーんさん。


ははは。なんかいやそーですね。無言ですか。


まあいいでしょう。言論の自由はジェネリック異世界にもありますから。どっかの国にはないみたいですけど。


リンクは張れませんのでー、ISCM Polish Sectionから適当にたどってみてください。


結論を申し上げますと、受かった方全員音色的には見るべきものがあると思うんですよね。


んだんだところーんさん。


しかし、、、


この口当たりの良すぎる音符の群れは何なのか、、、ってことですわね。


もう実はですね、このセロツキ国際作曲コンクールは既発表作品の応募を解禁してしまったんですよね。それも、既受賞作品でもオーケー。これはねパンドラの箱ですよ。


だからころーんさんはさっきからもう、お菓子ばっか食ってて無言なんですよね。


そうしちゃうとですね、インターネットでですね、簡単に見つかっちゃうんですよ。あーこいつがだしたんかって。


今まではそれは絶対ダメって言ってきたのに、オーケーにしたとたんこれ。出した楽譜だけじゃなくて音源までわかっちゃう。やっぱさあ、元に戻したほうがいいんじゃないの?って感じますね。


今回はHashtag Ensembleがやるから、彼らのために書けって課題なんですよ。


となると、彼らに挑戦的な描写で迫る、なんてことはないでしょう。


そーなると、、


機嫌よく弾いてもらえるよね?って音になるんですよねえ。


このコンクールはこれで16回目ですが、入賞あるいは佳作入選された方が同時代の常識に沿った作品で、破綻なく演奏できるだろうな、って思っちゃったのはこれが初めてです。


薮田翔一が受賞した時ですら、こういう印象はまだありませんでした。でも、今回のこれはちょっとびっくりです。


コンクールというよりフェスティバルの公募のように感じます。


なるほどなあ、リベラルな国だなあって思うんですよね。アメリカとは正反対。保守主義なんて嫌やと。どんどん変えようねどんどんーって。


でも、こういうタッチの作品ばっかにしちゃうと、順位をつける意味あるのかって考えちゃうんですよねー。


ララモエラーは「Adam Vilagiさんがよかったよかった!わたくしこういうのだーいすき!」って能天気ですよね。


Xさんはこのように述べておりました。


「今後このような判定が下るコンクールは珍しくなくなる。新しい兆候の一つと思っておいたほうがいい」と。


私もそう思いますねえ。


Adam Vilagiさんの受賞曲はフィンランド音楽情報センターに行くとPDFが閲覧可能です。


Vilagiは私には懐かしい名前ですね。この人はね、バチェヴィツ作曲コンクールの初代優勝者ってね、良い印が飛んだんですよ。


でー、あれからあんまきかなかったけど何やってたんだろうって、


彼の曲を見るのは12年ぶりでした。ほんで、セロツキの受賞曲を見ましたらね。


おーなるほどなるほどー!よくかけてるなあー。聴いてて気持ちいいし、いいじゃんこれ。


でも、、、


教育用作品かと思うほどの明解なテクスチュア。ちょっとねえ、ここまでテンプレリズム使っちゃうってのは、、、


さすがにせみころーんさんは難色を示してしまいます。この曲演奏家には受けが良いと思うんですよね。それが審査員受けに直結したというのは、ちょっと、こわいんですよ、、、


あんまり単純化しちゃうとね、商業音楽と変わらなくなっちゃうでしょ。


このテクスチュアの単純化及びカジュアル化ってのは、諸外国でも平等に起きてる学力低下が、ねっこまで影響してないか、と穿ってしまいました。


この調子で今後毎回やるんだったらね、今これ読んでる人だってね、このコンクールに一発はいりますよ!はいる自信があれば、応募してみてください。

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